【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年07月28日
【帰国レポート】花咲くアジア高原の避暑地 キャメロンハイランドの旅
<7月19日発 添乗員 東京支店・相澤満弘>
<7月19日発 添乗員 東京支店・相澤満弘>
涼を求めて、マレー半島の避暑地キャメロンハイランドに滞在する「アジア夏の高原の旅」の添乗へ行ってまいりました。キャメロンハイランドは首都クアラルンプールから北へおよそ200キロ、標高1500メートルほどの山間にあります。滞在時の最高気温は23度程度でとても涼やかで、日本各地で酷暑日が続く最中、英国風情感じるホテルの滞在を通じて涼やかなマレーシアを満喫しました。

「キャメロン・ハイランズ・リゾート」に2泊 涼やかな高原を楽しみました
19世紀末の英領期、国土調査官であったウィリアム・キャメロンにより開拓が進められ、英国時代の趣ある建物が残るキャメロンハイランド。このたびは、1930年代に建設されたコテージを改装した「キャメロン・ハイランズ・リゾート」に連泊しました。世界に展開する「スモール・ラグジュアリー・ホテル(SLH)」に加盟し、客室数は50室程度と小規模。スタッフはマレー系、中華系、インド系の人々と様々で多民族国家のマレーシアらしさが感じられますが、どの方もとても親切で、きめ細かなサービスが光っていました。
避暑地のため、室内に冷房はありません。日中は暑くなるのではないかと少し心配しましたが、かえって、朝晩は涼やかに感じられるほど。チューダー様式のイギリスの伝統を感じるしゃれた外観に、広々とした客室、明るい印象のロビー、夜には暖炉に薪をくべるシックな図書エリア、レストランやティーラウンジ、ギフトショップなどの施設も充実しており、優雅に2泊の滞在を過ごしました。






キャメロンハイランドは、マレーシア国内最大の茶葉生産地として知られています。イギリス時代に紅茶のプランテーションが開かれ、この地に適したインド・アッサム州のチャノキがもちこまれ、同時代にインド人が労働のために移住したと言います。
マレーシア最大規模の紅茶ブランドが、マレーシア宮廷でも親しまれている「BOHティー」。キャメロンハイランドの中心地ブリンチャンから丘を駆け上がった先に、丘陵一面に茶畑が広がるBOHティーのスンガイ・パラス・ティーガーデンがあります。
ちなみに、BOH(ボー)とは、中国の茶の産地「武夷(山)」(Wuyi。英語でBohea)にちなむネーミングだそう。小さな紅茶生産工場を覗き、カフェの向こうにあるテラスや遊歩道を下り、涼やかな高原の風を受けながら、周辺の茶畑を見渡しました。


もうひとつ、キャメロンハイランドでご案内したのがフローラ・パーク。賑わうKEAファームの山道を上がった場所に広がる巨大な公園で、インドア、アウトドアのエリアに分かれています。広大な敷地に色とりどりの花々が一面に咲き誇っていました。





クアラルンプールでも名門ホテルに宿泊
旅の最後は、首都クアラルンプールにて、名門「ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール」に宿泊。1932年に建造された歴史的建築物で、創業当初から街を代表する最高級ホテルとして、豪華な社交イベントが催され、著名な賓客を迎えてきました。1984年から1998年までは国立美術館として使用されましたが、2012年、15階建てのタワーウィングを加えて再オープンしました。




クアラルンプール発祥の地や、歴史あるムルデカ・スクエア(独立広場)などにも近く、自由行動の時間には、市内を走る電車(LRT)を利用して、新旧の建造物群が混在するクアラルンプール市内の散策にご案内しました。




マレー鉄道に乗車し、マレーシア第3の都イポーも訪ねました



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