【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年11月20日
【帰国レポート】城郭の町密陽と新羅の古都慶州街歩き 6日間
<2025年11月3日(月)~11月8日(土) 添乗員:東京支店 福森 崇>
<2025年11月3日(月)~11月8日(土) 添乗員:東京支店 福森 崇>
個人的には2015年末以来の韓国の添乗で、慶州に至っては2012年以来となり、当時からどのように変わっているかも楽しみに出掛けてまいりました。慶州に着いたのは11/4(火)、ちょうど慶州で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が閉幕したのが11/1(土)で、閉幕直後だったこともあり、至る所に看板が出ていたり、観光客で大いに賑わっていました。道路も整備され、町中がきれいになったように感じたのも良い意味での会議の影響かもしれません。天候にも恵まれた中での6日間になりました。
ワールドでも初登場、城郭の町「密陽」
かつて朝鮮半島には100程度の城郭都市があったといわれます。ソウル近郊の水原(スウォン)などは有名ですが、初日の釜山到着後に早速ご案内したのが密陽(ミリャン)でした。新羅時代には王族、貴族が暮らした地として韓国では知られた観光地の一つで、修復されたかつての城壁の上を歩いていくと町を見下ろすようなビューポイントに。そこには密陽河が流れ、かつて自然のお堀のような役割になっていたとのこと。この密陽には朝鮮三大楼閣の一つといわれる嶺南楼にもご案内しました(残る2つは韓国内の晋州・矗石楼、もう一つは平壌・浮碧楼)。1955年に国宝に指定された見応えのある観光をお楽しみいただきました。恐らく初めて訪れる方が多い、日本でもまだ馴染みの少ない観光地かもしれませんが、歴史をテーマに訪れる場所が実に豊富で、韓国の再発見となりました。




APEC開催直後に訪れた古都・慶州では3連泊
この度のコースは6日間の旅。韓国の旅としてはやや長いと思われるかもしれませんが、様々な文化が中国から朝鮮半島を渡って日本に伝わり、古来から太い結びつきがありながら、あまり歴史をテーマにした観光コースが少ないのも実態です。今回はかつて新羅の都として繁栄した古都・慶州に3連泊の滞在でした。
史上初、韓国で出土した6つの金冠が国立慶州博物館に勢揃い
APECの折、トランプ大統領に慶州で出土した国宝でもある「天馬塚金冠」のレプリカが贈呈されたことは記憶に新しいと思います。これまでに韓国内では計6つの金冠が出土しており、この「天馬塚金冠」は常時国立慶州博物館では見られるものの、他の5つは分散。6つの金冠がこれまで揃うことは無かったのですが、今回は幸運にも国立慶州博物館に一堂に会し、6つとも見ることができました。金冠が発見されてから104年、初めて全てが揃って見られる機会ということで韓国内でも大いに話題になり、整理券を求めた多くの来館者が訪れる盛況ぶり。開館前少し早めに出掛けましたが、無事整理券を入手し、貴重な見学機会を得ました。


紅葉の色付きも。韓国で初めて世界遺産登録された仏國寺・石窟庵
現在、韓国内には15の文化遺産、2つの自然遺産、計17の世界遺産登録がある中で、1995年に初めて登録されたのが慶州郊外にある「仏國寺」と「石窟庵」です。仏國寺は751年の統一新羅時代に造営が開始、同時期に造営されたのが石窟庵です。慶州の町中でも少しずつ色付く木々は見られましたが、標高およそ750メートルの仏國寺ではちょうど見頃となっていました。


訪問していた6日間は各地どこも好天に恵まれました。3日目の夜はライトアップされた雁鴨池の散策もご案内したのですが、この日はスーパームーンの満月。日本では生憎あまり見られる地域は無かったようですが、夜景見学の日に見事な満月も見られる幸運にも恵まれました。久しぶりの韓国の旅の添乗となりましたが、様々な幸運に感謝をしながらの帰国となりました。




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