見どころのご紹介

ベトナムの魅力に迫る6つの世界遺産めぐり

①古都ホイアン

かつて「海のシルクロード」の中継貿易都市として栄えたホイアン。朱印船貿易の時代に日本人も渡来し、日本人街があったことでも知られています。異国情緒の中にもどこか懐かしさを感じさせる町です。

②ミーソン聖域

2〜 17 世紀に栄えたチャンパ王国のヒンドゥー教の聖地です。東南アジアを代表する宗教建築物が残ります。

③フエの建造物群

13 代に渡り続いたベトナム最後の王朝「阮（グエン）朝」の都フエには、北京の紫禁城を模して造られた王宮跡などが残されています。

④ハロン湾

「龍が降り立った」という意味のベトナム語で、龍が口から吐き出した宝石が大小様々な形の島になったと伝えられています。海上から林立する約3000もの島や奇岩、水上生活を送る人々の暮らしの風景が展開します。

⑤タンロン遺跡

タンロンとは「昇龍」を意味するハノイの旧称です。1010 年、李太祖（リー・タイトー）が李朝を成立させハノイに遷都、タンロン城を造営しました。

⑥チャンアン複合景観

ハロン湾が「海の絶景」ならチャンアンは「陸の絶景」です。中国の「桂林」にも似た山水の優美な風景が広がります。小さな川が無数に流れるなか、小船に分乗して鍾乳洞内のボートクルーズにご案内します。

ベトナム最大級の重厚な木造建築 ファットジェム教会を訪ねます

「ファットジェム教会」は、「究極の越洋折衷建築」とも称される必見の教会。24年の歳月をかけて1899年に完成しました。広大な敷地の中に5つの礼拝堂と池、鐘楼、伝統の家（博物館）、さらに「ベツレヘム」「ゴルゴダ」など、聖書の世界が、仏教寺院の伽藍配置のように造られています。1500名の信者を収容可能な大聖堂も圧巻で、正面ファサードは石造ですが、内部は木造。「鉄木」と呼ばれる大木の1本柱が一直線に並ぶ五廊式の構成で造られています。

ハノイの名店で夕食をどうぞ

オペラハウスから歩いて3分ほどの好立地にあるハノイの老舗レストラン「リー・クラブ」。ベトナムの文化的、芸術的発展の輝かしい時代のひとつである李朝にちなんで名付けられました。築100年を超えるフランス風のヴィラは、定評ある料理はもちろんのこと、20 世紀ミラノの画家ピエロ・フォルナセッティによるソプラノ歌手リナ・カヴァリエリの肖像画、現代のベトナム人アーティストによる油絵や漆塗りの絵画など、内装も細部にまでこだわっています。ツアーの締めくくりにふさわしい名店で、夕食をお楽しみください。