【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年11月04日
【帰国レポート】~ショパンコンクールを楽しむ~ポーランドの美しき街々と世界遺産の旅
<2025年10月15日(水)~10月24日(金)10日間 添乗員:東京支店 山田梨絵>
今回ポーランドを訪れたのは、10月の半ば。ショパンコンクールのファイナル、第2夜を鑑賞いただくツアーに添乗してまいりました。ちょうど紅葉真っ盛りで、赤や黄色に色づいた木々と落ち葉が舞う様子はとても美しく、ショパンの音楽と共にポーランドの秋をご堪能いただいたツアーとなりました。
第19回ショパン国際ピアノ・コンクール
ショパンコンクールは5年に1度、ショパンの命日である10月17日の前後3週間に開催されます。コンクール出場に出場できるのは16歳以上30歳以下の若手ピアニストのみ。2025年第19回大会が開催されるにあたり、4月23日から5月4日まで予備予選が行われ、本大会に進出する85名のピアニスト(予備予選通過者66名、予備予選免除者19名)が選出されました。日本からは計13名のピアニストが本大会出場を決めていました。


このうち、日本人で3回の予選を勝ち抜き見事ファイナルに勝ち進んだのは、進藤実優さんと桑原詩織さんでした。私たちが鑑賞したファイナル第2夜では、進藤実優さんと中国のZitong Wangさん、アメリカのWilliam Yangさん、ポーランドのPiotr Alexewiczさんの4名が演奏されました。
今大会大きな変更点となったのが、ファイナルにおいて従来のピアノ協奏曲だけではなく「幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61」の演奏が加わったことです。演奏者はこれまで以上の準備とスタミナが必要となりますが、観客側としては、名曲「幻想ポロネーズ」まで聴けるなんて、これほど嬉しいことはありません。渾身の演奏を一音たりとも聴き逃すまいと熱中していたら、4時間半にも及ぶコンサートはあっという間に過ぎていきました。やはり、配信で聴く音と生の演奏を会場を聴くのとでは、雲泥の差があります。ご参加された皆様も、ショパンコンクールのファイナルをワルシャワの会場で実際に自分の耳で聴くことができ、しかも日本人の進藤さんの演奏が聴けて大感激されていらっしゃいました。
3日間のファイナルが終わり、審査員17名による白熱した議論の後、結果が発表されたのは翌日の午前2時半頃。進藤実優さんは残念ながら入賞を逃しましたが、桑原詩織さんが4位に入賞されました。
ショパンゆかりの場所めぐり
ワルシャワ近郊の小さな村、ジェラゾヴァ・ヴォラに生まれたフレデリック・ショパンは、その後ワルシャワに移り住み、20歳で国を出るまでこの地で暮らしました。今回のツアーでは、ジェラゾヴァ・ヴォラのショパンの生家やワルシャワのショパンゆかりの場所をめぐり、ショパンの足跡を感じていただきました。




10月半ばを過ぎ、まさに紅葉の見頃を迎えたポーランドは本当に美しく、色づいた落ち葉が絨毯のように広がる中、散策をお楽しみいただきました。

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