【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年10月21日

【帰国レポート】ブルゴーニュ地方の栄華と古都ディジョンの旅】

<2025年10月6日(月)~10月15日(水) 10日間 添乗員:東京支店 岩田尚之>

ブドウ畑が秋色に染まり始めたブルゴーニュ地方の旅にご案内しました。ブルゴーニュ地方はフランス屈指のワイン産地で、日本でも人気のシャブリ(白ワイン)や世界一高価なワインとして有名なロマネコンティを擁する一大産地です。また、ワインだけではなく中世初期のロマネスク建築も豊富に残されています。各地に点在する、中世の町並みが美しい村の訪問と併せてレポートします。

宿泊するからこそ見られるヴェズレーの絶景

旅のハイライトのひとつでもあるヴェズレーでの滞在。「ヴェズレーの教会と丘」として1979年世界遺産に登録され、さらに「サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路」としても世界遺産に拡張登録されたことから、人口500人程度の小さな村ながら2つの世界遺産を有しています。そのため、日中は観光客や巡礼者が数多く訪れに賑わっていますが、このたびは、参道の正面に建つホテルに宿泊。朝には、村本来の静かな様子をご覧いただけました。また、今回はラッキーなことに朝晩の寒暖差の影響で見事な雲海が出現、これも朝早くに訪れたからこその絶景でした。

創業200年の歴史を持つホテル「オテル・デ・ラ・ポステ・エ・ドゥ・リオン・ドール」
観光客や巡礼者のいない参道を、写真を撮りながらゆっくり進みます
誰もいない静謐な時間が流れるサント・マドレーヌ聖堂
教会背後からのパノラマ。素晴らしい雲海にしばし見とれました

ブルゴーニュ地方に点在するロマネスク建築を訪ねて

ブルゴーニュといえばワインが有名ですが、実はゴシック建築より以前、中世初期に流行ったロマネスク建築の宝庫でもあります。10~12世紀頃に広まり、その後改築や破壊などが繰り返されたため、現存するものは貴重です。各地に点在する建築美をつぶさに見ようとご参加いただいた方も多く、個人旅行では行きづらい町を辿りながら、華やかさこそないけれど、素朴で丁寧に彫られ築かれたロマネスクの真髄にふれていただきました。

ロマネスク建築の至宝といわれるオータンのタンパン
訪れる機会の少ないクリュニー修道院。ロマネスク建築としては巨大な教会は当時の裕福さを物語っています

訪れてみてこそ本当の良さが伝わる「フランスの最も美しい村」

パリから2時間ほどにありながら、訪れる機会の少ない町プロヴァン。中世の時代に国際マーケットが開かれて発展した歴史を宿す町並みは、世界遺産に登録されています。城壁に囲まれた町には中世の建造物が多く残っていて、地元の学生が大勢見学に来ていました。
その他にも、川の崖沿いに町が広がるスミュール・アン・オーソワやフランス全土にあるお土産アニスキャンディーの発祥地フラヴィニー・シュル・オズラン、木骨組みの家並みが残るノワイエ・シュル・スランなど、特徴的な村々を散策しました。

プロヴァンの町の入口には立派な城壁があります。当時は町を一周囲んでいました
川辺から眺めるスミュール・アン・オーソワの町は天気も良く写真映えします。
フラヴィニーの町には修道士が作っていたアニスキャンディーの道具や歴史が学べます
ノワイエ・シュル・スランにある木骨組の家並みは、まるで中世にタイムスリップしたかのよう

今回は、秋のブルゴーニュ地方ということで、黄金に色付いたブドウ畑をご覧いただくこともできました。食事のレベルも高く、ワインとの相性も抜群。そして、美しい建築や町並みも見られる、毎日がハイライトのツアーです。地方ごとに特色の強いフランスですが、その中でもブルゴーニュは特におすすめしたいエリアです。まだ、行かれたことのない方は、ぜひご注目ください。

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