2025年4月、藤沢には大きなニュースが2つあった。1つは湘南支店への名称変更。そしてもうひとつが頼れるベテラン、桂智洋副支店長の着任だ。入社当初は札幌営業所（当時）勤務を7間経験、お客様との距離が近い地方支店勤務はやりがいも大きい、と期待に目を輝かせる。

「以前から湘南支店は丁寧な仕事をしていて、お客様に寄り添う店舗だと思っていました。実際に着任して、想像通り！ 何より近支店長を中心に若手社員が生き生きしてとてもいい雰囲気なんです」

　お客様からの電話を取った瞬間、どなたからか理解し、楽し気に応対する湘南の社員たちの姿に「私も早くそうなれるように、たくさんのお客様とお話しするのが楽しみです」とにっこり。

　入社22年目、添乗回数は約220回を数える。東京支店ではヨーロッパ全域、中近東アフリカを担当し、札幌時代には南米やアジアの国々にも添乗。朗らかな性格ときめ細やかな対応で、お客様の信頼は厚い。学生時代は舞台役者を志したこともあり、演劇部仕込みのよく通る声と舞台度胸も、楽しい旅の演出に一役買っている。　

　この経験値を活かし、湘南支店の若手たちに添乗の面白さを伝えていきたい、と桂社員。「たとえばノールカップで沈まぬ太陽に驚いたこと、ピラミッドの中を探検して外に出たときに見た朝日とピラミッドの絶景。様々な感動を共有し、グループが一体感に包まれたときの喜びは添乗の醍醐味です。そのためにもお客様一人ひとりと向き合い、たとえ小さなことでも不安や疑問を取り除き、皆様に心置きなく旅を満喫していただくことを大切にしています」と語る。

「湘南の皆様、まだまだ若輩者ですが、心機一転、気力には満ちています。支店や説明会で皆様とお会いできる機会を楽しみにしています！」