【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年07月23日
【帰国レポート】美しき湖水地方と花咲くチロルを歩く旅
<2025年7月14日(月)~7月23日(水) 添乗員:大阪支店 谷村咲衣>
「地球を歩く旅~ヨーロッパ編~」として発表した、オーストリアの2つの地域ザルツカンマーグート(湖水地方)とチロル地方を巡る旅より帰国しました。各地のハイキングではいずれも、約1時間半~2時間程度の無理のない散策路を歩き、高山植物や雄大な山々と湖が織りなす美しい風景を存分に味わうことができました。
ザンクト・ギルゲンを拠点に、山頂ハイキングへ
モーツァルトの母の生誕地でもあるザンクト・ギルゲンに3連泊し、この町を拠点に観光を楽しみました。滞在中には、ロープウェイで標高1,522mのツヴェルファーホルンへ。山頂からは、鮮やかなブルーに輝くヴォルフガング湖や、その奥に広がるモンゼー湖が一望できました。ハイキングでは高山植物の華麗な花々やアルプスの山並みを眺めながら、約1時間半の散策を満喫しました。翌日は、フェリーでザンクト・ヴォルフガングへ渡り、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台のひとつシャフベルク山へ。歴史を感じさせる赤い歯車式登山列車に乗って山頂を目指しました。残念ながら天候に恵まれず、山頂からの景色は望めませんでしたが、下山後は趣あるザンクト・ヴォルフガングの町歩きやオペレッタ「白馬亭」の舞台ともなったレストランでの昼食を楽しみました。







様々な角度から望むハルシュタット
ハルシュタット湖周辺では、オーバートラウンよりロープウェイでダッハシュタイン山を望む標高2,109mのクリッペンシュタイン展望台へ。そこからミニハイキングでファイブ・フィンガーズ展望台まで歩きました。崖っぷちから空中に5本の指のようにつきだした展望台で、写真用の額縁がついた指、ガラス張りの床になった指、望遠鏡が設置された指など、それぞれ特徴を凝らした設計です。展望台からはハルシュタット湖やハルシュタットの町並みなど世界遺産の景観を一望できました。


その後、渡し船を利用して湖を渡りハルシュタットへ。湖上から眺める町並みは、まさに絵画のようです。この日はハルシュタットに宿泊し、日暮れ前や翌朝に散策へ。日中の賑わいとは対照的で、穏やかで幻想的な雰囲気の中、町の魅力をしっかりと堪能することができました。






オーストリア最高峰を望む、絶景ルート
インスブルックへの移動の途中、オーストリア・アルプスを代表する絶景ルート、グロスグロックナー山岳道路を訪れました。48ものヘアピンカーブが連なり、標高を上げるごとにアルプスの雄大な自然が間近に迫る、まさに圧巻のドライブルートです。終点にあたるフランツ・ヨーゼフス・ヘーエ展望台では、オーストリア最高峰グロスグロックナー(3,798m)の雄大な姿を目の前に望むことができ、その威厳ある景観に心を奪われました。展望台に向かうハイキングルート、パノラマヴェーグ・カイザーシュタインでは、可憐な高山植物を眺めながらの心地よいハイキングを満喫。展望台付近では沢山の野生のマーモットの姿にも出会うことができました。





ハプスブルク家ゆかりの町、インスブルックに滞在
最後はインスブルックに3連泊。山岳ガイドと共にパッチャーコーフェルのツィルベンヴェ-グと呼ばれる登山道を往復3時間かけて歩きました。ハイキング中は、眼下に広がるインスブルックの町並みや、イン川沿いにそびえるノルトケッテ山脈の雄大なパノラマを一望。まさに絶景の連続でした。最終日には、インスブルックのシンボルともいえるノルトケッテ展望台にも足を運び、標高2,000メートルから眼下に広がるインスブルック市街を見渡すダイナミックな眺望を堪能し、旅を終えました。








毎日、心地よく過ごしやすい気候と山の空気の中、オーストリアならではの美しい風景と大自然を肌で感じ、心ゆくまで楽しみました。今後の「地球を歩く旅」シリーズもどうぞご期待ください。
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