【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年05月30日

【帰国レポート】エーゲ海の珠玉の島々へ サントリーニ島とクレタ島の旅

<2025年5月17日(土)~5月25日(日)9日間 添乗員:東京支店 岩田尚之>

エーゲ海に浮かぶ島々の中でも有数の観光地を持つクレタ島とサントリーニ島。この2つの島に焦点を絞り、連泊することで通常では訪れない観光地をじっくりとご紹介しました。サントリーニ島は近年、オーバーツーリズム問題の筆頭に挙げられる場所ですが、この時期はまだ本格的なバカンスシーズンに入っておらず、比較的スムーズに滞在できたのも幸運でした。それぞれの島の様子をレポートします。

神話の世界に浸る クレタ島の滞在

旅の始まりはクレタ島からです。悠久の歴史を持つギリシャ文明ですが、その興りとなったのがクレタ島のミノア文明です。ギリシャ神話のゼウスが誕生した島といわれ、怪物ミノタウロスの伝説が残るクノッソス宮殿など、歴史と神話が入り混じる大変魅力的な島です。また、島の中心的な町々は、中世に入ってきたベネチア軍によって形成され、その後大地震やオスマン帝国による侵攻などで破壊されてしまいますが、今でも港町の雰囲気はベネチア時代を彷彿とさせます。

イラクリオン市内にはベネチア時代の遺構も残されています。シンボルのライオンが特徴の噴水。
ミノア時代の発掘品はアテネよりイラクリオン考古学博物館が充実。クレタ島は牛(ブル)との関係が強く発掘品も多いです。
クノッソス宮殿と同時期に繁栄したフェストス遺跡。新旧2つの宮殿が300年の差で残されています。
ハニアとイラクリオンの間にあるレシムノ。ベネチア時代に築かれた小さく可愛らしい旧港を訪ねました

エーゲ海屈指のリゾート地 サントリーニ島に3連泊

後半はサントリーニ島へフェリーで移動しました。クルーズ船が毎日のように入ってきて近年は観光客が溢れることが問題となっていますが、このたびは3連泊することで、時間に余裕を持たせてじっくりと滞在することができました。リゾート地のイメージが強いサントリーニ島ですが、古代遺跡があったり、外敵から守るための要塞が島の各地に置かれていたり、歴史的な観光地が島内に多く残ります。滞在するからこそご案内できるサントリーニ島の魅力をご紹介でしました。

幻の大陸アトランティスのモデルともいわれるアクロティリ遺跡。ほぼすべて3階建ての家で上下水道を整備するなど文化レベルの高さを感じさせます。
アクロティリ遺跡で発掘された壁画などが展示している新先史期博物館。
滞在するからこそ、夜のライトアップされたイアの町もご覧いただけます。
日中は観光客で賑わうフィラの中心部も、滞在することで本来の静かな様子をご覧いただけます。
イア岬で夕日観賞。天気に恵まれ夕食レストランから綺麗に拝めました。

今回訪れた2島以外にも、ギリシャは神話の世界に通じる遺跡や観光地がたくさんあり、まさに古代の浪漫を感じさせてくれる国です。さらに世界屈指のリゾート地、エーゲ海の島々も持ち、まさに多様な魅力を観光客に見せてくれます。ぜひ一度は訪れていただきたい国であり、また再訪したいと思わせてくれる場所でした。

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