ここに注目。旅のポイント

世界遺産エローラ・アジャンタの両石窟をじっくりとご案内いたします

数多い世界遺産の中でも、その芸術性の高さで知られる、エローラとアジャンタ。前者は仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟、後者は仏教寺院で壁画や仏像が見もので、仏教芸術の変遷を窺うことができます。

ムンバイ随一の名門ホテル「ザ・タージマハル・パレス」に2連泊

ゲートウェイ・オブ・インディア（インド門）の前に建つ、ムンバイを代表するホテル。2023年に創業120年を迎えました。インド近代工業の父であり、最大の財閥タタグループの創始者が建設。旅の締めくくりの2泊を優雅にお楽しみいただきます。（ご宿泊は、新館・タワーウィングとなります）

ツアーの見どころ

世界遺産アジャンタ石窟を日本語専門ガイドの案内でより理解を深めます

断崖をくりぬいて築かれたアジャンタ石窟寺院。全34の石窟にはインドが誇る仏教芸術最高峰の壁画や彫刻が残り、まさに「極上の世界遺産」と呼ぶにふさわしいものです。公開していない石窟を除く主要な石窟を、専門日本語ガイドとともに丹念に巡ります。古代壁画芸術の白眉「蓮華手菩薩像」のある第1窟をはじめ紀元前2世紀からの僧院窟や礼拝窟がそのままの形で残り、古代仏教の僧の生活を垣間見ることができます。
硬質な玄武岩を人力でくりぬいた石窟群は古いもので2000年もの歳月を経ても朽ちることなく、内部もフレスコ画も一部ではありますが、奇跡的に色彩鮮やかに残ります。古代仏教の源流を知るのに、見逃せない世界遺産です。

エローラ石窟のカイラーサナータ寺院で圧巻の彫刻を堪能

アジャンタ石窟が紀元前後までさかのぼる古代仏教芸術を今に伝えるのに対して、エローラ石窟は古代仏教からヒンドゥー教、ジャイナ教とインド生まれの3つの信仰による石窟寺院が残ります。特に第16窟のカイラーサナータ寺院は必見。人力のみで、100年もの歳月をかけて岩山を上からくり抜いて造られた「世界最大の彫刻」です。

仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の寺院が隣り合い、その信仰の歴史、変遷を知ることができます。

まだまだあります ツアーの見どころ

石窟だけでないオーランガバードの魅力

オーランガバード周辺にはミニタージ・マハルと呼ばれるビービー・カ・マクバラーなど石窟以外にも見どころがあります。素朴なバザールで、デカン高原に生きる人々の姿が垣間見えるクルダーバード村も訪ねます。

西インドの聖地　ナーシク

マハラシュトラ州北部の街ナーシク。街の中心を総延長1500キロの長さを誇るインドの大河、ゴダワリ川が流れます。ベナレスと並びインド屈指のヒンドゥー教の聖地とされ、巡礼に訪れる人が後を絶ちません。ベナレスとは趣を異にするゴダワリ巡礼の沐浴の様子をご覧いただきます。

世界で愛されるインド発祥のワイン　スーラ

インドでワインを注文すると、必ずファーストチョイスで出てくるのが「スーラワイン」。このワインを産するのが、ナーシク郊外にブドウ畑を構える「スーラ・ヴィンヤーズ」です。1997年の設立後、フランスのミシュラン3ツ星レストランにオンリストされるなど、ヨーロッパ各地で人気となっています。ナーシクではヴィンヤーズも訪れますので、左党の方はワインにもご期待ください。

世界遺産エレファンタ島

ムンバイのシンボル、ゲートウェイ・オブ・インディアのすぐ前から小さな船に乗り、沖合1時間のところに浮かぶ小さな島。ここには紀元後6世紀から造られた、シヴァ神を祀る5つの石窟が残されています。その中で唯一破壊を免れた第1窟には、シヴァ神の神話世界が彫刻で見られます。神秘的な雰囲気が漂う三面半身像は必見です。