【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年08月18日

【帰国レポート】グリンデルワルト滞在と古都ベルンの旅

<8月2日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

<2025年8月2日(土)~8月11日(月) 10日間 添乗員:東京支店 笹島 侑弥>

今回添乗させていただいた、夏の盛りにこそ行きたい高原リゾート「グリンデルワルト」に滞在するスイスの旅です。ご好評をいただいている滞在の旅の新企画として登場。私自身ワクワクしていましたが、現地では期待を裏切らない絶景の数々に出会うことができました。旅の後半に訪れた古都ベルンの美しい街並みも写真に収めてまいりましたので、その様子をご紹介します。

フィルスト展望台(2,220メートル)から望むアイガー(3,970メートル)。グリンデルワルトから展望台までは、ロープウェイで約25分

グリンデルワルト滞在中は「ユングフラウ・トラベル・パス」をご用意

旅のメインとなるグリンデルワルトでは、ベルナーオーバーラント地方の様々な鉄道、登山鉄道、ロープウェイ、観光船が乗り放題になる「ユングフラウ・トラベル・パス」をご用意。毎日いろいろな展望台やハイキングコースを巡りました。

グリンデルワルトはベルナーオーバーラント地方の観光拠点となる村で、小さいながら年間100万人の観光客が訪れます。村内のホテルは少なくないですが、この旅で5連泊した「クロイツ・ウント・ポスト」はまさしく駅の目の前という好立地。駅まで1分、バス乗り場までは20秒という抜群の機動性を活かして、4日間のパス期間を有効活用しました。

5連泊したホテル「クロイツ・ウント・ポスト」

①ユングフラウヨッホ&スフィンクス展望台

ホテル前のグリンデルワルト駅から中腹のクライネシャイデックへ。そこからアイガーの岩山を掘りぬいて建設されたユングフラウ鉄道に約30分揺られ、標高3,454メートルのユングフラウヨッホに到着。ホテルからはわずか1時間少々です。プラトー(雪原)に出れば、ユングフラウ三山の最高峰ユングフラウ(4,158メートル)頂上が眼前に迫ります。

アイガーの北壁を横目に、電車は急坂を登っていきます
クライネシャイデックにてユングフラウ三山(左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ)がお目見え
標高3,454メートルにあるユングフラウヨッホ駅はヨーロッパ最高所にある駅としても知られています
プラトー(雪原)から見るユングフラウ

②ミューレン&シルトホルン展望台

鉄道とロープウェイを乗り継ぎ、ベルナーオーバーラントの隠れ里、ミューレンの村に到着。ラウターブルンネンの谷を見下ろす山間の小さな村は、朝の散歩にはちょうど良いコースです。天気が良かったので、ご希望の方と一緒にロープウェイでシルトホルン展望台(2,987メートル)まで上りました。(※)

ミューレンへは谷沿いを走る登山鉄道(BLM鉄道)に乗車。ユングフラウ三山が見えると、皆様しきりにシャッターを切っていました
ミューレンにはラウターブルンネンの谷を見下ろす撮影スポットがあります。氷河が削ったU字谷地形がよくわかりますね
シルトホルンへの途中駅、ビルク展望台での一コマ。「スリル・ウォーク」なるアトラクションに挑戦するお客様
シルトホルン展望台の回転レストランにて一息。約1時間でぐるっと360°、ベルナーオーバーラントの眺望を楽しみました

③ブリエンツ湖遊覧クルーズ

ベルナーオーバーラントへの玄関口となるのがインターラーケンの町。町の名前の由来にもなったトゥーン湖、ブリエンツ湖へはそれぞれ遊覧船が発着していて、これもパスの範囲内となっています。クラシックな外輪船は、湖畔の村々に立ち寄りながら進み、約1時間20分で終点のブリエンツ村に到着しました。湖上の涼やかな風を楽しむ旅も、グリンデルワルトを拠点にすれば半日で楽しめます。(※)

デッキに出れば、湖上の涼やかな風が駆け抜けます
遊覧船から眺めるブリエンツの村

(※)ミューレン~シルトホルン展望台への往復、ブリエンツ湖からの帰路に使うスイス国鉄はユングフラウ・トラベル・パスに含まれておりません。

旅の終盤は湖畔の町トゥーン、そして古都ベルンを巡ります

グリンデルワルトを後にし、鉄道で首都ベルンを目指します。途中で立ち寄ったのは湖畔の町トゥーン。湖から流れ込むアーレ川によって発展した町を徒歩で巡りました。

トゥーンの改革派教会とアーレ川
スイスでよく見られる木造橋がここにも。アーレ川の水流でサーフィンをする地元の人たちで賑わっていました

旅の最後はベルンにて2泊。1191年の町の建設以来、ほとんど戦災に遭うことがなく、15世紀の大火の後に建てられた街並みがほぼ現存している点が評価され、世界遺産に登録されています。街を見下ろすバラ公園から歩き始め、街のあちこちに点在する噴水や時計塔、大聖堂など、ゆっくり旧市街をご覧いただきました。

写真では分かりづらいですが、ベルンの街はU字型に蛇行したアーレ川に囲まれた丘陵部分に、身を寄せ合うように造られています。ひと際目立つのは、15世紀に建設が始まったベルン大聖堂
旧市街には有事に備えて100以上の噴水や井戸があるそう。写真は街の名前(Bern)の由来にもなったクマ狩りのツェーリンゲン公をモチーフにした噴水彫刻
今でも噴水は水汲みや憩いの場、小鳥の水飲み場として利用されています
自由行動時間には郊外のエルフェナウ公園まで足を延ばしました

天気にも恵まれ、まさしく避暑にふさわしい旅となりました。アクティブに観光に繰り出すのも良いですが、早めにホテルに帰って、ビールを飲みながらアイガーを眺めて過ごすのもまたおすすめです。ぜひご自身のペースで滞在の旅を楽しんでみてください。

下記にて、別の帰国レポートもご覧いただけます。ぜひご覧ください。

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