【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年09月27日

【帰着レポート】夏のモンゴル・ゴビ砂漠の絶景と花咲くテレルジの旅

〈2024年7月17日(水)~2024年7月24日(水) 添乗員:大阪支店 藤木隆行〉

6月から8月の夏季限定で運航する関西空港からの直行便を利用して、モンゴルを訪れました。日本からわずか5時間で行けるモンゴルは、遊牧民族や果てしなく広がる大草原を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、今回の旅では、そんな典型的なモンゴルのイメージに加えて、雄大な渓谷や砂漠地帯、満天の星空など、日本では味わえない壮大な自然を体感しました。

モンゴルの中心「ウランバートル」の観光

ウランバートルの中心に位置し、日本のドラマのロケ地にもなったスフバートル広場の中心にある国会議事堂には、チンギスハーンの銅像が鎮座し、両脇には彼の子孫であるフビライハンとオゴタイハンの像も立っています。この広場はウランバートルの象徴的な場所であり、多くの人々が集う憩いの場です。夕方には、ウランバートルのランドマークである「ブルースカイタワーホテル」の23階にあるラウンジで、ドリンクを楽しみながら、市内の美しい景色を堪能しました。

スフバートル広場のチンギスハーン像
ブルースカイホテルのラウンジにてティータイムを楽しみました

モンゴルの大草原をバスにて大移動

ウランバートルから南ゴビ砂漠まで約440㎞の長距離バス移動。しばらく進むと、車窓の景色は高層ビルから青々と広がる草原へと移り変わっていき、放牧された馬やヤギ、ヒツジ、ラクダの群れと大草原の絶景を楽しめます。午後からは、オフロードの旅が本格化し、未舗装の道をどんどん進み、ゴビ砂漠の真ん中に佇む、宿泊先の「ゴビ・キャラバンサライ」へ。窓から果てしない砂漠の絶景を楽しめるお宿でのんびり過ごしました。

ローカルのナーダム祭を見学しました
広大なゴビ砂漠の真ん中に佇むキャラバンサライにて宿泊

「南ゴビ砂漠」の大絶景を堪能

南ゴビ砂漠では四輪駆動車に分乗し、世界で初めて恐竜の卵の化石が発掘されたバヤンザクの崖を訪れました。アメリカのアンドリュース隊が調査中に1人の調査員が崖から落ちたことで発見されたこの化石は世界中で有名になり、今日でも多くの観光客が訪れる観光スポットです。眼前に広がるゴツゴツとした岩肌の地形は圧巻。続いてモルツォグ砂丘へ。さらさらとした砂が特徴で、風によって大きさや形を変えることから現地では「ゴル(モンゴル語で『川』の意)」の名前で呼ばれています。他にも何万年も前に海底の地層が隆起したことによって出来上がった絶景「ツガーンスヴァルガ」や、夏場でも雪が残る景勝地ヨーリンアム渓谷なども訪れました。

砂紋の美しいモルツォグ砂丘
今なお恐竜の息吹を感じるようなバヤンザクの崖
白い仏塔の異名を持つツガーンスヴァルガ
ヨーリンアム渓谷の渓谷美

南ゴビ「ゴビ・ミラージュ・ツーリストキャンプ」にて2連泊

南ゴビでは「ゴビ・ミラージュ・ツーリストキャンプ」に2連泊しました。到着後、伝統衣装を身にまとったスタッフのお出迎えを受け、早速モンゴルの温かいおもてなしを感じました。宿泊するゲルにはエアコンや洗浄機付きのトイレが完備されており、快適な滞在となりました。敷地内ではキャンプファイヤーを楽しむ方も多くいらっしゃいました。普段体験できない大自然の中で、贅沢なひとときを存分に満喫していただきました。

ゴビ砂漠のゲルにて2連泊滞在。大変過ごしやすい快適なゲルでした
360度障害物のない大平原で、冷たいジュースで乾杯!
ゲル滞在の夜はキャンプファイヤーも楽しみました

緑豊かなテレルジ国立公園へ訪れました。

ゴビ砂漠から一転し、大都会ウランバートルに戻った後、専用バスでテレルジ国立公園へ向かいました。まずは、周辺住民の信仰の対象となっている「亀石」を訪問。その名の通り、全体が亀の形にそっくりなこの石は、雨風による自然の風化でこのような形になっており、人の手が加えられていないことが特徴です。一方の角度からは亀に見えるこの石も、見る角度を変えると全く異なる印象を受けるのが興味深かったです。その後、イヌワシを片手に乗せて記念写真を撮ったり、亀石近くの売店や小さなスーパーを訪れ、地元の雰囲気を味わいました。ツアー最後の夕食前には、馬乳酒をお召し上がりいただき、馬頭琴の演奏やホーミーを聴きながら、モンゴル文化の豊かさに触れるひとときをお楽しみいただきました。

迫力あるテレルジのシンボル亀石
ラクダ乗り体験が大変好評でした
最後の夕食では馬頭琴の演奏をお楽しみいただきました

モンゴルは季節や地域よって異なる顔を持ち、様々な楽しみ方ができる訪問地であることを実感しました。観光のみならず乗り物や演奏、食事などじっくりと堪能していただけました。
このたび、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。

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