【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年12月05日
【帰国レポート】プロヴァンスの小さな美術館を巡る旅
<2025年11月25日(火)~12月4日(木) 10日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>
南仏プロヴァンスの2つの都市、エクス・アン・プロヴァンスとアヴィニョンに連泊しながら、通常の観光では見過ごされがちな小さくも個性的な美術館を巡る旅に添乗いたしました(上の写真は鷲巣村・ゴルドです)。
エクス・アン・プロヴァンスで芸術散歩
ツアーの前半は古都エクス・アン・プロヴァンスに3連泊しました。セザンヌの出身地として有名ですが、セザンヌ関連以外にも多彩な見どころがあります。ロマネスク、ゴシック、バロックの建築様式が融合したサン・ソヴール大聖堂、町出身の画家が寄贈した豊かなコレクションを展示するグラネ美術館など、この町が秘めた多彩な芸術作品を一日かけてご案内しました。




ロマネスク建築の傑作「プロヴァンスの三姉妹」を訪ねました
プロヴァンスの美術を語る上で外せないのがロマネスク建築の至宝と名高い3つの修道院ル・トロネ、シルヴァカーヌ、セナンクです。3つの修道院を建設したシトー会は厳しい戒律、質素な生活を信条とし、聖堂を飾る装飾も心を惑わすものとして退けられました。壁画も彫刻もなしに美しい建物を造ろうとした結果、独特の「空間そのものの美」が生まれました。切り石一つ一つに緊張感が宿り、真摯に祈りを捧げていた修道士の姿が偲ばれました。修道院は人里離れた場所に建設され、個人では訪ねるのが難しく、このためにツアーにご参加されたお客様もいらっしゃました。




美術品の宝庫・アヴィニョンに4連泊
14世紀に教皇庁が置かれたアヴィニョンには教皇や枢機卿の求めに応じてイタリアからは著名な画家が次々とやってきて、文化、芸術の面でも一流の都市となりました。教皇庁宮殿のすぐそばに建つプティ・パレ美術館を訪ねる観光客は少ないですが、中世からルネッサンス期にかけての傑作が並んでいます。そのほかにもアングラドン美術館、カルヴェ美術館など小さくも個性豊かな美術館があります。教皇庁宮殿やアヴィニョン橋の陰に隠れて、見過ごされがちな美術館での芸術鑑賞をたっぷりとお楽しみいただきました。




プロヴァンス地方の中心地アヴィニョンから日帰り旅行へ
アヴィニョンはプロヴァンス地方の交通の要衝であり、公共交通機関で気軽に日帰り旅行を楽しめます。ツアーでは鉄道を利用して、ゴッホとゆかりの深いアルルを訪問。『ローヌ川の星月夜』『夜のカフェテラス』などの作品を描いた場所やヴィンセント・ヴァン・ゴッホ財団美術館にご案内しました。自由時間には公共バスを利用して、運河と水車が印象的な町リル・シュル・ラ・ソルグやアヴィニョンの対岸のヴィルヌーヴ・レザヴィニョンを訪ねました。




連泊を主体にフランスの地方をゆったりと巡る旅を多数企画しておりますので、ぜひホームページをご覧ください。
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