【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年06月20日
【帰着レポート】永平寺柏樹關と越前の古き町々
<2025年5月14日(水)~5月17日(土) 添乗員:東京支店 吉田義和>
<2025年6月8日(日)~6月12日(木) 添乗員:東京支店 吉田義和>
2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸によって脚光を浴びた敦賀や福井。かつて越前と呼ばれた地域を5日間かけてじっくり巡る旅に同行いたしました。今回は福井の訪問は初めてという10名のお客様と旅をいたしました。
「親禅の宿」永平寺柏樹關に連泊
曹洞宗の大本山永平寺。開祖道元がこの地に建立して以来、700年以上にわたり多くの僧が修行し仏法を学んできました。「日本一厳しい寺」とも言われる永平寺の宿坊として2019年にオープンしたのが「柏樹關(はくじゅかん)」です。親禅の宿という名を冠し、一般の参拝客に禅の心や世界に触れてもらうことを目的としており、ホテルのプログラムとして「座禅体験」や「朝のお勤め体験」「写経体験」などが用意されています。これまでは1泊での体験でしたが、今年は2連泊で、よりじっくりと永平寺の荘厳な雰囲気に浸っていただきました。

宿坊とはいえ、設備は最新式のもの。和のテイストですがベッド付きの広々とした客室からは永平寺川と参道を眺めることができ、「香水海」と名付けられた大浴場では永平寺で特別なお勤めの際に沐浴する「香湯」を体験できます。お食事も精進料理と和食、風情の異なる食事を2夜にわたりいただきました。


福井の「美味」をいただく
福井というとどうしても冬の味覚「越前ガニ」のイメージが強いかと思いますが、今回は6月。もちろん蟹の時期ではありません。しかし、食のレベルは各地とも総じて高く、「意外だった」というお声をいただきました。越前海岸では海鮮料理の人気「まつ田」にて海を眺めながら海鮮丼を。冬場には松田聖子さんとかけた「まつ田せいこ丼」が人気の店ですが、海鮮丼も新鮮で美味でした。なかでも好評だったのが最終日にお昼をいただいた福井市郊外の丹巌洞(たんがんどう)です。福井県特産の石として各地で見ることができる笏谷石(しゃくだにいし)の石切り場跡を福井藩藩医の山本家が草庵とし、幕末には志士たちが密議を交わした場所です。二・二六事件の際には難を免れた岡田啓介首相が地元福井に戻り、身を隠したともいわれます。現在は山本家の隣で石工をしていた宮崎家が料亭として管理。苔生す庭園として非常に見ごたえがあります。緑の美しい庭を見ながらお食事を楽しみ、食後はご主人に庭を案内いただきました。




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