【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年09月23日

【帰国レポート】知られざるフランケンの町フォルヒハイムと煌めくボーデン湖の旅

2025年9月15日(月)~9月23日(火) 9日間 添乗員:稲田裕子

飛行船に乗船しているところです

弊社初訪問「フォルヒハイム」へ

町の歴史は古く、805年にカール大帝が発布した勅令にこの町の名前が登場します。長らくバンベルク司教の領地となっていましたが、19世紀初頭にはバイエルン選帝侯によってバイエルン公国の一部となりました。旧市街の中心には木骨組みの家々が残り、14~16世紀にかけて建設された市庁舎、14世紀後半にバンベルク司教の館として建設された「フォルヒハイム城」などがあります。日本人グループがフォルヒハイムを訪れるのは初めて! ということで、地元観光局のスタッフが歓迎に来てくれました。

フォルヒハイム市庁舎の一部
フォルヒハイム城(現在内部は博物館になっています)
木組みの家々とフォルヒハイムの教会
地元観光局のニコさん、ガイドのデイビッドさん、そして観光局のマリアさん(昼食レストランにて)

世界最大のビアガーデン「ケラーヴァルト」

フォルヒハイムの郊外に位置するケラーヴァルトは世界最大のビアガーデンとして知られています。約2万平方キロの敷地に20を超えるビールセラーがあり、毎年7月に行われる聖アンナフェスティバルの時には50万人を超える人々が訪れるとか。今回はビールを貯蔵していた地下倉庫(ケラー)を見せてもらい、「シンドラーケラー」で夕食をお召し上がりいただきました。

ケラーヴァルトへ到着。世界最大のビアガーデンと称されるだけあり、緑あふれるエリアです
ケラーとは、地下貯蔵庫のこと。かつては氷室として使用していました
今回は特別に内部に入れてもらいました。台の上がビールを置くところ。下の通路に氷を敷いていたそうです
夕食のビアガーデンレストラン。夕暮れ時になり、店もライトがついて華やかに

弊社初! ツェッペリン乗船

ツェッペリン伯爵が世界初の硬式飛行船を開発したのは1900年のことです。そして、当時の総力を結集して建設した世界最大の飛行船「グラーフ・ツェッペリン号」は1928年に完成。その全長は245m(飛行機は約74m)という巨大なものでした。この飛行船、1928年8月に世界一周飛行を実施し、その途中の8月19日には日本にも寄港しました。飛行機、ヘリコプター、セスナ、気球……空を飛ぶ乗り物は様々ですが、「飛行船」は一度は乗ってみたい憧れの乗り物ではないでしょうか?

第一便は朝08:20。ちょうど太陽がのぼったばかりで、とても幻想的でした
上空からの景色(お客様提供)
ボーデン湖畔のフリードリヒスハーフェンの町から、オーストリアとの国境付近にあるリンダウまでの45分飛行です(お客様提供)
飛行船を操縦するパイロット(お客様提供)
今回は特別に、ハンガーに格納されている飛行船も見せてもらうことができました

スイスまで足を延ばしました

旅の後半に4連泊したコンスタンツは、ボーデン湖畔に位置する町です。ボーデン湖はドイツ、スイス、そしてオーストリアに囲まれているので、ちょっと足を延ばしてスイスまで出かけてきました。ライン滝は水量も多く、ライン川のクルーズをしつつ、滝に接近する迫力満点クルーズを楽しみました。シュタイン・アム・ラインの町は壁画に彩られていて、そんな家々を眺めながらのぶらり散策が楽しかったです。

迫力満点のライン滝。キャプテンがかなりかなり近づいてくれて、飛沫をたっぷり浴びました
シュタイン・アム・ラインの町。日曜の昼時なので、人出も多く賑やかでした
スイスの画家であり絵本作家でもあるアロイス・カリジェ氏の作品(ホテル・アドラーの壁画)

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