【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年10月27日

【帰国レポート】秋色のベルギー美食の宿とシャトーホテルの旅

<2025年10月15日(水)~10月23日(木) 9日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>

 オランダと合わせて旅をすることが多いベルギーはブリュッセル、アントワープ、ブリュージュなど北部の方が日本ではなじみがあるかもしれません。今回の旅の舞台は訪ねることが少ないベルギー南部のワロン地方。食通に愛されるオーベルジュ、湖畔に佇むシャトーホテルに宿泊しながら、秋色に染まるワロン地方の小さな町や村を訪ねるツアーから帰国いたしました。

静寂な湖畔に佇むシャトー・デュ・ラック

 シャトー・デュ・ラックはベルギー北部と南部の境界となる湖の畔に佇む5つ星ホテルです。湖畔には紅葉した木々が並び、お洒落な館が点在し、「軽井沢のようね」とおっしゃるお客様もいらっしゃいました。ロマンチックなシャトーホテルに2泊し、静かな湖畔を歩いたり、鉄道を利用してブリュッセルへお出かけしたりとお楽しみいただきました。

シャトー・デュ・ラック。白い城館に紅葉した蔦の葉がよく似合っています
ホテルの目の前に広がる湖の畔をのんびりと散策しました
クラブケーキと蟹のビスク。優しい味わいでした
ご希望の方は鉄道を利用し、ブリュッセルへ。週末に開催されるアンティーク市に立ち寄りました

美食の宿 オーベルジュ・ドゥ・ロシュオー

 ワロン地方南部、丘の上にある小さな村ロシュオーには隣国のフランス人も国境を越えて訪れるほど人気の高いオーベルジュがあります。地元の食材を使いながら、見た目も美しいお料理は優しい味わいで、お客様にとても好評でした。オーベルジュ、レストランのスタッフともにホスピタリティに溢れ、親切に接してくれ、心温まるひとときをお過ごしいただきました。

趣のあるオーベルジュ・ドゥ・ロシュオー
お洒落なレストランではグループ以外にも多くのお客様が食事を楽しまれていました
バラの花のようなビーツと赤マグロの前菜。アニスのオイルがアクセント
「柔らかい」と好評だったビーフのフィレ。彩にも工夫を感じます

秋色が似あうワロン地方のシックな町や村

 ワロン地方にはグレーの石造りの家屋が建ち並ぶシックな佇まいの町や村が多く、赤や黄色に染まった木々と絶妙なコントラストを織り成していました。この地域を訪ねるなら、秋がベストシーズンだと実感しました。行く先々で見惚れるほど美しい秋景色を望むことができ、お客様もお喜びでした。ワロン地方で有名な町ナミュール、ディナン、デュルビュイに加え、ワロン地方の美しい村に登録されている小さくも味わい深い2つの村、ラフォレとトルニーを訪ねました。
 今回の旅はワロン地方に絞ったコースだったので、日程にゆとりがあり、それぞれの町や村で自由時間もお取りし、思い思いの時間をお過ごしいただきました。
 

「世界で一番小さな町」デュルビュイ。プチ・トレインで訪ねた展望台からの眺め
ワロン地方の中心都市ナミュールには2連泊。夜景もご覧いただきました
ラフォレはごく普通の民家の佇まいが何とも言えず魅力的でした
「ベルギーのプロヴァンス」トルニー。はちみつ色の家並みが際立つ、温かみが感じられる村
トラピストビールの醸造所として有名なオルヴァル修道院。現在も7人の修道士が暮らし、静かな時間が流れていました

 今回、訪ねた町や村は日本ではあまり知られていませんが、どれも個性が際立っていました。人気観光地ではないからこそ、落ち着いた雰囲気の中、散策を楽しめたことも旅の印象を深めたことと思います。ベルギーの魅力の奥深さを感じたツアーでした。

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