【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年10月20日
【帰国レポート】古代ギリシャの遺跡とエーゲ海の船旅
<10月3日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>
<2025年10月3日(金)~10月14日(火) 12日間 添乗員:東京支店 笹島侑弥>
今回添乗員として同行させていただいたのは、ワールドで毎シーズンご好評をいただいている、古代ロマンと神話の国ギリシャの旅の決定版。アクロポリスがそびえるアテネに始まり、神託の地デルフィ、天空の修道院メテオラ、古代マケドニア発祥の地など、歴史ファンにはたまらないギリシャ各地を巡り、また憧れのエーゲ海4泊5日クルーズも楽しむ、欲張りな旅です。天気に恵まれ、素晴らしい景色にも出会えましたので、その様子を紹介いたします。
セレスティアル・ディスカバリー号で行くエーゲ海




乗船したのは、2024年に改装を終えたばかりのセレスティアル・ディスカバリー号。豪華客船ではありませんが、それゆえドレスコードもほとんどなく(一晩だけスマートカジュアル程度のドレスコードがあります)、肩肘を張らずに船上生活を楽しめます。船は4万トン級で劇場やカジノ、プール、スパ、複数のレストランなどの施設を備えますが、定員は1,300名程度に抑えられているので、巨大客船と比較して乗下船がスムーズなのも嬉しいところ。ツアーではアテネ近郊から乗船し、ミコノス島やトルコ領クシャダス、パトモス島、ロードス島、クレタ島、サントリーニ島といった人気の寄港地に立ち寄りました。
クルーズの最後は、エーゲ海屈指の人気観光地・サントリーニ島へ




船旅の最終寄港地は人気のリゾート地、サントリーニ島です。下船地フィラはカルデラ地形の外輪山にある町で、切り立った西側の断崖から眺める夕日は、まさしく絵葉書の世界。シーズン終わりも近いということで、他の観光客も少なかったため、比較的のびのびと散策を楽しむことができました。
驚異の修道院群・メテオラへ



アテネから北に足を延ばして、メテオラ観光の拠点カランバカへ。メテオラは言わずと知れたギリシャの世界複合遺産です。中世より俗世を離れて修行に励んだキリスト教の修道士たちが、より上へ上へと岩山の頂上に修道院を築き、最盛期は20以上、今でも5つの修道院が現役で活動を続けています。そんなメテオラは人類の創造性と宗教の神秘性を雄弁に語り、絶景を求めて多くの旅行者が訪れます。アテネからは少し距離がありますが、カランバカで2泊滞在とし、無理のない行程でメテオラ観光を楽しみました。
古代史に燦然と輝く大英雄・アレキサンダー大王の登場です




旅の最後は、アテネ北部のマケドニア地方へ。その名の通り、このエリアは古代ギリシャ時代の終盤に現れた強大な軍事国家、マケドニア王国発祥の地です。1977年、王国最初の首都であるアイガイ(現ヴェルギナ村)から未盗掘の王墓が見つかり、後にそれはマケドニアの近代化を成し遂げ、ギリシャを征服した国王フィリッポス2世のものである可能性が非常に高いことも判明しました。また彼の息子で、ペルシア帝国を打ち滅ぼしインドまでの大遠征を完遂した偉大な王、アレキサンダー大王が生まれた町・ペラも訪問。博物館では遺跡の出土品とともに当時の生活の様子や、彼の功績もご紹介いただきました。大英雄が一歩目を踏み出しだ場所を訪れるのは何とも感慨深いですね。
ギリシャへの旅、ご検討ください。
毎日見どころ盛りだくさんのツアーでした。ギリシャという土地は、古代からの長い歴史や興味深い神話のエピソードなど、皆様の知的好奇心を満たすには充分な国だと思います。半面、クルーズ中の穏やかな時間や、白壁の家々と青い海が織りなす美しい風景、豊かな食文化など、日常を忘れる旅の楽しさも感じられることでしょう。古代芸術が大好き、ちょっとだけクルーズの雰囲気を感じてみたい、世界遺産を見て回りたい、そんなお客様にぜひおすすめしたいのがギリシャです。まだ訪問していない方はぜひご検討ください。
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