未知なるアフリカ西部 セネガル・ガンビアへの旅【13日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 1月15日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス・Cキャビン  ¥985,000 〜 Aキャビン ¥1,185,000

ツアーコード: RC152T

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旅のポイント

Point 1
十分な宿泊施設が整っていない秘境の旅に小型クルーザーガンビア川流域へ
Point 2
野鳥や野生動物が棲息するガンビア川流域の国立公園を訪ねます
Point 3
先史時代の2つの世界遺産サルームデルタと環状列石をご覧いただきます
Point 4
クンタ・キンテ島やゴレ島ではかつての奴隷貿易時代の負の遺産へもご案内します

ツアープランナーより

アフリカ西部、セネガルにコの字型に囲まれるように位置する小国ガンビア。東西約300キロの国土の真ん中に全長1,130キロのガンビア川が流れ、大西洋へと続きます。南北は50キロほどの小国ですが、その歴史は深く、西アフリカ一帯に栄えた中世マリ帝国の一部であった地で、その後イギリスに領有され約60年前に独立しました。かつて奴隷貿易で栄えた植民地跡やサバンナでの野生動物、湿地帯の野鳥、色彩豊かな衣装や川と共に暮らす人々の暮らしなど、様々な魅力に溢れています。一方で交通の利便性やホテル、食事などの衛生面が気になる地域ですが、今回は49名乗りの小型クルーザー、ハーモニーV号をホテルの代わりに利用し快適に旅します。川沿い奥深くまで訪ね人々の素顔に触れながら、自然、遺跡、町を巡ります。乾季の時期に、観光化されていない未知なる西アフリカにお出かけください。

見どころのご紹介

 
ハーモニーV号

海をゆくハーモニーV号(イメージ)

SHIP DATA
■就航:2009年(2021年改装) ■全長:55m ■全幅:8.2m  ■最大乗客定員:49名 ■クルーの人数:16~18名

エーゲ海や西アフリカ、カーボベルデなどをクルージングしているハーモニーV号。2021年に改装されより過ごしやすくなりました。各キャビンは11~13㎡と手狭で決して豪華ではありませんが、設備は整っており、レストランやデッキなどのパブリックスペースも備えています。クルーの温かいホスピタリティとリラックスした雰囲気が魅力です。

船内ラウンジ
上品にまとめられたキャビン(写真はBカテゴリー)
サンデッキ

ガンビア川流域の国立公園でサファリを楽しみます

ガンビア川は流域のほとんどがサバンナ地帯で、550種類以上の野鳥が生息する地です。下流のマングローブの沼となっている地帯にはそのふさふさの体毛が特徴的なギニアヒヒやカモシカのようなブッシュバック、イボイノシシやマングースといった動物たちが集まります。今回は動物中心の旅ではございませんが、ガンビアの魅力のひとつとしてご案内します(注:テンダーボートは強風や悪天候の場合、出ない場合もございます。また野鳥や動物は野生のため、必ず見られるものではございません)。

マングローブが生い茂るガンビア川沿いをクルージングします(イメージ)
ボートクルーズもお楽しみください(イメージ)
アフリカ西部の限られた地域にのみ生息するギニアヒヒ(イメージ)
ブッシュバックの雄には角があり、また個体によって白斑があることも(イメージ)
イボイノシシ(イメージ)

2つの世界遺産で先史時代の足跡をたどります

サルームデルタには、紀元前に漁業が人々の生活を支えてきた痕跡の貝塚が200以上も残り、その考古学的な価値の高さから世界文化遺産に登録されています。また、セネガルとガンビア両国に跨る8 ~ 12世紀に造られた環状列石も見逃せません。遺跡の数は約2,000か所で、8~12世紀まで墓の上に建てられました。それぞれの石の高さは高いもので2.5m、重いもので10tにもなります。中でも最大のものがワッスで、1,000を超える石を使い52もの環が作られました。西アフリカの文化遺産として大変価値のある遺跡を訪れます。

約5,000㎢にもわたる広大なサルームデルタ(イメージ)
広大な土地に石が林立する様子は不思議な力を感じます(イメージ)

クンタ・キンテ島など負の遺産にもご案内します

1970年代のアメリカのベストセラー「ルーツ」の舞台である世界遺産クンタ・キンテ島。かつて奴隷たちが海外に送り出される前に集められた土地で、奴隷貿易の中心地でした。15世紀からポルトガル人が内陸部から奴隷や金を運ぶのに使われ、後に英領となった歴史を持ちます。またセネガルのゴレ島も奴隷貿易の拠点になった地であり、現在は共に奴隷制度を象徴する負の遺産として世界遺産に登録されています。

クンタ・キンテ島には要塞の跡や奴隷を収容した施設の跡が生々しく残ります

ガンビアの人々の暮らしや素顔に触れます

町や川沿いの村も訪れます。首都バンジュールではマーケットにもご案内し、色鮮やかな衣装を身にまとう人々がゆきかう活気ある今のアフリカの都市の姿をご覧いただきます。また川沿いに点在する村では観光客のためでもなく、欧米化されたものでもなく、ただ川の恵みとともに暮らす人々からは土地の素顔が垣間見えます。伝統的な踊りをご覧いただく機会も設けました。

活気あるバンジュールの町(イメージ)
バンジュールのマーケットには色とりどりの小物が売られています(イメージ)
カンクランのダンスもお楽しみください(イメージ)
ガンビアの首都バンジュールには3.5万人ほどの人々が暮らします

<セネガル&ガンビア基本情報>

セネガル共和国

人口・面積:197,161平方キロメートル(日本の約半分)/1,732万人(2022年、世銀)
首都:ダカール
通貨・公用語:CFAフラン/フランス語
主産業:農業(落花生、綿花など)、漁業

ガンビア共和国

人口・面積:11,300平方キロメートル(ほぼ秋田県の面積)/277万人(2023年、世銀)
首都:バンジュール
通貨・公用語:ダラシ/英語
主産業:貿易、通信、観光などサービス業と落花生やパーム核などの農業

ツアー日程

13日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:15発 イスタンブール17:50着

■午前、航空機にてイスタンブールへ。

(イスタンブール空港近郊泊)

2日目
イスタンブール14:25発 ダカール19:20着

■午後、航空機にてセネガルの首都ダカールへ。

■着後、ホテルへ。

(ダカール泊)

3日目
ダカール (世界遺産ゴレ島)【セネガル】

■フェリー(混乗)にて沖合に浮かぶ、かつて奴隷貿易の中心であった負の世界遺産ゴレ島へ。

15時頃、ハーモニーV号へチェックイン

【7連泊】(ハーモニーV号:船中泊)

4日目
世界遺産サルームデルタ【セネガル】 バンジュール【ガンビア】

■朝、3つの川が流れ込む世界遺産サルームデルタ地帯へ。

■テンダーボートとバスにて、デルタ地帯で暮らす漁村へ。数千年に渡り、漁を営んできた人々がつくりあげた貝塚群の文化的景観をご覧ください。(注1)午後、ガンビアへクルーズ。

■その後、ガンビア川河口に位置する首都バンジュールへ。

(船中泊)

5日目
バンジュール (ガンビア川クルーズ) テンダバ

■午前、●国立博物館や○マーケットなど、ガンビアの首都バンジュールの半日観光。

■午後、全長1120キロにも及ぶガンビア川を内陸に遡りクルーズします。夜、中流域のテンダバに到着。

(船中泊)

 

6日目
テンタバ (キアング西部国立公園) (バオ・ボロング湿地保護区)

■午前、ボートで移動後、キアング西部国立公園まで、ガンビアの野生動物を探すサバンナウォーキングへ(約5キロ、比較的平坦、道はでこぼこ)。ブッシュバック、イボイノシシ、ギニアヒヒ、マングースが棲息しています(帰りは、オープントラックで戻ります)。(注1)

■午後は、バオ・ボロング湿地保護区のクリークをボートサファリ。ナイルワニや250種以上もの野鳥が棲息するエリアで豊かな自然をお楽しみください。(注)

(船中泊)

7日目
テンダバ クンタウル (ガンビア国立公園クルーズ)

■午前、海から航行できる最奥の港クンタウルへ。

■午後、ボートに乗り換え、ガンビア国立公園内、チンパンジーを保護しているバブーン島を眺めながらシーニッククルーズへ。伝統的な「カンクラン」の踊りお楽しみください。

(船中泊)

8日目
クンタウル (旧ジョージタウン) (世界遺産の環状列石) カウル

■午前、バスと渡し船にて、かつてジョージタウンと呼ばれた歴史的な入植地跡へ。朽ち果てた教会や市庁舎が残っています。再び対岸へ戻り、ワッスの世界遺産○環状列石に立ち寄り、船に戻ります。

■午後はガンビア川を下り始めます。途中、ガンビアの川岸に暮らす村に立ち寄ります。

(船中泊)

9日目
(世界遺産クンタ・キンテ島) ガンビア川クルーズ

■朝、世界遺産クンタ・キンテ島へ。15世紀にはマリ帝国の西端に位置し、ポルトガルが奴隷貿易の中心とした負の遺産です。ピューリッツァー賞を受賞したアレックス・ヘイリーの小説「ルーツ」の舞台です。

■午後、引き続きクルーズし、夜、大西洋へ。

(船中泊)

10日目
ダカール【セネガル】

■朝食後、お世話になったスタッフに別れを告げて下船。

■その後、アフリカ大陸最西端ダカールの観光へご案内します。パリ・ダカール・ラリーのゴールとして知られるラックローズ(レトバ湖)、アフリカ大陸最西端の地アルマディ岬などを訪れます。

(ダカール泊)

11日目
ダカール08:00発 イスタンブール17:50着

■朝、航空機にてイスタンブールへ。

(イスタンブール泊)

12日目
イスタンブール15:25発

■航空機にて帰国の途へ。

(機中泊)

13日目
成田空港08:45着

■朝、成田空港着後、解散。

※上記日程表の時刻は、ターキッシュエアラインズの成田空港発着の便を想定したものです。他の便または航空会社を利用の場合には、利用空港、時刻、および日程が異なります。

※利用航空会社によって乗り継ぎ地が異なるため、ターキッシュエアラインズ以外の航空会社を利用の場合は観光内容や宿泊地が変更となりますので、予めご了承ください。

※乗船中のプログラムは船会社主催となり、他の乗船客との混乗となります。天候等の事由により、記載のプログラムが変更・中止となる場合があります。

(注)テンダーボートは、強風や悪天候の場合、出ない場合もございます。また、野鳥や動物は野生のため、必ず見られるものではございません。

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出発日・旅行代金

このツアーは13日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月15日(木)発

旅行代金:¥985,000

Cキャビン メインデッキ(シャワー・丸窓・約11㎡)

1名室利用追加代金:¥190,000


旅行代金:¥1,085,000

Bキャビン メインデッキ(シャワー・丸窓・約13㎡)

1名室利用追加代金:

¥240,000


旅行代金:¥1,185,000

Aキャビン アッパーデッキ(シャワー・大きな角窓・約13㎡)

1名室利用追加代金:

¥280,000

■お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用追加代金:お問い合わせください

■ビジネスクラス利用区間:【ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、エチオピア航空、エティハド航空利用の場合】東京~ダカール間往復に適用 【エールフランスグループ利用の場合】日本発着の国際線区間のみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:6月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■旅行代金にはクルーズ関連諸税66,000円、および船内チップ(1泊あたり18米ドル)、ガンビア査証料(132米ドル)は含まれておりません。関連諸税は日本ご出発前、チップ、ガンビア査証料は船内でのお支払いとなります。

■地方発着追加代金
大阪・名古屋~東京 片道・・・  ¥5,000
福岡・札幌~東京 片道・・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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