【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年07月23日
【帰国レポート】グリンデルワルト滞在と古都ベルンの旅 10日間
2025年7月5日(土)~7月14日(月) 添乗員:東京支店 山田 周
<2025年7月5日(土)~7月14日(月) 添乗員:東京支店 山田 周>
ワールドサマービレッジ(ヨーロッパ避暑計画)に新たに加わった、スイス・グリンデルワルト滞在の旅に行ってまいりました。滞在中はユングフラウ沿線の鉄道、ロープウェイが乗り放題のユングフラウ・トラベルパスで周辺の村や展望スポットなどを訪れました。どこまでも続くアルプスの名峰群、深いU字谷、雲の隙間から見える氷河湖や緑の大地に箱庭のように広がる村々の風景は、アルプスの少女ハイジの世界そのものです。今回の旅で特に印象に残ったおすすめの場所をレポートします。
グリンデルワルトの「クロイツ・ウント・ポスト」に5連泊
日本人旅行者にとって、最も有名で人気の高いスイスアルプス山麓の村はグリンデルワルトでしょう。人口4000人ほどの小さな村は、アイガー東壁、メッテンベルク、ヴェッターホルンなどの巨大な山塊を間近に望む標高1000mほどの緑の大地にあります。グリンデルワルト駅からユングフラウ鉄道でアイガー、メンヒ、ユングフラウの三名山を見晴らすクライネシャイデック(2061m)へわずか30分、ユングフラウヨッホ(3454m)まで1時間強で到達するなど、三名山の展望台へのアクセスも抜群です。
ツアーでは、駅の目の前に建つホテル「クロイツ・ウント・ポスト」のアイガー東壁を正面に望むベランダ付きのお部屋に5連泊。自由時間には村の散策、鉄道やポストバスでの小旅行など、思い思いの時間を存分にお楽しみいただきました。




澄みわたる青空のもと、白銀のユングフラウヨッホへ
当初訪問予定の日が悪天候のため、駅の事務所でユングフラウヨッホの団体予約を翌日に変更。訪問当日は澄みわたる青空と前日に降った積雪によりアルプスがよりいっそう美しく輝くなか、ユングフラウヨッホを訪れました。往路はユングフラウ鉄道でクライネシャイデック経由、アイガーグレッチャー駅から先はアイガー北壁の内側を刳り貫いたトンネルを通過。途中、アイスメーア(氷の海)駅で山の内側から氷河をご覧いただき、10時過ぎにトップ・オブ・ヨーロッパ(ヨーロッパ鉄道駅最高地点)に到着。年間100万人以上が訪れる人気訪問地のため相変わらず混雑していましたが、スフィンクス展望台、プラトー雪原から見たメンヒ、ユングフラウの山頂、ヨーロッパ最大のアレッチ氷河の源流はまさに圧巻。ここに来てよかったと心から思える瞬間でした。






ユングフラウヨッホからの復路は、アイガーエクスプレスで下山
ユングフラウヨッホからの復路はアイガーグレッチャー駅から、2020年に完成した最新式26名乗りゴンドラのアイガーエクスプレスで下山しました。アイガー北壁を右側に望み、ヴェッターホルン、シュレックホルン、箱庭のようなグリンデルワルトや周辺の村を正面に見据えながらグリンデルワルト・ターミナル駅までわずか15分で到着。このアイガーエクスプレスのおかげでユングフラウヨッホへの移動時間が大幅に短縮され、以前は1日がかりだった観光が、グリンデルワルトから半日観光も可能となりました。私たちはユングフラウヨッホで昼食をとり、アイガーエクスプレスで下山したところ、午後2時15分にグリンデルワルト・ターミナル駅に到着しました。そのおかげで、ご希望のお客様を午後、メンリッヘン展望台までご案内することもできました。


おすすめの絶景展望台フィルストとバッハアルプゼーへのハイキング
グリンデルワルト村のメインストリートは約1キロの長さで、ちょうど中間地点あたり(ホテルから徒歩10分)にフィルスト展望台行きゴンドラ駅があります。私たちは朝8時にホテルを出発。空いている朝一番に6名乗りゴンドラで約25分、フィルスト展望台(2168m)へ。韓国ドラマ『愛の不時着』の撮影地として有名になった星形の展望台、断崖絶壁から空中にせり出すように掛けられた橋(クリフウォーク)などの展望台から、グリンデルワルトから見えなかった氷河を抱いた山々がどこまでも続く絶景をご覧いただきました。
ご希望のお客様はバッハアルプゼーまで往復2時間のハイキングへ。往路は上り坂が続きますが、途中、見晴らしのよい展望台にベンチが置かれていて、休憩するたびにカメラのシャッターを押す手がとまらないほどでした。バッハアルプゼーからはマッターホルンのような鋭利な山容のシュレックホルン、ベルナーオーバーラント最高峰のフィンスターアールホルンなどが綺麗にご覧いただけました。




今回は私が現地でご案内したおすすめの場所をご紹介しましたが、ベルナーオーバーラント地方にはミューレン、ラウターブルネン、インターラーケンなど、おすすめの場所が目白押しです。自由時間にはご自分のいきたいところへ行き、思い思いのひと時を過ごすのが滞在型の旅の醍醐味です。スイス初心者の方にも再訪のかたにもおすすめできる滞在型の旅に、ぜひお出かけください。
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