視察レポート

視察レポート

2025年12月25日

【視察レポート第3回】モンブラン山麓の町・シャモニー滞在の旅

第3回 シャモニーから気軽に訪ねる絶景スポット&お薦め散策ルート

  6泊7日のシャモニー視察では、現地観光局からアドバイスをいただき、多彩な日帰りプランを企画することができました。視察レポート第3回ではシャモニー近郊で気軽に楽しむプランをご紹介します。ご紹介するロープウェイやチェアリフトはすべてツアーでお渡しするモンブラン・マルチパスの対象ですので、お得にお楽しみいただけます。

ボッソン氷河&ガイヤン湖

 シャモニーから公共バスとチェアリフトを利用し、約45分でボッソン氷河の展望台に到着。モンブラン山塊でもひと際目立つボッソン氷河やシャモニー渓谷を望めます。展望台からのパノラマを楽しんだ後は再びバスに乗り、ガイヤン湖へ。視察時には観光客は少なく、地元民の憩いの場という風情で、のんびりとした時間が流れていました。

「モンブランの鏡」とも称されるガイヤン湖には天気の良い日に逆さモンブランが映ることも(イメージ)©OT_Chamonix-Mont-Blanc_SA
ボッソン氷河へ向かうチェアリフト。写真中央に見えるのがボッソン氷河です(視察時撮影)
ボッソン氷河の展望台から望むシャモニー渓谷(視察時撮影)

レ・プラの展望台&アルヴ河畔の遊歩道

 シャモニーからモンブラン・エクスプレスで1駅目のレ・プラで下車し、名峰ドリュ(標高約3,700m)を背景に佇む小さな教会に立ち寄り、ロープウェイ乗り場へ。約6分でフレジェール展望台(標高約1,900m)に到着しました。モンブラン山塊を一望する圧巻の眺望を楽しんだ後に、ロープウェイ乗り場からシャモニーへとつながる約2.5㎞の遊歩道を歩いてみました。整備された道は歩きやすく、横ではアルヴ川が涼やかな音を立てて流れ、車は乗り入れができないので、静か。とても快適な散策を満喫できました。天気が良ければ、モンブラン山塊も望めます。視察時に見つけた散策ルートの中でも、個人的に一番お気に入りの場所です。

フレジェール展望台(標高約1,900m)からの眺め。天気が良ければ、池には逆さモンブランが映ります(視察時撮影)
レ・プラの教会。内部にはシンプルながらも美しい青のステンドグラスが(イメージ)©OT_Chamonix-Mont-Blanc_MR
レ・プラ~シャモニーを繋ぐ遊歩道。右側にはアルヴ川が流れ、左側にはモンブラン山塊が顔を覗かせます(視察時撮影)

プランプラ&ブレヴァン展望台

 シャモニーといえばエギーユ・デュ・ミディ展望台が有名ですが、大変な人気で事前予約が必須です。一方、プランプラとブレヴァン展望台へのロープウェイは事前予約不要。頻繁に運行しているので、天候に応じて気軽に利用できます。シャモニーからロープウェイに乗車し、約8分でプランプラ(約2,000m)へ。モンブラン山塊を正面から眺めた後、ロープウェイに約5分乗ってブレヴァン(2,500m)へ。ここからはエギーユ・ルージュ山脈、シャモニー渓谷を一望する360度のパノラマが楽しめます。町の中心から1時間かからずに、絶景を望めることに驚きました。

シャモニーの町中にあるロープウェイ乗り場。標高約2,000mの展望台まで10分とかかりません(視察時撮影)
標高約2,000mのプランプラ展望台。モンブラン山塊を対岸に望みます(視察時撮影)
プランプラからフレジェール展望台までは初級者向けのハイキングを楽しむこともできます(視察時撮影)
標高約2,500mのブレヴァン展望台からは武骨なエギーユ・ルージュ山脈も望めます(視察時撮影)

 シャモニーに立ち寄るツアーの多くはエギーユ・デュ・ミディ展望台やモンタンヴェール登山鉄道に乗車するだけですが、今回の視察を通じて、シャモニーには7泊でも足りないと思うほどにバラエティ豊かな見どころがあることがわかりました。
 ぜひ、2026年の夏はモンブラン山麓の町シャモニーで素敵な時間をお過ごしください。

視察をサポートしてくれたシャモニー観光局のキャシーさん(右)とクロエさん(左)。「皆様をお待ちしています!」








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