【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年07月29日

【帰国レポート】夏のモンゴル・ゴビ砂漠の絶景と花咲くテレルジの旅

<2025年7月9日(水)発 添乗員:東京支店 牧原 淳一郎>

モンゴルといえば見渡す限りの大草原のイメージかと思いますが、今回はモンゴル南部に広がるゴビ砂漠を中心に、高山植物の花々が咲き乱れるテレルジを訪れました。一昨年放映され、来年には続編が放映予定のTVドラマ『VIVANT』の舞台にもなった荒涼とした風景も、モンゴルのもう1つの魅力です。昨年もモンゴルを訪れましたが、宿泊事情も年々良くなってきていると感じました。ゴビやテレルジのツーリストキャンプではシャワー、トイレがゲルに付いており、思いのほか快適にお過ごしいただいたようです。また、ちょうど天皇皇后両陛下のモンゴルご訪問の日程と重なり、偶然にもお見かけする機会に恵まれました。

ウランバートル中心部では天皇皇后両陛下ご訪問を歓迎する大きなポスターが掲示されおり、歓迎ムードに包まれていました

世界で初めて恐竜の卵の化石が発掘されたバヤンザクの崖

ゴビ沙漠にはいくつかの絶景スポットがあり、バヤンザクもその1つです。アメリカのアンドリュース隊が調査中に1人の調査員が崖から落ちたことで、世界で初めて恐竜の卵の化石が発掘され、世界中に知られるようになりました。展望台から眼前に広がるゴツゴツとした岩肌の地形は圧巻でした。風紋の美しいモルツォグ砂丘も絶景ポイント。砂丘の上に登って、上からの眺めや足元の美しい風紋を見ながらの散策も楽しみました。また、ゲルの民家にも入れていただき、ヤギのミルクが入ったお茶をいただきながら、ゲルでの生活についてお話を伺うこともできました。

バヤンザクの崖。この崖下から世界で初めて恐竜の卵が発掘されました
バヤンザクの崖の上に作られた散策路
モルツォグ砂丘では皆様砂丘に登り上からの景色をご覧いただきました
風紋が美しいモルツォグ砂丘
ゲルで生活する遊牧民の民家を訪問
今回宿泊した「グランド・ゴビ・リゾート」。ゲルはシャワー・トイレ・エアコン付で快適に過ごせました

ナキウサギにも出会えたヨーリンアム渓谷と、地層が美しいツァガーン・スヴァルガ

標高2,200mにあるヨーリンアム渓谷は、半袖ではやや肌寒い気温でしたがハイキングにはちょうどよく、ダイナミックに崖が迫る渓谷に沿っての散策を楽しみました。他ではなかなか見られないかわいらしいナキウサギにも出会うことができ、疲れも吹き飛びました。一方、ツァガーン・スヴァルガは白と赤のコントラストが美しい断崖絶壁の地。鉄分を多く含んだ赤色の地層、石灰岩を多く含んだ白色の地層が織り成す絶景を、崖の上から、さらに下からもご覧いただきました。

ヨーリンアム渓谷を散策。ほぼ平坦な歩きやすい道です
ナキウサギにも遭遇しました
渓谷が狭くなっているところまで片道約2㎞を散策しました
赤と白の地層のコントラストが見られるツァガーン・スヴァルガ

エーデルワイスも観賞。花咲くテレルジを訪問

一般には高地でしか見ることのできない高山植物の花々を観賞することができるのも、モンゴル訪問の楽しみです。首都ウランバートルから約1時間余りのテレルジは亀石という有名観光地がありますが、フラワーウォッチングを楽しめるエリアでもあります。今回は希少なエーデルワイスをはじめ、モンゴルの国花のマツムシソウ、ナデシコなどの花々をご覧いただきました。また、宿泊したツーリストキャンプ周辺のハイキングや乗馬体験、鷲との記念撮影など楽しまれた方もいらっしゃいました。

テレルジのランドマーク「亀石」
フラワーウォッチングではエーデルワイスもご覧いただけました
モンゴルの国花マツムシソウも。その他にも色とりどりの花々をたくさんご覧いただきました
鷲を腕に乗せると羽を広げてくれます。記念写真を撮られた方もいらっしゃいました
ご希望の方とはゲル周辺のハイキングにもご案内しました
テレルジでは旅の最後の夜に馬頭琴の演奏も楽しみました

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