【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年11月19日

【帰国レポート】センチュリー・レジェンド号でゆく 大河・揚子江の船旅 13日間

<2025年10月15日(水)~10月27日(月)13日間 添乗員:牧原淳一郎 竹内健人>

<2025年10月15日(水)~10月27日(月)13日間 添乗員:牧原淳一郎、竹内健人>

13日間にわたる「大河・揚子江の船旅」より帰国しました。上海から重慶までのロングクルーズで、歴史と自然が織りなす中国の魅力を存分に感じられる旅となりました。

センチュリー・レジェンド号に乗り、ここ上海から旅が始まります
近代的なビルが立ち並ぶ上海浦東エリアの景色を堪能しながら出航

世紀の大プロジェクト「三峡ダム」

旅のハイライトの一つは三峡ダムの通過! この日はまず、三峡ダム工事博物館と三峡ダム記念公園へご案内し、三峡ダム建設に至る歴史やそれに伴う様々な問題・文化の変化についてご覧いただきました。孫文によって提唱された三峡ダムの建築構想ですが、実際には1994年に着工し2009年に完成。工期は16年、構想から実に90年間の歳月が経っていました。間近で見るとその大きさがよくわかります。世界最大の名に違わぬ大迫力の通過風景をお楽しみいただきました。

霞の向こうに巨大なダムの姿が見えました
夜通過した三峡ダムは5つの閘門があり、約4時間かけて通過しました
三峡ダムにいざ突入

中国ならではの壮大な景観

揚子江クルーズの醍醐味は、何と言ってもその雄大な自然です。西陵峡や巫(ふ)峡、瞿塘(くとう)峡では、切り立つ奇岩や広がる峡谷の風景をサンデッキから、客室のバルコニーから、ゆっくりと楽しみ、神女渓の遊覧船クルーズでは自然の美しさを間近で感じることができました。

船は三峡の最初の峡谷「西陵峡」に入ります
小船に乗りかえて神女渓へ。切り立つ峰の姿を間近でご覧いただきました
センチュリーレジェンド号と巫峡
十元紙幣の図柄となっている瞿塘峡「夔門(きもん)」
サンデッキから見る山肌は圧巻です
まるで水墨画の世界のような美しい風景

下船観光で訪れた名所の数々

上海で乗船し南京、九江、武漢、岳陽、宜昌、三峡ダムを越えて奉節、豊都へと長江流域の港に寄港しながら、上陸観光を楽しみました。各地とも中国の歴史と文化を深く体感できる場所ばかり。南京では仏教の聖地である牛首山を訪れ、豪華絢爛な仏頂宮を見学し、九華山や廬山では仏教と歴史の交差点を巡り、荘厳な雰囲気に包まれた寺院を訪れました。また、武漢では李白の漢詩での舞台でも知られる黄鶴楼や湖北省博物館にもご案内しました。

南京郊外の牛首山。お釈迦様の骨が発見された聖地とのこと
揚州・痩西湖の五亭橋。乾隆帝をはじめ多くの文人墨客を魅了した江南らしい優美な風景が広がっていました
九華山、金色に輝く地蔵菩薩像が並ぶ堂内は圧巻でした
「故人西のかた 黄鶴楼を辞し…」李白の詩で有名な武漢・黄鶴楼
呉の魯粛が水軍の調練をした岳陽楼。周瑜の妻・小喬の墓もここにあります
三国志でおなじみ、関羽が守った荊州城
劉備が諸葛孔明にあとを託して亡くなった白帝城
2500年以上経った現在でも正確な音を奏でることができるとされる編鐘(武漢・湖北省博物館)

中国各地の味覚を楽しむ

広大な中国を上海から重慶までをクルーズで楽しむことで、上海料理や淮揚(わいよう)料理、九華山の精進料理、江西料理など、各地の特色ある料理を堪能できました。また、船のビュッフェも毎食楽しみで、特に日替わりの麺は「今日はどんな麺かな」とお客様にも大人気でした。

朝食、夕食時のビュッフェのメニューは毎日変わり、毎食楽しみでした
食後のスイーツの種類も充実しています
その場で刺身を捌いたり、手巻き寿司を振舞ってくれる日もありました
上海蟹に合わせて、嬉しい日本酒が提供されました
豚の丸焼き。グリルコーナーも毎日日替わりで楽しめます
揚州式飲茶の朝食。点心や飲茶など、中国らしい味をゆっくりとお召し上がりいただきました

船内での楽しいひととき

船内では、太極拳や健康講座、映画上映など、さまざまなイベントが開かれました。さらに夜には、船長の歓迎パーティーや音楽仮面舞踏会、クルーによるショーなどが開催され、クルーズライフもお楽しみいただきました。名物の変面ショーは、会場内大盛り上がりでした。

ウェルカムパーティーで船長や各マネージャーと乾杯!
名物の「変面ショー」は大盛り上がり
ダンス、歌、マジックなど、船内のレストランやレセプションにいるクルーによる技の披露も
ガイドさんによる三国志講座も好評
基本的にバーでの飲み物はワイン、ビールなどのアルコール類も無料なのも嬉しいサービスでした
ワールド航空サービスのお客様だけのティータイムもお楽しみいただきました
船内はスパ、プール、ジムなどもご利用いただけます
乗船すると開放的な吹き抜けのホールが迎えてくれます
左から、ガイドの蔡さん、クルーズ会社の金さん、添乗員の牧原・竹内、船内クルーの杜さん、クルーズ会社の趙さん

変わりゆく中国、変わらない中国、本当に思い出に残る旅となりました。
年末にもツアーがございます。ぜひご覧ください。

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