日本航空プレミアムエコノミークラス/ビジネスクラス利用

ドイツ・ザクセン地方と周辺の旅【9日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 6月22日(月)
  • ご旅行代金:プレミアムエコノミークラス利用¥975,000〜ビジネスクラス利用¥1,455,000

旅のポイント

Point 1
かつてのザクセン王国の都ドレスデン旧市街に2連泊。磁器の町マイセンなど周辺の見所を含めてご紹介します。
Point 2
ドイツ文化の原点ともいえるアイゼナハやゲーテゆかりのワイマールなど珠玉の町々を巡ります。
Point 3
フランクフルトまでの往復には、日本航空のプレミアムエコノミークラスまたはビジネスクラスを利用します。

ツアープランナーより

ドイツというと、旧西ドイツであったロマンチック街道やミュンヘンが有名ですが、近世ドイツの文化や思想、芸術の多くが旧東ドイツのザクセン地方で生まれました。欧州初の磁器・マイセン焼きはよく知られていますし、その巨万の富で美しい街を築いた王都ドレスデンは、第二次世界大戦による大損壊から本格的な復旧、再建が進み、かつて「エルベ河畔の真珠」と謳われた輝く姿が蘇りました。ニーチェ、森鴎外らが学び、バッハなど、錚々たる音楽家たちが活躍した古都ライプツィヒやゲーテが人生の多くの時間を過ごしたワイマールなども訪れ、近世ドイツの源流をじっくりとご案内します。

ここに注目。旅のポイント

夏の風物詩 ベルリンフィルの野外コンサート、「ヴァルトビューネ」にご案内します

1984年の初公演以来、ベルリンフィルがシーズン最後を飾る恒例の野外コンサートとして知られる「ヴァルトビューネ」。ベルリンの夏の風物詩ともいわれ、約2万人を擁する野外音楽堂で行われるこのコンサートは、「森の舞台」を意味する言葉通り、鳥のさえずりや爽やかな風を感じながら、観客と演奏者と自然がまさに一体となる特別なひと時です。大人から子供まで気軽に楽しむカジュアルな雰囲気のコンサートですが、演奏はもちろん超一流です。2025年には初めてドイツ国外で開催された河口湖ヴァルトビューネも大きな話題となりました。本場の公演にぜひご期待ください。

一年に一度、地元のベルリンっ子も楽しみにしている人気のベルリンフィル野外コンサートです(添乗員撮影)

ベルリンフィル ヴァルトビューネ野外コンサート】

6月27日(土曜)20時15分 開演
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:キリル・ペトレンコ
テノール:ヨナス・カウフマン
演目:ジュゼッペ・ヴェルディ:『運命の力』序曲
フランチェスコ・チレア:『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
ウンベルト・ジョルダーノ:オペラ『フェドーラ』より「愛さずにはいられぬこの思い」
オットリーノ・レスピーギ:『ローマの噴水』、『ローマの松』
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ:『道化師』より「ごめんください、皆さま方」、「衣装をつけろ」

キリル・ペトレンコ©Wilfried Hösl

キリル・ペトレンコ

1972年、ロシア・オムスク生まれの指揮者。ウクライナ・リヴィウ出身のヴァイオリン奏者の父と音楽学者の母を持つ。1995年にプロ・デビュー。マイニンゲン宮廷劇場での音楽総監督をはじめ、ドイツ語圏のオペラ界でキャリアを積む。ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督で高い評価を獲得して以降は、世界的なオーケストラとも数多く共演。その後、バイエルン州立歌劇場音楽監督に就任。2019年にベルリンフィル首席指揮者・芸術監督に就任。以来、作品の完成度の高さで聴衆を魅了している。

※指揮者、演奏者および演目は、2025年12月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください。

ベルリンで楽しむ 特別プログラム

特別プログラム】ベルリンで四半世紀を過ごす中村真人さんによるベルリン散策

ベルリン在住の音楽ジャーナリスト・フリーライターの中村真人さんの案内で、市内の見どころを巡ります。在住しているからこその地元目線でベルリンの街をご紹介します。(注):体調等の止むを得ない事由が発生した場合には、別のガイドによるご案内となる場合がございます。

【中村真人さんからのメッセージ】
ベルリンに暮らして25年、この街を歩くたびに新しい発見があります。歴史が刻まれた街角など、皆様を特別な場所へご案内します。そして今回は、世界最高峰ベルリンフィルの本拠地、ベルリン・フィルハーモニー・ホールをゆっくりと見学していただく時間も設けました。ベルリンの街と音楽、その両方の魅力を存分にお楽しみください。お会いできる日を心待ちにしています。

【プロフィール】
1975年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2000年よりベルリン在住。著書に「ベルリンガイドブック」(地球の歩き方)、「明子のピアノ」(岩波ブックレット)、監修を務めた「おとうさんのポストカード」(講談社)などがある。また、ベルリンフィル来日公演時のパンフレット、雑誌「音楽の友」の記事も執筆する。

2000年からベルリン在住の音楽ジャーナリスト/ライター、中村真人さんにご案内いただきます

【特別プログラム】ベルリン・フィルハーモニーの内部見学にご案内します

ベルリンフィルの本拠地フィルハーモニー・ホールは1963 年にカラヤンの指揮によるこけら落とし公演が行われて以来、現在までその素晴らしい音響と建築の独自性で高い評価を得続けてきました。このたびは、音楽ジャーナリストの中村氏の説明を聞きながら、ホワイエや大ホールなどを中心にホールを見学します。また、ベルリンフィルに関してのミニ講座もご用意しました。

サーカスのテントに似た外観から「カラヤン・サーカス」とも呼ばれるフィルハーモニー・ホール(イメージ)

【特別プログラム】カイザー・ヴィルヘルム教会での貸切コンサート

ベルリンの平和の象徴カイザー・ヴィルヘルム教会。このたびは、この教会での貸切オルガンコンサートへご案内します。演奏者はこの教会専属オルガニストであるセバスティアン・ハインドル。2025年6月に山田和樹氏がベルリンフィルの客演指揮を執った際にも演奏を行ったオルガニストです。コンサートだけでなく、オルガンのコンソール見学(鍵盤周りの見学)もお楽しみいただきます。(注):体調等の止むを得ない事由が発生した場合には、別のオルガニストによるご案内となる場合がございます。

平和の象徴として保存されるカイザー・ヴィルヘルム教会
ステンドグラスが印象的な教会内部(イメージ)

見どころのご紹介

美都ドレスデンの街歩きと美術鑑賞

「エルベ河畔の真珠」と謳われる、ドイツでも屈指の美都ドレスデン。第二次世界大戦で壊滅的被害を受けたものの、地道な復興作業により往時の輝きを取り戻しました。旧市街中心地に2連泊し、復興のシンボルともいえる荘厳なフラウエン教会、ザクセン選帝侯アウグスト一世とその息子アウグスト二世が収集したコレクションを中心に展示したアルテ・マイスター美術館などにご案内します。

エルベ河畔の真珠と名高いドレスデンの街並み(イメージ)©ドイツ観光局
アルテ・マイスター絵画館では珠玉の名画の数々をお楽しみください(イメージ)©ドイツ観光局
ドレスデンのフラウエン教会。滞在いただくホテルからもすぐ近くです。(イメージ)

マイセンは国立磁器製作所だけでなく街並みも魅力的です

エルベ川沿いにある小さな町マイセンは、磁器のマイセン焼で世界に知られています。ここでは、国立マイセン磁器製作所だけでなく旧市街にもご案内します。かつて磁器工房が置かれていたアルブレヒト城を中心に開けた城下町は、近郊のドレスデンが大戦で被害を受けたのに対し、戦禍を免れたため、古い家並みが残る古都としての趣を色濃く残しています。

職人技が光るマイセン磁器づくり(イメージ) ©ドイツ観光局
かわいらしい家並みが見られるマイセン旧市街(イメージ)

芸術文化が薫る「ゲーテ街道」の珠玉の町々(アイゼナハ、ワイマール、ライプツィヒ)

ゲーテ街道沿いには、ドイツ史上の偉人たちに所縁のある文化薫る町々が点在しています。ドイツ音楽の祖バッハの故郷アイゼナハでは、バッハ博物館やルターが新約聖書のドイツ語版を翻訳した場所としても知られる郊外の世界遺産ヴァルトブルク城を訪れます。また、ゲーテが宰相として仕えた町ワイマールやバッハ所縁のライプツィヒなど東部ドイツの見どころをご紹介します。

ワイマール国民劇場前に立つ、ゲーテ=シラー記念碑
アイゼナハの中心部にあるバッハ博物館(バッハの家)
吟遊詩人の中世歌合戦伝説で知られるヴァルトブルク城(イメージ)


ドレスデンとベルリンでは好立地のホテルをご用意しました

ドレスデン:ヒルトン・ドレスデン

フラウエン教会のすぐそばに建つ、旧市街の散策に便利な立地のホテルです。自由行動時にもホテルを基点に散策をお楽しみいただけます。

フラウエン教会のそばに建つヒルトン・ドレスデン

ベルリン:ザ・リッツ・カールトン・ベルリン

20世紀初頭のアールヌーヴォー調のホテル。ベルリンフィルの本拠地であるベルリン・フィルハーモニーまで徒歩10分程の立地です。

ザ・リッツ・カールトン・ベルリンのロビー(イメージ)

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:40発 フランクフルト17:50着 アイゼナハ22:00着

■午前、日本航空直行便にてフランクフルトへ。

■着後、バスにてアイゼナハへ。

【2連泊】(アイゼナハ泊)

2日目
アイゼナハ

■午前、公共バスにて●ヴァルトブルク城へ。ワーグナーの楽劇「タンホイザー」の歌合戦のモデルとなり、ルターが幽閉された部屋が残る城内を見学をします。

■午後、●バッハハウスを訪れます。

(アイゼナハ泊)

3日目
アイゼナハ08:30発 ワイマール マイセン ドレスデン18:00着

■午前、バスにてワイマールへ。

■着後、●ゲーテハウスや○マルクト広場、○劇場広場を訪れます。

■午後、マイセンへ。着後、●国立マイセン磁器製作所の見学や旧市街の散策にご案内します。

■その後、ドレスデンへ。

【2連泊】(ドレスデン泊)

4日目
ドレスデン

■午前、徒歩にてドレスデンの観光。○ブリュールのテラス、○ゼンパーオペラ座、フェルメールなどの傑作を収める●アルテ・マイスター美術館、ドレスデンのシンボル○フラウエン教会へご案内します。

■午後、自由行動。

(ドレスデン泊)

5日目
ドレスデン08:00発 ライプツィヒ ベルリン16:30着
【貸切パイプオルガンコンサート】

■午前、バスにて、数多くの音楽家を輩出したライプツィヒへ。

■着後、バッハとゆかりの深い●トーマス教会や●バッハ博物館にご案内します。

■その後、バスにてベルリンへ。

■着後、【特別プログラム】カイザー・ヴィルヘルム教会の新館にて、貸切パイプオルガンコンサートへご案内します。

【3連泊】(ベルリン泊)

6日目
ベルリン
【ベルリン・フィルハーモニーの見学とミニ講座】
20:15開演【ヴァルトビューネコンサート】

■午前、公共交通機関を利用し、○ブランデンブルク門、○ウンター・デン・リンデンへご案内します。

■午後、【特別プログラム】ベルリン・フィルハーモニーの見学とミニ講座をお楽しみください。(注3)

■夕刻、バスにて「ヴァルトビューネ」の会場へ。ベルリンフィル2025/2026シーズンの最終公演をお楽しみください。(注2)

指揮:キリル・ペトレンコ
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
テノール:ヨナス・カウフマン

(ベルリン泊)

7日目
ベルリン

■午前、公共交通機関を利用し、●シャルロッテンブルク宮殿へ。(注1)

■午後、自由行動。

(ベルリン泊)

8日目
ベルリン14:45発 フランクフルト15:55着/20:10発

■午前、バスにて空港へ。

■午後、航空機にてフランクフルトへ。

■着後、日本航空直行便にて、帰国の途へ。

(機中泊)

9日目
成田空港16:15着

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

(注1)シャルロッテンブルク宮殿は予約状況によっては、内部を自由見学でご覧いただく場合がございます。予めご了承ください。

(注2)指揮者、演奏者および演目は、2025年12月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください。また、バスは他のワールドのグループと混乗となります。

(注3)リハーサルなどフィルハーモニーホール側の都合により、日程を入れ替えてご案内する可能性がございます。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

 

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月22日(月)発

旅行代金:¥975,000

プレミアムエコノミークラス利用


旅行代金:¥1,455,000

ビジネスクラス利用


【いずれもチケット代金込み】

※チケット代金込みの旅行代金となります。

■1名室利用追加代金:¥110,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■プレミアムエコノミークラスまたはビジネスクラス利用区間:成田~フランクフルト間の往復に適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥50,000:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■日本各地からのご参加をお待ちしております
日本各地より、日本航空にて東京(羽田・成田)までの国内線を片道8,000円 の追加代金でご利用いただけます。
※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

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