【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年03月09日
【帰国レポート】世界遺産カジランガ国立公園とブラマプトラ川の船旅
<2月25日発 添乗員 東京支店・相澤 満弘>
<2月25日発 添乗員 東京支店・相澤 満弘>
このたび、インド北東にあるアッサム州へ行って参りました。「アッサム」というと、紅茶「アッサム・ティー」が連想されますが、イスラム建築の傑作タージ・マハルのような誰もが知る観光地はなく、まだまだ素朴な印象が残ります。
今回は、大河ブラマプトラをゆく4泊5日のクルーズと、世界自然遺産カジランガ国立公園にてインドサイを求めての4回のサファリを実施。訪れたお客様は、インド再訪の方ばかりでしたが、「こんな素敵なところがあったのか」とおっしゃっていただけるほど、感動の連続でした。

雄大なブラマプトラをゆく 贅沢な時間
インド東北には「セブン・シスターズ」と呼ばれる7州があり、中核となるアッサム州から北にアルナーチャル・プラデーシュ、時計回りにナガランド、マニプル、ミゾラム、トリプラ、メガラヤの6州がバングラデシュを抱えるように位置。それぞれが民族的、歴史的にも異なっています。
中でもアッサムは他の6州がヒマラヤ山脈やそれに連なる丘陵を有するのに対して、巨大な渓谷を形成していることが特徴です。この広大な渓谷の中央を、チベットを源流に持つ大河が東から西へ流れてゆきます。川の名前は、源流では「ヤルツァンポ」、アルナーチャル・プラデーシュに入ると「シアン」、アッサムで「ブラマプトラ」となり、その後、バングラデシュで「ジョムナ」としてガンジス川に合流、ベンガル湾に注ぎます。源流からの長さはおよそ2900キロメートル。チベット高原では西から東へ、その後大きく蛇行して、アッサムでは東から西へと流れてゆき、今回のような乾季(11月~5月)でさえ、とにかく川幅が広く、雄大で迫力満点でした。時には川の両岸が見えなくなるほど広大な川ですが、雨季(モンスーン、6月~9月)には水位が上昇して川が氾濫。この川の恵みにより、アッサム州では稲作や茶葉栽培が定着したといいます。


私たちが4泊した「スカファー号」は全室12室の小さな船で、通常は満室で航行しますが、今回は他の乗船客はいない貸し切り状態。私たちよりも多い25名のクルーが最大限にもてなしてくれました。アッサム州の大都市グワハティにある港から乗船しましたが、そのサービスのよさ、船内のデザインや居住性の高さ、雄大な川の流れに、チェックインした瞬間から皆様すっかり魅了されて、「4泊ではもったいない」「もっと滞在していたい」とおっしゃるほどでした。
船室は15㎡ほどあり、内装は木の優しい雰囲気です。そこかしこに竹や籐を使ったアッサム伝統のデザインの家具があって、トイレ、シャワーなどの設備も申し分なしでした。






ダイニング・ホールでの食事、サンデッキで景色を眺める時間、サロンでのティータイムやアッサムに関する船内レクチャーなどのプログラムも充実しており、ゆっくりとした時間を味わいながらも、とても充実した船旅でした。








下船観光地には、養蚕の村スワルクチや、北東インドのヒンドゥー教聖地カマキヤ寺院、素朴な村ゴールバンダーなどがありましたが、どこにも観光客の姿はなく、人々の暮らしぶりを間近に見ることができました。
特に印象に残ったのは、ゴールバンダーという村の訪問。およそ70戸が自給自足の暮らしを営み、村の半分はヒンドゥー教徒が、もう半分にはイスラム教徒が暮らしており、居住地は違えど平和に共存しているとのこと。村の人々は恥ずかしがりながらもにこやかに手を振って、珍しい外国人の訪問を迎えてくれました。村の名前は、「牛(ゴール)を繋ぐ(バンダー)」という意味で、その名の通り牛が多く(人口よりも多い)、また子ヤギもたくさんいて、のどかな雰囲気。農作物はトウモロコシやピーナツ、カブ、ココナツ、パパイヤ、ナツメなど様々なものがありました。通常のインド観光では感じられない、そのままの村の姿、暮らしぶりに出会えたことはとても貴重な経験でした。最後に、村の小学校も訪問。幼稚園クラスから1年生~5年生まで55名の児童が学んでいるとのこと。私たちが訪ねたときは朝礼の時間で、子どもたちが元気に準備体操をして、国歌斉唱をしていました。子どもたちと集合写真を撮って、とても素敵な朝を過ごすことができました。






「インドサイの楽園」カジランガ国立公園では4回のサファリ
ツアーの後半は、カジランガ国立公園の中央部分にあるホテルに2連泊。船旅滞在中も含めて、4回のサファリにご案内しました。
広大な国立公園は、430平方キロメートルの広さを誇り、4つのレンジ(イースト、セントラル、ウェスト、ファーウェスト)に分かれています。インドサイは現在2600頭以上が棲息しており、今回は3回のジープサファリと、ゾウの背に乗ってのエレファントサファリ1回を体験しましたが、想像もできないほど近くで希少なインドサイを見つけることができました。インドサイの他にも、カジランガ国立公園のビッグ5と呼ばれるうち、インドゾウ、アジアスイギュウ(Asiatic Wild Water Buffalo)、ヌマジカ(Indian Swamp Deer)に至近で出会え、雄大な川の流れと、そこに暮らす野生動物の暮らし、アッサム人々の素朴な暮らしと、なかなか味わえない体験ができた旅でした。




しばらくは北インドを中心に暑いシーズンを迎えることとなりますが、これからも様々なインドの旅を発表して参ります。ぜひ、ご期待ください。
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