アムステルダム市制750年 10年ぶりの開催

帆船フェスティバルを楽しむ 水郷の村ヒートホールンと夏のオランダの旅【10日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 8月19日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000~ビジネスクラス利用¥1,378,000

旅のポイント

Point 1
市制750周年を迎え、祝賀ムードのアムステルダムで、10年ぶりに開催する帆船フェスティバルに参加します。
Point 2
清々しい夏のオランダらしい滞在地、水郷の村ヒートホールンや落ち着きのある国境の街マーストリヒトに宿泊します。
Point 3
今年、日本でも絵画展で脚光を浴びるゴッホにゆかりのあるオランダの田舎を訪ねます。

ツアープランナーより

商業と金融を発展させ、17世紀前半の大航海時代に黄金期を迎えたオランダ。世界を股にかけて活動していた「オランダ東インド会社」をはじめ、この時代のオランダ貿易の要はアジア各国からの貿易品の数々の輸送を担っていた帆船でした。そんなオランダの礎を築き、繁栄や成り立ちに大きな役割を果たしてきた帆船の歴史と文化、そして航海の技術を次世代に伝えていくために、アムステルダムの市制700年に始まったのがアムステルダムの帆船フェスティバルです。5年に一度開催される、この大がかりな夏のイベントは、オランダの人たちによって、華やかで楽しみなイベントであると同時に、子供たちにとっての国際交流の場としても位置付けられております。数百艘にも及ぶ帆船の数々が一度に集まるこの特別な機会に、大航海時代の息吹が感じられます。併せて、通常はなかなか紹介出来ない、オランダの一歩踏み込んだプログラムをお楽しみください。

見どころのご紹介

2025年夏、世界の帆船がアムステルダムに集まる

今年はアムステルダム市制750年を迎え、様々なイベントで盛り上がるオランダですが、この夏10年ぶりの開催となる帆船フェスティバル「セイル・アムステルダム 2025」が5日間にわたってアムステルダムで開催されます。世界24カ国から800隻以上の帆船を含む10,000隻以上の船が参加する壮大なイベントで、期間中は約230万人の来場者が見込まれ、アムステルダムの街全体が祝祭一色に包まれます。

「セイル・アムステルダム」は、美しく壮観な帆船を間近で見ることができる世界最大の海洋イベントです(イメージ)

10年ぶりの帆船フェスティバルを船上から体験

帆船フェスティバルの最終日にあたる8月24日は、世界中からアムステルダムのアイ湾に集まった帆船が、いよいよ帰路への旅路へと出航します。連日、アイ湾の岸壁には沢山の人々が帆船を見ようと押しかけますが、最終日の「セイル・アウト」がもっともドラマチックな景観を見せてくれます。今回は、出航する帆船群に付随するように船で海上から船団の様子を間近でご覧いただくプログラムをご用意しました。午後の出航に合わせ、見学専用の船に私たちも乗り込み、壮大な出航パレードを見学します。運河へと向かう船団を眺める贅沢なひとときをお楽しみください。

帆船を近くで見ようと多くのボートが繰り出します(イメージ)
フェスティバルの様子(イメージ)

絵本のようなオランダの水郷の村ヒートホールン

小舟がやっと行き交えるほどの狭い運河沿いに、萱葺き屋根の民家が建ち並ぶ、何百年と変わらぬ美しい光景。通常は訪れる機会が少ないヒートホールンですが、寄り道してでも訪れたい場所のひとつです。近郊に宿泊してこのおとぎの世界のような村を訪ねます。

村の一帯に架かる木橋の数は170を超えるといわれます。のんびりとしたボートクルーズで、水郷の景色を楽しみます(イメージ)

美術品の宝庫 オランダで出会う知られざる美術館へ

世界有数の芸術家が生まれた国オランダでは、美術館での絵画鑑賞も楽しみのひとつです。

デン・ハーグ市立美術館(デン・ハーグ)
アールデコ調の優美な建築が印象的なデン・ハーグ市立美術館は、近現代アートの宝庫です。最大の見どころは、世界最大規模を誇るピエト・モンドリアンのコレクション。代表作「ヴィクトリー・ブギウギ」をはじめ、抽象芸術の進化を体感できます。また、モネの初期の代表作「ルーブル河岸」やピカソの「シビル」など巨匠たちの傑作や、オランダの誇るデルフト焼の展示も充実。アールヌーヴォーやアールデコの家具コレクションも見事で、デザイン史を学ぶ絶好の場所です。広々とした館内では、芸術とデザインの歴史を優雅に堪能できます。

モンドリアンの遺作にして未完の大作「ヴィクトリー・ブギウギ」。第二次世界大戦の連合軍の勝利を予感して描かれました。ジャズ音楽(ブギウギ)の躍動感を視覚で表現。抽象芸術の最高傑作の一つとして今なお評価されています
オランダ近代建築の父、建築家ベルラーのデザイン。建物が水面に映り込む様子は、オランダの伝統的な水景とモダニズムの融合を表現(イメージ)

世界初の一般公開型収蔵庫 デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン(ロッテルダム)
ロッテルダムの街を映し出す巨大な鏡のような建物、それがデポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲンです。1,664枚の鏡面ガラスで覆われた独創的な円形の建築は、それ自体が一つのアート作品。世界初の一般公開型収蔵庫として、15万点以上の貴重なコレクションの保管過程を間近で見学できます。6階建ての内部では、作品の修復現場や保管方法を学べ、まるでアートの舞台裏を覗くような体験ができます。最上階には白樺の生い茂るルーフガーデンとレストランがあり、ロッテルダムの街並みを一望できます。アートと建築の革新性が融合した、新しい美術館の形を体現する施設です。

1,664枚の鏡面ガラスに包まれた巨大な銀色の花瓶のようなデポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン。 
現存するブリューゲルの「バベルの塔」のひとつ、ブリューゲル晩年の作品「小バベル」。その他、レンブレント、ゴッホ、ムンク、ダリなど巨匠の絵画が所蔵されています。

※美術館の所蔵作品は展示の変更や、貸出などでご覧いただけない場合もございます。

ゴッホゆかりの地を往く

ゴッホの原点と創造の源泉に触れる機会はオランダならではです。ゴッホ生誕の地ズンデルト村では、19世紀の面影を残す教会や牧師館が、幼少期のゴッホが過ごした当時の雰囲気を彷彿とさせます。一方、ヌエネン村は、ゴッホが画家として本格的に歩み始めた重要な場所で、全作品の約4分の1を生み出したのもこの地です。博物館の展示では当時の暮らしぶりを身近に感じることができるほか、村の至るところでゴッホの足跡を感じることができます。『馬鈴薯を食べる人々』をはじめとする絵画のモチーフとなった風景など、ゴッホの視点で見る農村の景色は、まるで絵画の中を歩いているような感覚を与えてくれます。

ズンデルトの水車小屋と夏のダリアの花畑(イメージ)
夏雲と青い空 黄色の花畑の奥には風車小屋 ゴッホが描き続けたヌエネン村の変わらない風景(イメージ)

国境を感じる古都マーストリヒト

オランダ最古の都市マーストリヒトは、国の南東端に位置し、ベルギーとドイツの国境に近いマース川沿いの街です。2000年以上の歴史の中で、オランダ、ベルギー、ドイツの文化が交わる独特の個性を育んできました。この地域では「リンブルフ語」と呼ばれる独自の方言が今でも日常的に使われ、街の看板にも併記されています。食文化では、オランダの伝統的なチーズやニシンに加え、ベルギーの影響を受けたビール文化や、マーストリヒト名物のゾールヴラー(酢漬け白身魚)など、独自の発展を遂げています。街並みにも特徴が表れており、オランダの他都市にはない石造りの建築物が多く、フリートホフ広場やマルクト広場では、中世から続く市場文化が今も息づいていて、落ち着きある街並みが大都市にはない雰囲気を醸し出しています。マース川沿いのカフェでは、地元の人々が食事とワインを楽しみながら、ベルギーやドイツとの国境文化を感じさせる、ゆったりとした時間が流れています。
旧ドミニカン教会を改装した本屋は、歴史的建造物の現代的活用の好例として世界的に注目され、マーストリヒトならではの文化的価値を体現しています。(※商業施設ゆえに店舗の都合で休業となる場合があります)

マーストリヒトの旧市街 石造りの建物と長閑な落ち着いたオランダ国境の文化や生活に触れられる町(イメージ)
イギリスの新聞ガーディアン紙が「世界で最も美しい本屋10選」に選んだ、教会を改装した本屋「ドミニカネン」 ©Jorge Franganillo

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

夜、航空機にてドバイへ。

(機中泊)

2日目
ドバイ04:10着/08:05発 アムステルダム13:15着 ヒートホールン17:30着

■航空機を乗り換え、アムステルダムへ。

■着後、大堤防をドライブし、水辺の風景が美しい水郷の村ヒートホールンへ。


[2連泊](ヒートホールン泊)

3日目
ヒートホールン

■午前、藁葺き屋根と運河が印象的な水郷の村ヒートホールンの散策運河クルーズをお楽しみください。

■午後、自由行動。

      (ヒートホールン泊)

4日目
ヒートホ-ルン08:00発 デン・ハーグ10:30着 (デン・ハーグ市立美術館、マウリッツハイス美術館)

■午前、デン・ハーグへ。

■着後、世界最大のモンドリアンコレクションを誇る●デン・ハーグ市立美術館やフェルメールの作品で有名な●マウリッツハイス美術館にご案内します。

【3連泊】(デン・ハーグ泊)

5日目
デン・ハーグ (ロッテルダム、キンデルダイク)

■本日は、バスにてロッテルダムとその近郊へ。

■世界的なコレクションを「見せる」画期的な収蔵庫デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲンキンデルダイクにご案内します。

(デン・ハーグ泊)

6日目
デン・ハーグ アムステルダム (帆船フェスティバル)

■午前、公共交通機関にてアムステルダムへ。

■市制750年で賑わうアムステルダムでは、10年ぶりの開催となる帆船フェスティバルが開催されています。

■午後、24か国から800隻以上の船が集結するアムステルダム港のクルージングで勇壮な船のパレードを船上からお楽しみください。(注)

■夜、デン・ハーグへ戻ります。

(デン・ハーグ泊)

7日目
デン・ハーグ08:30発 ズンデルト村 ヌエネン村 マーストリヒト17:00着

■午前、ズンデルト村へ。ゴッホが生まれた村の散策にご案内します。

■その後、ヌエネン村へ。ファン・ゴッホ村博物館やゴッホが全作品の約4分の1を製作した村の散策をお楽しみください。

■その後、マーストリヒトへ。

  【2連泊】(マーストリヒト泊)

8日目
マーストリヒト

■午前、訪れる機会が少ないオランダ南東端のマーストリヒトの観光○市庁舎やオランダ最古の教会の一つ●聖セルファース教会の散策をお楽しみください。

■午後、自由行動。ご希望の方は、築700年の修道院を改装した美しい本屋やマース川クルーズにご案内します。

(マーストリヒト泊

9日目
マーストリヒト10:00発 デュッセルドルフ15:25発 ドバイ23:55着

■午前、デュッセルドルフ空港へ。

■午後、航空機にて、ドバイへ。

(機中泊)

10日目
ドバイ02:40発 成田空港17:35着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。エミレーツ航空の羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、復路はアムステルダム空港またはフランクフルト空港を利用する場合があります。

(注)船のパレードにて乗船する船は、乗船客との混乗となります。また、船のイベントや内容は主催者「SAIL Amsterdam 2025 」の都合により変更となる場合があります。また、当日は混雑が予想され、専用バスを利用しての訪問が難しい為、往復共に公共交通機関を利用してのご案内となります。ハーグへの戻りは夜遅くなりますので予めご了承ください。

 

 

 

 

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出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月19日(火)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥140,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:
【エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、カタール航空】:東京~中東主要都市~アムステルダム/デュッセルドルフ~中東主要都市~東京の往復に適用
【上記以外の航空会社】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:4月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

 

 

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