8つの世界遺産を訪ねる チュニジア大周遊の旅【12日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 11月6日(木) 、 1月12日(月) 、 2月16日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000〜ビジネスクラス利用¥978,000

旅のポイント

Point 1
古代遺跡や旧市街の町並みなど、チュニジアに点在する世界遺産の数々をご紹介します。
Point 2
2023年に改修を終えたモザイク画の宝庫「バルドー博物館」を訪れます。
Point 3
世界遺産ジェルバ島にも足を延ばし、アフリカ最古級のシナゴーグを訪れます。

ツアープランナーより

チュニジアはカルタゴ時代から連綿と続く歴史、遺跡や地中海沿いの町々と多くの魅力に溢れています。フェニキア人により建設されたカルタゴの時代に始まり、古代ローマやイスラム、フランスと多くの民族がこの地の覇権を握ってきました。それぞれの時代や文化を物語る遺跡や町並みが、現在のチュニジアの各地によく残されており、それが多面的な魅力を生み出す様はまさにモザイクの国と言えるでしょう。このたびは、チュニジアの8つの世界遺産を訪ねるだけでなく、サハラ砂漠にあるベルベル人のテント風ホテルにも宿泊します。また、新たに世界遺産に登録されたジェルバ島にも足を延ばし、様々な文化と人々が共存している暮らしぶりもご覧いただきます。

見どころのご紹介

チュニジアに点在する世界遺産の数々を訪ねます

ローマ遺跡からイスラムの薫り、植民地時代の面影、サハラ砂漠の大自然など、多岐に及ぶ見どころが点在している国チュニジア。アフリカに存在している国の中でも国土面積が小さいゆえに、長距離移動が少なく、そして、効率良く巡ることができます。長年ツアーを催行してきた弊社ならではのルート取りで、無理なくじっくりとご案内します。時代によって支配勢力が全く異なるチュニジア。歴史に思いを馳せながら、魅力的な国チュニジアを周遊します。

ドゥッガのシンボル「キャピトル」(3神を祀る神殿)

ドゥッガ遺跡

チュニジア北部のローマ遺跡。もともとベルベル人の王国ヌミディアの重要な都市で、紀元前46年にローマの支配下に入りました。北アフリカ屈指の規模のローマ遺跡で、町そのものが残る保存状態の良さには目を見張ります。

②カイラワン

西暦670年頃に町の建設が始まり、9〜10世紀には北アフリカのアラブ人王朝の首都となり、北アフリカにおけるイスラムの最も重要な聖地のひとつとして知られています。その中心となる大モスクは、ウマイヤ朝時代に創建された貴重なイスラム建築です。

ウマイヤ朝時代の大モスク(イメージ)
縦149m、横124mは、チュニジア最大規模(イメージ) ©チュニジア大使館

③エル・ジェムの円形闘技場

ローマのコロッセオに匹敵する巨大な円形闘技場。保存状態の良さは世界屈指で、アフリカでも最も印象的なローマ遺跡と言われます。

④ジェルバ島

オデュッセウスも流れ着いたというジェルバ島は、2023年に登録されたばかりの世界遺産です。リゾート地としての意味合いもあり、ヨーロッパの人々はバカンスで訪れます。しかし、その歴史は深く、約2500年前にエルサレム神殿が破壊された時に難を逃れてやってきたユダヤ最古のディアスポラ・コミュニティがあり、イスラム教徒やベルベル人らと共生する興味深い地です。ツアーではアフリカ最古のシナゴーグを訪れます。

ユダヤ教徒の聖地であり、巡礼者も訪れます
散策が楽しい旧市街(添乗員撮影)

スースの旧市街

フェニキア人によって紀元前9世紀に建設された町です。現在の旧市街の大部分は北アフリカにイスラム勢力が進出してきた9世紀頃のもの。グランド・モスクをはじめとする歴史的建造物や伝統的な町並みが良く残っています。

⑥ケルクアン遺跡

北東チュニジアのボン岬近くにあるカルタゴの都市遺跡。ローマ人に再建されなかったため、紀元前4世紀〜紀元前3世紀の古代カルタゴの姿を伝える貴重な遺跡となっています。

住居内には浴槽やモザイクタイルがみられます
ビュルサの丘からは地中海が望めます

カルタゴ遺跡

チュニジアの歴史が始まった地とも言える場所がカルタゴです。紀元前814年にフェニキア人によって建設され、後にローマ帝国に匹敵するほどの力を持ちましたが、紀元前146年第三次ポエニ戦争でローマに敗れ、滅亡しました。現在残る遺跡はカルタゴ滅亡後にローマが造ったものです。

チュニスの旧市街

現在のチュニジアの首都チュニス。アフリカ、イスラム、ヨーロッパの文化や様々な国の人々が行き交った町です。その旧市街は7世紀に建設が始まりました。アラブ・イスラム様式の都市計画が今もそのままの姿で残っています。

イスラムの商業都市として発展したチュニスの旧市街(イメージ)

世界有数のモザイクコレクションを誇る バルドー博物館

天然の石を使い専門職人によって作られたモザイク画は、紀元前2500年頃から発達した非常に古い芸術作品で、様々な場所で作品に触れる機会がありますが、世界有数のモザイク画の博物館と称されるのがチュニスの「バルドー博物館」です。写実的で躍動感があり、生に溢れているローマ時代のモザイクを中心に、館内のそこかしこに実に質の高いモザイクが展示され、神話の物語や日常生活、動植物などが鮮やかに描かれています。2021年より閉館していた北アフリカ有数の美術館が2023年より再オープンし、再開後も多くの来館者を魅了し続けています。

再オープンしたバルドー博物館(添乗員撮影)
海の神ポセイドンを描いたモザイク 

青と白のコントラストが印象的なシディ・ブ・サイド

地中海に面し、チュニジアンブルーの窓枠と白壁の家々が続く町並みが印象的なシディ・ブ・サイド。どこかヨーロッパ的な雰囲気が漂う旧市街には色鮮やかな陶器や人形を売るお店などが建ち並び、のぞき見ながら散策をするのが楽しい町です。

地中海沿いのシディ・ブ・サイドは青と白のコントラストが印象的(イメージ)
町にはお土産を売るお店などが軒を連ねています

クサール・ギレンに宿泊し、砂漠体験を楽しみます

「赤い砂漠」と称されるクサール・ギレン周辺の砂漠。ここにベドウィンのテントを模した客室を持つホテルがあります。砂漠での宿泊は、非日常を経験させてくれる絶好の場です。朝夕の光景も美しいですが、1、2月発は「新月」に近い日にちで設けているため、天候が許せば星空をご覧いただけるでしょう。

(注)テントホテルの性質上、隙間風が入る、暖房が効きづらい、湯の出が悪い、電球が切れてしまう、などの問題が起こりやすい傾向がありますので、予めお含みおきください。また、客室内にシャワーや暖房はありますが、念のため、温かい寝具をご持参ください。

砂漠のオアシスにあるテントホテルでサハラでの一夜を過ごします

【チュニジア料理の一例をご紹介】 
名物料理「ブリック」

様々な文明が交錯した地理的条件から、その料理も変化に富んでいます。地中海産の魚介類も豊富ですし、チュニジア餃子とも呼ばれる「ブリック」もおすすめです。様々な具材と半熟卵が入った包み揚げ料理で、お客様にも好評です。

レモンやチュニジアのピリ辛調味料「ハリッサ」をかけるのが現地流です(イメージ)

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:05発

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:55着/09:00発 チュニス10:00着 ドゥッガ テブルスーク16:00着

■航空機を乗り換え、チュニスへ。

■着後、バスにてドゥッガへ。

■午後、世界遺産ドゥッガ遺跡の観光(注1)。

■夕刻、ドゥッガ遺跡近郊のホテルにチェックイン。

(ドゥッガ遺跡近郊テブルスーク泊)

3日目
テブルスーク08:30発 カイラワン11:00着

■午前、世界遺産カイラワンへ。

■着後、グランド・モスクシディ・サハブ霊廟などを訪れます。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

(※11/6発はカイラワンではなく、スファックスでの宿泊となります。)

【2連泊】(カイラワン泊)

4日目
カイラワン (エル・ジェム)

■終日、エル・ジェムを訪ね、世界遺産の円形闘技場●エル・ジェム博物館を訪れます。

(カイラワン泊)

5日目
カイラワン08:00発 クサール・ギレン17:00着

■午前、バスにてサハラ砂漠方面へ南下します。

■夕刻、4WDに分乗し、サハラ砂漠のクサール・ギレンへ(注2)。ご宿泊はテント式ホテルです。

(クサール・ギレン泊)

6日目
クサール・ギレン08:00発 ジェルバ島17:00着

■午前、4WD分乗にて、ベルベル人のクサール(伝統集落)へ。

■午後、専用バスに乗り換え、ジェルバ島へ。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

【2連泊】(ジェルバ島泊)

7日目
ジェルバ島

■午前、世界遺産ジェルバ島のフームスークの散策●ラ・グリバのシナゴーグ●民俗博物館を見学。

■午後はホテルでゆっくりとお過ごしください。

(ジェルバ島泊)

8日目
ジェルバ島08:00発 スース15:30着

■午前、スースへ北上します。

■午後、世界遺産スース旧市街を散策。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

(スース泊)

9日目
スース08:00発 ケルクアン チュニス チュニス近郊17:30着

■午前、バスにてボン岬の世界遺産ケルクアンへ。

■着後、フェニキア人の遺跡を観光します。

■午後、チュニスへ移動し、世界遺産チュニス旧市街の観光。○グランド・モスクスーク(市場)散策にご案内します。

【2連泊】(チュニス近郊泊)

10日目
チュニス近郊 (シディ・ブ・サイド、カルタゴ)

■午前、シディ・ブ・サイドを散策。

■午後、世界遺産カルタゴ遺跡にて、アントニヌスの共同浴場などをご覧ください。

(チュニス近郊泊)

11日目
チュニス近郊 チュニス(バルドー美術館)
チュニス18:15発 イスタンブール23:10着

■午前、2023年に再オープンした●バルドー美術館へご案内します。

■夕刻、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

12日目
イスタンブール02:35発 羽田空港19:45着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は羽田空港発着のターキッシュエアラインズを想定したものです。成田発着のターキッシュエアラインズ、または他の航空会社を利用した場合、発着空港および時刻、日程が異なります。

(注1)利用航空会社によっては、ドゥッガの観光を3日目の午前中にご案内する場合があります。

(注2)クサール・ギレンのホテルへは4WDに分乗して行くため、大きなスーツケースはお持ちいただけません。つきましては、クサール・ギレンに向かう日は、リュックサックやボストンバッグなどに、1泊2日分のお荷物を入れてお持ちいただくよう、お願いいたします。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月6日(木)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

1月12日(月)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用

【新月】


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

2月16日(月)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用

【新月】


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥60,000

■お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ:¥70,500:4月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:
【ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空利用の場合】:東京~中東主要都市~チュニスの往復に適用
【エールフランスグループ利用の場合】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

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