【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年10月08日
【帰国レポート】エオリエ諸島とシチリア・カラブリアの小さな町
<2025年9月28日~10月7日 10日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>
<2025年9月28日(日)~10月7日(火) 10日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>
地中海最大の島・シチリア島は地理的重要性から、多くの民族が支配することを望み、古代ギリシャ、ローマ、アラブ、ノルマンなど歴史が積み重ねられた「文明の十字路」。一度の旅では知り尽くせない魅力があります。今回の旅ではシチリア島の小さな町や村、そしてエオリエ諸島へも足を延ばし、「もう一つのシチリア」に出会う新しいルートを取りました。旅の後半はメッシーナ海峡を越えて、これまで訪れる機会の少なかったカラブリア州にもご案内しました。
エオリエ諸島の旅① 色彩鮮やかなパナレーア島と活火山の島・ストロンボリ島を訪問
今回ご参加のお客様の多くが、個人では行きづらいエオリエ諸島の訪問を楽しみにされていました。シチリア島のエオリエ諸島への玄関口、ミラッツォを拠点に最初にご案内したのが、風光明媚なリゾート地パナレーア島です。ギリシャのサントリーニ島を彷彿させる白亜の壁、青い扉や窓の家並み、赤いブーゲンビリアと荒々しい火山のコントラストが魅力的で、景色を愛でながら散策をお楽しみいただきました。
続いて、現在も噴火活動を続けているストロンボリ島へ。島での散策と夕食後、夕暮れ時に島の周辺をクルーズし、赤い溶岩が山肌を流れ落ちる瞬間を待ちました。



エオリエ諸島の旅② 歴史深きリパリ島に宿泊しました
エオリエ諸島最大の島リパリ島へは、1泊分の手荷物を持って小旅行。島をドライブし、噴煙を上げるヴルカーノ島、パナレーア島、ストロンボリ島などエオリエ諸島の景色をご覧いただきました。リパリ島は紀元前4,000年からの歴史を持ち、先史時代の遺跡も残っています。島内で出土した埋葬品が並ぶ考古学博物館では、往時の生活ぶりが窺えました。エオリエ諸島とひと口に言っても、それぞれに異なる文化、景観を有する個性豊かな島々であることを実感しました。


知られざるシチリア島の小さな村を訪ねました
今回ご案内したシチリア島の小さな村の中でも、お客様が特に散策を楽しまれていたのが北東部にあるサヴォカでした。ここは映画『ゴッドファーザー』のロケ地として知られ、映画に登場した教会、カフェなどを名画のシーンを思い出しながら、ご覧になっていました。
そのほか、地産の赤大理石で作られた建物が並ぶサン・マルコ・ダルンツィオ、13世紀の城が今も残るモンタルバーノ・エリコーナなど、シチリアの王道コースからは外れてしまう小さな村を訪ねました。




歴史浪漫を味わいながらメッシーナ海峡を越え、カラブリア州へ
紀元前、ローマとカルタゴが覇を争ったポエニ戦争の舞台となったメッシーナ海峡。最も狭い場所では約3kmですが、いまだ橋は架けられていません。フェリーに乗船していたのはわずか20分ほどですが、シチリア島を離れ、イタリア本土が近づいてくるのを望みながら、古来多くの民族がそれぞれの思いを抱えてこの海峡を渡ったのだと思うと感動がこみ上げてきました。カラブリア州では旧市街と教会を頂く2つの岩山がある奇観のリゾート地トロペアに宿泊し、知られざる小さな町や村を訪ねました。



今回の旅はイタリアを何度も訪れているお客様が多かったのですが、これまでにないルートで、イタリアの魅力を再発見していただけました。コースの切り取り方次第で、新しい魅力を深掘りできるイタリアという国の奥深さを改めて感じたツアーでした。
ワールドでは「まだ見ぬヨーロッパ」と題し、旅情豊かな町や村を訪ねる、個人旅行では実現しづらいツアーを数多く企画しています。ぜひホームページをご覧ください。
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