【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年09月02日

【帰国レポート】オセアニア避暑計画 グレートオーシャンロードとメルボルン滞在の旅

<2025年8月12日~8月20日 9日間 添乗員:東京支店 小熊 菜幹>

<2025年8月12日~8月20日 9日間 添乗員:東京支店 小熊 菜幹>

治安が良く、移民の受け入れによる自由な空気で「世界一住みやすい街」に7年連続で選ばれたこともあるメルボルン。路面電車が行き交い、街に一歩足を踏み入れるとどこか懐かしい、でも新しい、不思議な空気を感じます。今回はそんなメルボルンに5日間ゆっくり滞在しました。南半球の8月は冷涼な冬なので観光にも最適です。加えて、絶景の海岸線が続く「グレートオーシャンロード」やフランスのモエ・エ・シャンドンがワイナリー「ドメイン・シャンドン」を構える「ヤラバレー」のような自然豊かな郊外も観光。道すがら、野生のコアラやカンガルー、オウムにも遭遇し「これぞオーストラリア」という旅情を感じました。

溶岩で造られたメルボルンの「聖パトリック教会」
ヤラバレー「ドメイン・シャンドン」

メルボルン 世界一住みやすい街の秘密

メルボルンの住みやすさの要因として、緻密な都市計画が挙げられます。路面電車が走る広い通りと、その間を縫うように伸びる小道。中心にはヤラ川が流れ、いたるところで現代アート(落書き)も盛ん。レンガ造りの歴史的な建物の隣に、最新のガラス張りのビルが建ち、その対比が絶妙な調和を生んでいます。そして市内には大小様々な公園が点在し、どこに住んでいても徒歩10分以内に緑地があります!

美しい夜景
ストリートアートの聖地「ホイザー・レーン」

交通機関も充実しており、ランドマークの「フリンダースストリート駅」を起点として、CBD(中心業務地区)は路面電車「トラム」の無料区域です。気軽に出かけることができ、観光客にも地元民にも優しい設計。放射状に広がる路線は、まるでヨーロッパの街を思わせます。

世界の美食が集まる街
また、数多くの移民を受け入れてきたメルボルンの住宅街は、それぞれが個性的な雰囲気を持っています。チャイナタウン、イタリアン街区、ベトナム街、ユダヤ人コミュニティ。異なる文化が、それぞれの味わいを保ちながら共存している。これこそが、メルボルンの大きな特徴です。民族の多様性に伴い、食文化も高レベル。世界中の味が、オーストラリアの豊富な食材で再現されています。特に新鮮なシーフードは絶品。人気店には長蛇の列ができますが、誰も苛立った様子を見せません。「良い食事は待つ価値がある」という暗黙の了解があるのです。

レストラン「NO35」の前菜「キャビアと鮮魚のセビーチェ」

南メルボルン市場にて「新鮮なウニと牡蠣」

必ず楽しみたいカフェ文化
カフェ文化も特別で、朝のメルボルンは、コーヒーの香りから始まります。味に自信があるカフェほど宣伝をせず、看板すら掲げないのだとか。有名なのは「フラットホワイト」という、オーストラリア発祥のエスプレッソコーヒーです。合わせるきめ細やかなスチームミルクは気温や湿度によって調整が必要なので、世界中のバリスタが修業に来ます。小さな路地裏のカフェでこの「フラットホワイト」を注文すると、バリスタが微笑みながら「良い選択ですね」と言ってくれました。そんな小さな交流も、滞在ツアーの醍醐味です。

「マーケット・レーン・コーヒー」黄緑色のオリジナルトートバッグも大人気
クロワッサンで有名な「ルーン」ですが、コーヒーも最高です! 朝7時30分の開店から行列ができます


絶景のグレートオーシャンロード

美しい海岸線のグレートオーシャンロードは「ベイオブアイランズ」「ロンドンブリッジ」「ロックアンドゴージ」など様々な絶景スポットがあります。中でも有名なのが「十二使徒」。力強い岩柱が特徴です。ツアーでは晴天に恵まれ、時間を忘れてしまいそうなほど綺麗な景色が広がっていました。メルボルンから日帰りで訪れることが多い「グレートオーシャンロード」ですが、ウォーナンブールで1泊することにより、午前中の空いている時間からご案内しました。

「12使徒」の隠れたビューポイント
美しい入り江も
「ロックアンドゴージ」ここ付近で沈没した船が名前の由来です
運転手のコリンさん。半袖では寒そうですね

暮らすように旅する滞在型のツアーは、余裕がありつつ毎日が充実しています。季節が日本と反対のオーストラリアは、避暑にはうってつけでした。来年はオーストラリアで新たな滞在の旅も企画中。猛暑の日本の夏を離れて、快適なオーストラリアの旅はいかがでしょうか。

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