【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年10月03日

【帰国レポート】隊商の道 サマルカンド、ブハラ、ヒワの旅 8日間

<2025年9月26日(金)~10月3日(金) 添乗員:大阪支店 中島瀬七>

このたび、ウズベキスタンの5つの世界遺産を巡る8日間の旅に添乗いたしました。ウズベキスタンは古代よりさまざまな人々と文化が行き交い、シルクロードの中でも特に重要な交易の要衝として栄えた国です。旅の間は毎日雲ひとつない快晴のもと、「青の都」とも称されるウズベキスタンならではの美しい「青」の世界をお楽しみいただきました。

ヒワで出会ったラクダのリアルな姿に思わず本物?と足を止めて見入ってしまいました
澄み渡る青空のもと、青に包まれた美しい世界をご堪能いただきました

中世にタイムスリップしたような城壁の町ヒワ

首都タシケントから航空機で約1時間30分。ウズベキスタン西部に位置する古都ヒワでは、城壁に囲まれた旧市街「イチャン・カラ」を散策しました。西門から入ると、まず目に飛び込んでくるのが「カルタ・ミナール」と呼ばれる未完成のミナレット(尖塔)です。青や緑のタイルで彩られた太い円筒形の塔は、イチャン・カラのどこからでも見える美しいランドマークとなっています。夕刻には、「チャイ=お茶」を楽しむための「ハナ=部屋」を意味する人々の憩いの場「チャイハナ」にて、そのまま絞ったスイカジュースやメロンジュースもお楽しみいただきました。アクシェイフ・ババの見晴台から幻想的な夕日を眺め、夜のライトアップされたイチャン・カラも散策。昼とはまた異なる雰囲気を味わいました。

迷路のように路地が入り組む城内。世界遺産イチャン・カラの全体像がわかります
鮮やかなタイルが輝く、ヒワの象徴ともいえる未完成の青い塔
真っ赤なザクロを手際よく搾る男の子
旅の合間にチャイハナにて。甘いスイカとメロンの搾りたてジュースが歩き疲れた身体に沁みます
黄金色に染まる夕日が、古都ヒワの街並みを幻想的に包み込みます
昼間とは異なる神秘的な表情を見せます

町歩きが楽しい・ブハラ

ウズベキスタン中部に位置するブハラは、古代からシルクロード交易の中心として栄えたオアシス都市です。砂の色に溶け込むような土壁の町並みには、千年以上にわたり人々の営みが続いてきたぬくもりが漂い、ヒワとはまた趣の異なる、どこか落ち着いた雰囲気が魅力です。夜になると、ライトアップされたモスクやミナレットに人々の笑い声や音楽が響き、昼間とは違う賑わいを感じられました。宿泊したホテルからほど近い屋根付きバザール「タキ」では、刺繍布スザニや伝統のコウノトリのハサミなどが並びます。ゆっくり時間をかけて選ぶひとときも、旅の楽しみとなりました。ブハラの象徴ともいえるラビ・ハウズのほとりでは、夕方になると地元の人々が木陰で語らい、観光客がベンチでくつろぐ姿が見られます。色づき始めた木々が池の水面に映り込み、静けさと温もりが交差するその光景は、まるで時がゆるやかに流れているかのようでした。

ウズベキスタンの至るところでのんびりと過ごす猫たち
早朝の静かな水面に映る木柱が美しい「バラハウズ・モスク」
ブハラで出会った笑顔がとてもかわいい10人の女の子たち
秋の訪れを感じる池のまわりでは、地元の人々や観光客が穏やかな時間を過ごしていました

青のドームが美しいサマルカンド

「青の都」と呼ばれるサマルカンドに到着後、まずはレギスタン広場を訪れました。サマルカンド・ブルーに輝くドームやタイル装飾が美しく、広場の中心に立つと、思わずその美しさに圧倒され、ぐるぐると見渡したくなる不思議な感覚に。夜にはプロジェクションマッピングが行われ、昼間とはまったく異なる幻想的な光景が広がりました。

青空の下、サマルカンド・ブルーがいっそう美しく輝いていました
壁面に映し出される光の演出。地元の方々も見に来ていました

また、ナッツやドライフルーツで知られるバザールでは、人々の活気があふれ、サマルカンドの日常を感じることができました。滞在中には英雄ティムールの故郷・シャフリサブススへも足を延ばしました。アク・サライ宮殿の壮大な門に残る青いタイルの装飾は今もその栄華を物語り、ティムール王の銅像を前に、偉大な王の存在を感じるひとときとなりました。

バザールでは味見を楽しみながらお買い物です
民族衣装を身に纏った女性たちが英雄の故郷に華を添えます

ウズベキスタンの歴史、文化、そして人々の温かさにふれ、心満たされる旅となりました。美しき「青の国」ウズベキスタンを訪れ、魅力たっぷりの姿をぜひご自身の目で確かめてください。

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