【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年04月04日

【帰国レポート】南イタリアとシチリア島の旅

<2025年3月15日(土)~3月26日(水)12日間 添乗員:稲田裕子>

南イタリアとシチリア島の旅に行ってまいりました。旅はナポリから始まり、アマルフィ海岸のドライブ、世界遺産のマテーラやアルベロベッロを訪問し、そしてメッシーナ海峡を越えてシチリア島へと渡りました。シチリア島でもパレルモやアグリジェント、そしてタオルミナなど、「南イタリア」と聞いて想像する青い海を眺めながら、ギリシャやローマに遡る古い遺跡の数々を巡ってきました。

青い空と青い海。世界遺産アマルフィ海岸のドライブ中にポジターノで写真ストップをとりました。

今も発掘調査が進むポンペイ遺跡

西暦79年のベスビオ火山の噴火により地中に埋もれた古代都市ポンペイ。1748年に再発見され、現在までも断続的に発掘及び修復作業が行われています。轍が残るメインストリートを歩き、人々が長年水汲みをした結果、すり減った石造りの水飲み場の横を通りすぎ、当時の喫茶店やパン屋跡を眺めると、今と変わらない活気ある人々の生活が垣間見えるようです。浴場跡や富豪の屋敷からは多くのフレスコ画やモザイク画が出土しており、ポンペイ遺跡の観光後、ナポリ国立考古学博物館で鑑賞していただきました。

古代の人々が行き来したメインストリートを今は観光客が行き来します。
富豪の家のダイニングに残る「狩り」のフレスコ画。
パン屋跡。発掘されたときには窯の中にはパンがそのまま残っていたそうです。
ポンペイから出土したモザイク画。
ポンペイから出土したフレスコ画。

世界遺産アルベロベッロは旧市街まで徒歩圏のホテルに宿泊しました

年々、大型バスの旧市街への進入が規制されるイタリアの町々。アルベロベッロも同様ですが、今回は旧市街まで徒歩圏のホテルに宿泊しました。せっかくなので、ご希望の方とライトアップされた夜の散歩に出かけました。

明るい青空のもとで眺めるアルベロベッロの町並み。
夜、静まり返ったアルベロベッロの旧市街。ほんのりライトに照らされ幻想的。
鮮やかなピンクにライトアップされた一角もありました。

「イタリアの最も美しい村」加盟のチステルニーノとチェファルー

素敵な風景や歴史があるにもかかわらず、主要な観光ルートから外れているために、忘れ去られ、過疎化や廃村の危機にさらされている自治体(コムーネ)の振興を目的とした「イタリアの最も美しい村」協会は2001年に発足しました。今回はプーリア州のチステルニーノとシチリア島のチェファルーを訪れました。

白壁の家々が印象的な丘の上の小さな村、チステルニーノ。
紺碧の海が印象的なシチリア島の海沿いの町チェファルー。
チェファルーの大聖堂は「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群及びチェファルー大聖堂」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
内部は美しいモザイク画で飾られています。

活気あふれるパレルモの市場へ

シチリア島の州都パレルモではノルマン王宮(パラティーナ礼拝堂)や大聖堂のご案内はもちろんですが、今回は市民や観光客でにぎわうカーポ市場にもご案内しました。旬の野菜や果物、新鮮な海の幸、名物のオリーブやチーズが売られた屋台が並ぶ、活気ある市場をご覧いただきました。

現地ガイドさんと一緒に屋台をのぞいて、今が旬の野菜の数々を教えてもらいました。
簡単な食べ歩きの屋台。ちょうど訪れたお昼前後が一番賑わいます。
シチリア島はオリーブもチーズも名産です。

南北に長いイタリアは一度にすべてを回るのは困難です。南部イタリアもつぶさに見て回ろうと思えば、プーリア州のみ、あるいはシチリア島のみでも1ツアーができてしまうほど、見どころはたくさんございます!そんな珠玉の訪問地を限られた日数でぐるりとご紹介できるこのコースは、南イタリアにご興味がおありの方にはおすすめのコースです。

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