【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年03月23日
【帰国レポート】3つの故宮探訪とノスタルジック台湾・香港の旅
<3月13日発 添乗員 東京支店・相澤満弘、照井 歩>
<3月13日発 添乗員 東京支店・相澤満弘、照井 歩>
このたび、キャセイパシフィック航空を利用し、成田~台北、高雄~香港、香港~成田の3つの路線をビジネスクラスで旅するツアーに添乗して参りました。台北、滞在することの少ない高雄、そして香港にそれぞれ2連泊して、各都市のノスタルジックな町並みを散策。さらにツアーのハイライトである3つの「故宮」へ。台北では故宮博物院、嘉義(高雄より北へ約100キロ)にて故宮博物院南院、香港では2022年にオープンした香港故宮文化博物館を訪ね、中華文明の粋をじっくりとご覧いただきました。

ノスタルジック町歩き 迪化街、哈瑪星、中環
台北では、自由散策の時間に「迪化街(てきかがい)」へご案内しました。ここは台北で最も古い問屋街で、清代には近くを流れる川・淡水の水運を利用した茶葉貿易の拠点として発展。日本統治時代にはバロック様式の建物が建ち並ぶ町並みに変化しました。ちょうど土曜日だったので歩行者天国になっていて、通りはとても賑やか。台湾茶、ドライフルーツ、カラスミなどの台湾土産が並ぶ中を散策しました。


台湾第2の都市・高雄では、哈瑪星(ハマセン)を見学。近代高雄発祥の地で、日本統治時代に造成された埋め立て地です。海岸線沿いに鉄道網が延びていったことから「濱線」と呼ばれ、洋風、和洋折衷の建築が建てられました。近年、観光向けに周辺が整備されて、訪れやすくなりました。
環境負荷の低い電気で走るライトレール(LRT)「哈瑪星」駅のあたりは「哈瑪星鉄道文化園区」とされ、高雄で初めて鉄道駅が置かれた場所。1900年当初は「犬を打つ」という字の「打狗(だく)駅」でしたが、1920年に「高雄駅」に改名。現在の高雄駅の場所に駅が完成した1941年から「高雄港駅」となりました。かつての線路沿いや緑地帯には、機関車両、貨物車など多種多様な車両が置かれ、ここから町を散策してゆくと、ところどころに日本時代の建物が見えました。以前三和銀行だった建物はカフェとして、高雄警察署は貿易会社「永光行」の事務所として使われていますが、ノスタルジックな外観はそのままに保存されていて、今昔が混ざりあう町並み散策が楽しめました。







3つ目のノスタルジックは、香港島の中環(セントラル)にて。ヴィクトリア・ハーバーの向こうに九龍半島を望む埠頭から、散策をスタート。香港一、香港二、香港三番目の高層ビルがいたるところで目に入り、久しぶりに訪ねたお客様は、香港の変わりように大変驚かれていました。中環には1912年から続く歴史ある2階建てトラムが走り、路地に入ると、高層ビルの手前に歴史ある建築が見えてきます。今回は、1997年のイギリスからの返還後に香港終審法院となった歴史ある旧最高裁判所(1912年建造)や、セント・ジョンズ大聖堂(1849年建造)を見学。英国ゴシック様式の香港最古の教会は、内部に入ることができ、英領時代を代表する建築群をご覧いただきました。





3つの「故宮」をたっぷり味わいました
「故宮」というと、台北の「国立故宮博物院」、または北京紫禁城の「故宮博物院」を思い浮かべることと思いますが、今回の旅では台北の故宮に加えて、嘉義の「国立故宮博物院南部院區アジアアート文化博物館」と、香港の「香港故宮文化博物館」、3つの「故宮」を訪ねました。
「故宮」は、「いにしえの宮殿」を意味し、そこに収蔵する宝物は、明代の永楽帝から清の歴代皇帝、あわせて24名が君臨した紫禁城の9,999部屋に納められた中華文明の輝かしい宝物。清代が終わり、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀が紫禁城を去った後、1925年に北京の紫禁城が故宮博物院としてオープン。その後、戦火を逃れるべく、上海、南京、中国奥地(四川など)、再び南京を経て、2,752もの木箱に入った宝物は、1949年に台湾へと持ち込まれました。総延長およそ7,000キロにも及ぶ旅の末、山々と川を迎える風水的なパワースポットに、1965年、故宮博物院は開館しました。収蔵する宝物の数は69万8,888点というから驚きです。
訪問前には、国立故宮博物院の専門解説員の方からのレクチャーを聞き、より理解を深めてから貴重な宝物をご覧いただきました。





嘉義では、「故宮博物院南院」を訪問。正式名称を「国立故宮博物院南部院區アジアアート文化博物館」という通り、中華文明だけでなくアジアの文物も展示することが特徴ですが、2015年に完成したその独創的な建物も見ものです。展示の半分ほどは企画展示なのですが、今回は「故宮博物院開館60年記念」展ということで、通常は台北の故宮にあることが多い清代の宝物「翠玉白菜」をここでご覧いただきました(注)。日曜でしたが台北の故宮のような混雑はなく、まるで貸し切り状態で、様々な角度から眺めて、写真を撮ることができました。
(注)展示物は予告なく変更されることがあり、必ずしも同じものが見られるとは限りません。





3つ目の「故宮」は香港にて。2022年オープンの「香港故宮文化博物館」は、北京の故宮博物院から貸し出された重要な文物、美術品が1,000点ほど展示されており、特に清代の美しい展示品をたっぷりとご覧いただきました。清代に信仰されていたチベット仏教の仏像や、玉、鼎(3つ足の鍋)、香炉、花瓶、貴族・皇帝の衣装など、最新技術の展示、体験スペースもあり、見応え十分でした。





ザ・リッツ・カールトン香港に宿泊
旅の最後は、香港・九龍半島に位置する香港一の高層ビルICC環球貿易広場(484メートル)の最高部分、102~118階にある「ザ・リッツ・カールトン香港」に滞在。車の入る9階エントランスからホテル専用の高層階行エレベータに乗って103階ロビーへ。今回は、ヴィクトリア・ハーバーを望む「ハーバー・ビュー」の客室をご用意。朝夕、そして輝く夜景まで、時間を変えながら、ヴィクトリア・ハーバー、香港の島々や橋、そして高層ビルをも見下ろす絶景を楽しんでいただきました。
朝食は102階のレストランにて、ヴィクトリア・ハーバーを眺めながらゆっくりと。おもてなしの精神もさすがの一流で、高級感の中にもさりげない気配りが見えました。贅を尽くしたホテルにて、滞在を心ゆくまで満喫していただきました。








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