【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年06月11日
【帰国レポート】リグリア地方の美しき道
<2025年5月27日(火)~6月6日(金) 添乗員:湘南支店 永吉彩>
<2025年5月27日(火)~6月6日(金) 添乗員:湘南支店 永吉 彩>
古代ローマ時代に整備されたアウレリア街道。現在も国道1号線として、ローマからピサ、ジェノヴァを経てフランス国境へと繋がっています。今回は、イタリアン・リビエラとも言われるリグリア海沿いの「道」をテーマに訪れました。
古代から続くアウレリア街道をドライブ。リグリア地方の小さな村を巡ります
イタリア北西部、フランスと国境を接するリグリア州は、イタリアン・リビエラとも呼ばれ、フレンチ・リビエラと同様に美しい海岸と温暖な気候で知られています。このリグリア海沿いには「イタリアの最も美しい村」に加盟している中世から歴史が続く小さな村が点在し、今もなお建物や教会、人々の暮らしなどを大切に保っています。モネが晩年よく描いたドルチェアクアや珊瑚漁で栄えたチェルヴォなど、小さくとも路地歩きが楽しい村を訪問しました。


世界遺産チンクエ・テッレは2日かけてじっくりと
イタリアきっての景勝地のひとつ、チンクエ・テッレは「5つの土地」という意味。海と山に挟まれた断崖、カラフルな家並みとブドウやオリーブなどの段々畑が心躍らせる景色を生み出しています。元々はサラセン海賊からの襲撃から身を守るために、11世紀頃から人々が土地を切り拓き、村を築いたことに始まります。拠点となるラ・スペツィアに2泊し、鉄道だけでなく船上から村を眺めたり、展望台に上ったり、2024年に再開された「愛の小径」と呼ばれる海岸沿いの遊歩道を歩いたりと、様々な角度でお楽しみいただきました。特にマナローラの展望台から青い空と海、カラフルな家々が断崖絶壁に立ち並ぶ様子を見た際は、お客様からも「ずっと見てみたかった景色」「まるで絵本の中みたいね」と感嘆の声があがりました。


リグリア州からトスカーナ州へ。古都ルッカやピサも訪問
旅の後半は、海洋国家ジェノヴァを有し海と山に囲まれたリグリア州から、なだらかな農村風景が広がるトスカーナ州へ。中世の城壁がほぼ完全な形で残るルッカは、世界的に有名なオペラ作曲家プッチーニの生まれ故郷でもあります。彼は代々続く音楽一家に生まれ、『蝶々夫人』や『トスカ』など数々の名作を生み出しました。19歳まで過ごしたルッカの家は現在は生家博物館として、彼が使用していたピアノや直筆の楽譜などを展示しています。続くピサでは、ピサの斜塔を見学。ピサ大聖堂の鐘楼として12世紀に建設が始まったものの、このあたりは地盤が緩く、建設途中から傾いたまま完成しました。今では観光名所となり、世界中からたくさんの人々が訪れていました。


5月12日発同ツアーのレポートと併せてご覧ください。
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