【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年08月14日
【帰国レポート】インドシナ最高峰の絶景と高原サパの優雅な休日 6日間
<2025年8月6日(水)~8月11日(月)6日間 添乗員:東京支店 山田周>
ベトナム北部の避暑地サパへ行ってまいりました。日中の気温は20~25℃と過ごしやすく、猛暑の日本を脱出して、ゆっくり寛ぐにはもってこいの場所でした。高級スパ・リゾートホテルに3連泊し、山岳少数民族の村の訪問、稲穂が実る美しい棚田や田園風景をお楽しみいただきました。夕刻から夜にかけて雨に降られることもありましたが、日中は天候に恵まれ、夏空に緑の大地が映える山間の素朴な風景に癒されました。今回の旅で印象に残った見どころをレポートします。


サパ渓谷の緑の棚田に囲まれたラオチャイ村を訪問
中国雲南省に近いベトナム山間部のサパ周辺には、400年ほど前から国境を越えて移住してきた山岳少数民族が暮らしています。サパ周辺の山間で農業を営む黒モン族の住むラオチャイ村の様子についてご紹介します。ラオチャイ村はサパ渓谷の開けた田園地帯にある日当たりのよい村です。緑の棚田が美しいサパ渓谷に到着後、川に架かる橋を渡り、村にあるツーリストエリアの入口の門を横目に通り過ぎ、稲穂が実る緑の田んぼの側道を進み、黒モン族の人々が暮らしぶりをよりいっそう間近に感じられる居住区から観光をスタート。夏休み中のため学校は閉まっていましたが、農作業に勤しむ黒モン族の人々、一般家屋、家畜小屋、農作業をする小屋などを見ることができました。サパから車で20分とアクセスも良く、気軽に訪れることができる村として人気が高まるにつれ、村内にはレストラン、カフェ、お土産屋さんなどのツーリストエリアが整備され、素朴だった村や人々の暮らしぶりも時代とともに変わりつつあります。






赤ザオ族の暮らすタフィン村も訪問
座布団のような赤い頭巾が印象的な赤ザオ族。サパの町でもその姿は多くみられますが、今回は山間にあるタフィン村も訪れました。この村はラオチャイ村のようなツーリストエリアや商店街はまだありませんが、近年、人気が高まりつつあるホームステイ施設がありました。車を降りてすぐに民芸品を売りに来た女性たちに囲まれ、30分ほどの散策観光では赤ザオ族の女性たちと一緒に小さな村を歩きました。村の中では藍染めの作業をする女性や伝統的な農村部に住む赤ザオ族の家屋など、山岳少数民族の素朴な暮らしぶりを見ることができました。




中越国境の町ラオカイを訪問
2014年にハノイから中越国境の町ラオカイまでを結ぶ高速道路が完成。交通アクセスが悪かったベトナム北部山岳地帯までの移動時間が大幅に短縮されました。私たちはラオカイで昼食後、紅河(ホン河)支流の対岸にある中国雲南省の町「河口(ホーコウ)」までを結ぶ中越友好橋(ホーキエフ2橋)を見学しました。橋の上では両国から行き来する人々の姿も多くみられ、2つの国境の町が密接な結びつきがあることを感じさせてくれました。町中には漢字表記の看板も多くみられ、自分たちがベトナムにいるということを一瞬忘れてしまう不思議なひとときでした。


10年前にサパを訪れた時にはインドシナ最高峰ファンシーパン山頂まで結ぶゴンドラや登山列車も開通しておらず、5つ星のラグジュアリーホテルもありませんでした。高速道路完成によって、素朴だったサパの町も観光開発が進み、以前とは様子が様変わりした一方で、郊外には山岳少数民族の村や古き良き田園風景が残されています。ラグジュアリーホテルで快適に優雅に過ごすことができる夏の避暑地として益々人気が高まることが予想されるサパですが、実は日本と同様に四季があり、夏の時期以外の訪問もおすすめです。皆様も機会があれば、ぜひお出かけください。
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