~マグレブからイベリア半島へ~

2つの祭で彩るモロッコと南スペインの旅【12日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 4月15日(水)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,448,000

ツアーコード: EU415T

旅のポイント

Point 1
「セビリアの春祭り」「アルコイの中世祭り」スペインが誇る二つの祝祭文化を体感します。
Point 2
モロッコでは王都ラバトや青い街シャウエンなど北部の見どころをご案内します。
Point 3
アンダルシアの古都と世界遺産を巡り、バレンシア地方へ。各地の食文化も楽しみな旅です。

~マグレブからイベリア半島へ~

4月の陽光に包まれる地中海世界を、モロッコから南スペインへと渡る壮大な旅です。モロッコ北部では、王都ラバトや青く幻想的なシャウエンなど、アラブ・ベルベル文化とイスラム王朝の歴史が息づく街々を訪ねます。ジブラルタル海峡を越えて向かうスペインでは、イスラムの面影を残すアンダルシアの古都や世界遺産を巡ります。さらに、スペイン三大祭りのひとつ「セビリアの春祭り」と、知る人ぞ知る「アルコイの中世祭り」という二つの祭りを訪問。数百年にわたり受け継がれてきた祝祭で、この季節ならではの臨場感と活気を味わっていただけます。各地の名物料理も楽しみながら、二つの文化圏が交差してきた地中海世界の奥深さをご体感ください。

ここに注目。旅のポイント

騎士とムーア人が甦るアルコイの中世祭り

バレンシア地方の町アルコイで800年近く続く祭り「モロス・イ・クリスティアノス」は、13世紀のレコンキスタ時代に起きた戦いを記憶に留める伝統行事です。中世の騎士とムーア人(当時のイスラーム勢力)に扮した市民が街を練り歩く迫力あるパレードが見どころで、甲冑や衣装の再現度は圧巻。広場では太鼓のリズムが鳴り響き、一日中祝祭の熱気に包まれます。町全体が一体となる盛り上がりに、スペインの情熱と誇りを感じられます。

ラクダに乗ったムーア人に扮する人々(イメージ)©︎Saint George Association
美しい舞に目を奪われます(イメージ) ©︎Saint George Association
老若男女、街が一体となって祭りを盛り上げています(イメージ)  ©︎Saint George Association
熱気に包まれるスペインらしいお祭りです(イメージ) ©︎Saint George Association

色彩と音楽が満ちるセビリアの春祭り

セビリアの春祭り「フェリア・デ・アブリル」は、1847年に交易市として始まり、現在はアンダルシア最大の祭礼として知られます。会場には無数のカセタ(飾り小屋)が建ち並び、フラメンコ衣装の女性たちが街を彩ります。日中は馬車のパレードが通りを行き交い、夜になるとアルコ(門)に灯りがともり、セビリア伝統の音楽と踊りで賑わいます。長い歴史の中で形を変えながら受け継がれてきたこの祭りは、スペインの春を象徴する華やかな文化体験です。

フラメンコの衣装を着た人々が華やかに街を彩ります(イメージ)
畜産見本市がルーツにありますが、現在は華やかな春の祝祭のムードに包まれます(イメージ)
馬車や馬のパレードも行われます(イメージ)
馬もお祭り仕様で華やかに(イメージ)

青い旧市街が広がるシャウエンと北部モロッコ

リーフ山脈に抱かれたシャウエンは、15世紀にスペインからの避難民によって築かれた街で、青色で塗られた旧市街が特徴です。迷路のようなメディナに小さな商店が並び、丘の上からは青の街並みと山々が続く景観を望めます。ティトゥアンではアンダルシアを思わせる白壁の旧市街が広がり、ラバトでは王宮やハッサンの塔など歴史的建造物が並びます。多様な文化が重なり合う北部モロッコの魅力を凝縮した行程でご案内します。

幻想的な青い街シャウエン(イメージ)
「白い鳩」の異名を持つティトゥアン(イメージ)
ハッサンの塔が聳えるラバトの広場

ツアーの見どころ

海峡を見渡す英国領ジブラルタル

セウタからフェリーで約1時間、海峡を渡り、英国領ジブラルタルを訪ねます。入国審査を終え確かに英国領に入ったことを実感します。バスにてジブラルタルの観光へご案内いたします。アフリカ大陸とイベリア半島を結ぶ旅を印象づける訪問地です。

イベリア半島内の英国領、海の向こうにはアフリカが見える、特別な場所です(イメージ)

イスラム建築の最高傑作・アルハンブラ宮殿

スペインで最も人気の高い世界遺産であるアルハンブラ宮殿。14世紀、ナスル朝により築かれ、幾何学文様やアラベスク装飾が随所に施されたイスラム建築の最高傑作です。庭園と宮殿が連なる壮麗な空間に、王朝の栄華が今も息づきます。

年間約300万人が訪れるアルハンブラ宮殿(注3)

歴史と文化が織り重なる コルドバのメスキータ

コルドバのメスキータは、8世紀のウマイヤ朝が築いた大モスクに、後世キリスト教会堂が重ねられた独特の建築。赤白アーチと林立する列柱は、アンダルシア文化を象徴する美景です。白壁の建物に花が飾られた旧市街も見どころです。

イスラムとキリスト教の建築が融合する唯一無二の空間です

地中海が結ぶ2つの食文化体験

旅のもう一つの楽しみは、各地の郷土料理と食文化に出会うこと。モロッコではハト(鶏)肉やアーモンドを包んだ名物パイ「パスティラ」、スペインではバルで味わうタパスや本場バレンシアのパエリアなど、その土地の香りと味が旅の記憶をより豊かに彩ります。香辛料を巧みに使うモロッコ料理と、オリーブオイル香るスペイン料理の味わいの違いや共通点もぜひお楽しみください。

パスティラ 意外にも日本人の口にも合いやすいと好評のモロッコ料理の一つです(イメージ)
タパスと呼ばれる小皿料理が並ぶアンダルシアの食事風景(イメージ)
米所バレンシアの郷土料理パエリアをご賞味ください(イメージ)

 
グラナダ:アルハンブラ・パレス

グラナダでは、アルハンブラ宮殿に向かう丘の中腹に位置する「アルハンブラ・パレス」に宿泊します。1910年に開館し、国王アルフォンソ13世も訪れたという歴史もある格式高い宿です。レストランのテラスからはグラダナの町を一望することができます。

アルハンブラ・パレスのロビー
レストランからはグラナダの町並みを望むことができます

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港21:45発

夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール04:55着/12:05発 カサブランカ15:00着

イスタンブール着後、航空機を乗り換え、カサブランカへ。

■カサブランカ着後、ハッサン2世モスクに立ち寄り、ホテルへ。

(カサブランカ泊)

3日目
カサブランカ08:00発 ラバト ティトゥアン15:00着

午前、バスにてラバトへ。着後、●ムハンマド5世の霊廟○ハッサンの塔にご案内します。その後、ティトゥアンへ。

■着後、「モロッコのアンダルシア」と称されるティトゥアン旧市街の散策にご案内します。

【2連泊】(ティトゥアン泊)

4日目
ティトゥアン (シャウエン)

■終日、バスにて青い町シャウエンを訪れ、散策を楽しみます。

夕食は、パスティラなどモロッコ北部の伝統料理をご用意しました。

(ティトゥアン泊)

5日目
ティトゥアン09:00発 セウタ14:30発 アルヘシラス15:30着 (英国領ジブラルタル)

午前、バスにてスペイン領セウタへ。(注1)

■午後、フェリーまたは高速船にてアルヘシラスへ。(注2)

■着後、英国領ジブラルタルへご案内します。

(アルヘシラス泊)

6日目
アルヘシラス09:00発 セビリア11:00着

午前、バスにてセビリアへ。着後、●カテドラル○ヒラルダの塔、イスラム風の王宮●アルカサルを見学します。

■昼食は地元の人々に人気のレストランにてスペイン名物のタパスをお楽しみください。

【2連泊】(セビリア郊外泊)

7日目
セビリア (セビリアの春祭り)

終日自由行動。セビリアの春祭り「フェリア・デ・アブリル」を思い思いにお楽しみください。

(セビリア郊外泊)

8日目
セビリア08:00発 コルドバ グラナダ17:00着

■午前、コルドバへ。着後、世界遺産●メスキータ、○花の小径、○ユダヤ人街へご案内します。

■午後、グラナダへ。

 (グラナダ泊)

9日目
グラナダ14:00発 アリカンテ18:00着

■午前、イスラム建築の最高傑作とされるアルハンブラ宮殿の見学へ(注3)。イスラム芸術のエッセンスを見事に表現したナスリ宮殿パティオなどじっくりと見学します。

■午後、バスにてアリカンテへ。

 【2連泊】(アリカンテ泊)

10日目
アリカンテ

■午前、アリカンテの観光。○サンタ・バルバラ城を訪れ、パノラマを楽しみます。また、●考古学博物館も訪れます。

■午後、自由行動。

■夕食は、イスラム教徒がコメと灌漑農業をもたらしたことによって生まれた、郷土料理パエーリャを含めたバレンシア料理をお楽しみください。

(アリカンテ泊)

11日目
アリカンテ08:00発 アルコイ(中世祭り) バレンシア18:45発 イスタンブール23:35着

■午前、バスにてアルコイへ。

■着後、イスラム教徒とキリスト教徒の戦いを再現した迫力ある「アルコイの祭り」をお楽しみください。

■午後、バスにてバレンシア空港へ。

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

12日目
イスタンブール02:05発 羽田空港19:20着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港到着後、解散。

(注1)国境を越える際(モロッコの出国審査およびスペインの入国審査)に、ご自身のスーツケースはご自身で舗装された道(約500m)をお運びいただく必要がございます。

(注2)フェリーの時間は最終確定書面「旅のしおり」に記載してお知らせします。また、スーツケースの運搬にご協力ください。

(注3)アルハンブラ宮殿に関しては、昨今、事前予約が難しい状況となっております。また、アルハンブラ宮殿の予約には訪問者の氏名とパスポート情報が必要となります。出発日の30日前に予約を試みますが、予約が出来なかった場合には、入場料をご返金させていただきます。予めお含みおきの上、ツアーへのお申し込みをお願いいたします。尚、入場出来ることが参加の条件というお客様につきましては、出発日31日前まではツアーへの正式予約は承れませんこと、予めご了承ください。また、予約の都合上、他の時間帯や日程を入れ替えてご案内させていただく場合がございます。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月15日(水)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,448,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥160,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:羽田~イスタンブール~カサブランカ/バレンシア~イスタンブール~羽田間に適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:11月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせ下さい。

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111