ブータンの神髄へ ブムタン谷ジャカルの祭りの時期に訪ねる

神秘の国ブータンと聖地ブムタン谷への旅【11日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 10月26日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用 お問い合わせください

旅のポイント

Point 1
中部ブムタン谷のジャカルに連泊し、チベット仏教の祭典をご覧いただきます
Point 2
パロに連泊。断崖絶壁に建つタクツァン僧院を望む展望台へご案内します
Point 3
3つの峠を越えてブムタン谷へ 移動中の車窓風景も見逃せません

ツアープランナーより

ブータン中部に位置するブムタン谷。4つの谷を総称するこの地域にはいち早くチベット仏教がもたらされた歴史と、現在でもアクセスが困難な要因から、ブータンの「原風景」が残る場所です。空の玄関口パロから、首都ティンプー、そしてブムタンへ。穏やかながら変わりゆく西部の都市と、変わらない中部の谷の暮らしをご紹介したく、ブータンの奥深くを訪ねる旅にご案内します。 このたびは、ブムタン谷の中心地ジャカルに連泊。ブータンにチベット仏教を伝えた高僧パドマサンババゆかりの仏閣を訪ね、彼の軌跡を祝う秋祭り(ツェチュ)の開催時期にあわせた1本限定のツアーです。ブータン人憧れの聖地ブムタンへ、昔ながらの人々の素朴な暮らしぶりを訪ねにお出かけください。

見どころのご紹介

中部ブムタン谷のジャカルに連泊し、チベット仏教の祭典をご覧いただきます

渓谷を見下ろすジャカル・ゾン(「ゾン」は城塞のこと)。その場所は、新たなゾンの建設地を探していた僧侶が、頭上を旋回する白い鳥が丘の頂上にとまったのを吉兆として選ばれました。森林の中に突如現れるブータンの伝統様式で築かれた城塞は、まさに「白鳥城」の呼び名にふさわしい美しさです。ツアーは、このゾンで開催されるツェチュ(チベット仏教の祭典)の時期にあわせて訪問。ブムタン谷の有名な祭りのひとつで、神聖な仮面舞踊や地元の人々によって民謡や踊りが披露されます。この時期は、特に人々が煌びやかな民族衣装で着飾り、家族らとともに祭りを楽しんでいる様子をご覧いただけます。

連泊するジャカルの町並みとジャカル・ゾン。高くそびえるウチェ(中央塔)が特徴です
ジャカルの秋祭りを訪ねて仏教の教えに基づいた仮面舞踏をご覧いただきます(イメージ)
ツェチュが行われる中庭。ゾンは釘を使わずに伝統工法で建設されています
祭りではアツァラ(道化)が観客をからかい会場を沸かせます(イメージ)
ジャカル滞在中に訪ねるジャンパ・ラカン チベットを統一したソンツェンガンポ王が築いた寺院のひとつです

ブムタン谷の聖地 クジェ・ラカン

ブータンに仏教を伝えた、チベット仏教の開祖であるパドマサンババ(グル・リンポチェ)ゆかりの寺院。グルが瞑想したとき、クジェ(御影)が焼き付いたとされる岩窟が残され、聖地になっています。ブータンで最大級のグル像が見られます。

右のお堂が17世紀半ばに建設された寺院で、グルの御影が焼き付いたとされる岩窟があります。中央にはパドマサンババ像が祀られています

3つの峠を越えてブムタン谷へ 移動中の車窓風景も見逃せません

山岳地帯に国が広がるブータン。首都のティンプーからブムタンまでは 3000メートル級の峠を3回越えていきます。国土の約8割が原生林といわれるブータンですが、車窓には日本と同じ、照葉樹林地帯が続き、どこか日本の山岳地帯を走っているような錯覚さえ覚えます。天候が許せばブータン・ヒマラヤの雄大な山並みも併せてご覧いただけるでしょう。標高が変わっていくにつれ、目の前に現れる大迫力の景観は見事です。

天候が許せばドライブ中にブータンヒマラヤをご覧いただけるでしょう(注2)

西部・パロでは伝説が宿るタクツァン僧院へのハイキングをお楽しみください

パロ郊外の山中にあるタクツァン僧院は、高さ900メートルの断崖にへばりつくように建つチベット仏教の聖地です。その特異な立地からブータンの人気スポットにもなっています。駐車場からハイキングを楽しみながら、僧院を近くに仰ぎ見ることのできるカフェテリアまでご案内します。途中いくつかのビューポイントにも案内しますので、皆様の体力にあった場所までお上りください。ブータンの穏やかな自然にふれる機会にもなります。(往復計約4キロ。片道1時間~1時間30分、高低差300メートル、急斜面のない、ゆるやかな坂道のルートです)

タクツァン僧院の展望台を目指して
タクツァン僧院 ブータンに仏教をもたらしたパドマサンババ(グル・リンポチェ)が虎の背に乗って舞い降りたという地に建っています

ブータン唯一の国際空港があるパロ

ブータン第二の都市ですが、のどかそのもの。水田が広がり、丘の上にゾンがそびえています。年を追うごとに規模は拡大していますが、家屋は昔ながらの伝統建築を守り、電線を地下に埋めて景観を守っています。

のんびりとした時間が流れるパロのメインストリート
パロのシンボル、パロ・ゾン
美しいパロ谷

人々の民族衣装を見るのも楽しみ

古来織物が盛んなブータンの象徴が、民族衣装。ブータンでは学校や役所など公の場では、今も民族衣装を着用することが義務付けられています。男性用を「ゴ」、女性用を「キラ」と呼びます。

旅の終盤では、旅の思い出にゴ(男性)、キラ(女性)の民族衣装の着付け体験もご用意しました。見た目は少し日本の着物に似ていますが、ブータンでは今も生活に切って離せないものです。

ジャカル・ツェチュでは華やかなキラをご覧いただけるでしょう(イメージ)
学校帰りの民族衣装の女子生徒(イメージ)

中央ブータン独特の食文化 蕎麦

大自然に溶け込んだ昔ながらの生活がそのまま残るブムタン地方。大麦や蕎麦などを産する畑作地帯や、牛が草を食むのどかな田園風景が広がります。中でもこの地方独特の食べ物が「プタ」と「バトゥ」です。「プタ」はブータン蕎麦のことで、焼きそば風にして食べたりもします。やや苦味があり日本の蕎麦とは風味が異なります。また、「バトゥ」はチベット料理のトゥクパに似た麺料理で、唐辛子や豚肉を煮込んだスープが体を温めてくれます。

中央ブータンでは蕎麦が栽培されています(イメージ)

Column  ブータンを象徴する「ゾン」

ブータンの見どころに「ゾン」があります。17世紀にブータンを統一したシャプドゥン・ンガワンナムゲルによって建造されたことに遡ります。敵からの攻撃から守る城砦であり、現在は官公庁と宗教施設が同居しています。これが各地に築かれ、パロにも、ティンプーにもあります。なかでもティンプーのタシチョ・ゾンは、国王と宗教界のトップ、ジェ・ケンポ(大僧正)の執務室や国会議事堂もあります。現在は政教分離が憲法で定められていますが、政治活動と切り離したところで、チベット仏教は今も大きく影響を及ぼしています。そのブータンの象徴たる建物が、ゾンといえるでしょう。

タシチョ・ゾン。国会議事堂のほか、国王や大僧正の執務室など100以上の部屋があり、敷地内には2000人の僧を擁するブータン最大の僧院を擁します
釘を1本も使わずに組み立てられた伝統建築の粋をご覧ください(添乗員撮影)

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港11:45発 デリー18:05着

■午前、羽田空港より航空機にてデリーへ。

■着後、空港近くのホテルにチェックイン。

(デリー近郊(空港近郊)泊)

2日目
デリー12:30発 パロ15:20着 ティンプー18:30着

■午後、デリー空港より航空機にてパロへ。(注1)

■パロ着後、ブータンの首都ティンプーへ。

■途中、パロ谷に架かる古い橋が美しい○タチョ・ラカンを遠望します。

■夕刻、ティンプーに到着。

(ティンプー泊)

3日目
ティンプー13:00発 プナカ16:30着

午前、ティンプー市内観光。王立織物博物館メモリアル・チョルテンなどを訪問。

■午後、ドチュ・ラ峠(3,150メートル)を越えてかつてブータンの「冬の首都」であったプナカへ。途中、天気が良ければ、ブータン最高峰ガンカ・ピンスム(7,194メートル)やヒマラヤ山脈を展望できます。(注2)

(プナカ泊)

4日目
プナカ13:00発 トンサ17:30着

午前、プナカ市内観光へ。河沿いに建つプナカ・ゾン○チミ・ラカン新市街クル・タンなど見学。

■その後、ブータンの中央に位置する要衝の地トンサへ。

(トンサ泊)

5日目
トンサ09:00発 ジャカル12:30着

■午前、ブータンの交通の要衝であったトンサ・ゾンを見学後、ブムタン谷の中心地ジャカルへ。

■午後、パドマサンババゆかりのクジェ・ラカン、ブータン最古の僧院のひとつジャンパ・ラカンを訪れます。

【2連泊】(ブムタン谷/ジャカル泊)

6日目
ジャカル (タン谷)

■午前白鳥城と言われる●ジャカル・ゾンを訪れます。ブムタン谷で最大規模のチベット仏教の祭典(ツェチュ)をご覧ください。

■午後、引き続き、聖地ブムタン谷の観光。タン谷を訪れ、○メンバル・ツォ○オゲン・チョリン宮殿を見学。

■夜、ジャカルに戻ります。

(ブムタン谷/ジャカル泊)

7日目
ジャカル08:00発 ワンデュ・ ポダン15:30着

■午前、ジャカルから途中、ヨトン・ラ峠(3,400メートル)、ペレ・ラ峠(3,360メートル)を再び越え、ワンデュ・ポダンへ。

■着後、○ワンデュ・ポダンゾンを見学。

(ワンデュ・ポダン泊)

8日目
ワンデュ・ ポダン08:30発 パロ12:30着

■午前、再びドチュ・ラ峠を越えてパロへ向かいます。

■着後、●国立博物館パロ・ゾンを見学。

【2連泊】(パロ泊)

9日目
パロ

■午前、チベット仏教屈指の聖地、タクツァン僧院を望む展望台までのハイキングを楽しみます。なだらかな上り坂を約2時間のハイキングです。帰りは約1時間。同じ道を戻りますので、途中でお待ちいただくこともできます。(計約4㎞)

■午後、ブータンの農家にて昼食。また、ブータン最古の寺院のひとつキチュ・ラカンを見学します。

■ブータンの民族衣装「ゴ」、「キラ」の着付け体験もお楽しみください。

(パロ泊)

10日目
パロ09:40発 デリー11:30着/19:55発

■午前、航空機にてデリーへ。(注1)

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

11日目
羽田空港06:30着

■朝、羽田空港に到着。

※日程表の時刻は、羽田空港発着の日本航空の利用を想定したものです。他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、経由地、日程は異なります。

※ブータン国内では、大型のバスでの走行は困難なため、22席程度の中型バスでのご案内となります。そのため、必ずしも1名様2席をご利用いただけるとは限りませんので、お含みおきください。

(注1)デリー~パロ間の航空機の発着時刻は、変更となる場合があります。

(注2)天候により、ご覧いただけない場合がございます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月26日(日)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:お問い合わせください

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥100,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

燃油サーチャージ:¥49,600(5月1日現在)

■ビジネスクラス利用区間:羽田空港~デリー間往復

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111