【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2025年04月15日
【帰国レポート】プラハからベルリンへ 春のエルベ川とモルダウ川の船旅
<2025年4月1日(火)~11日(金)11日間 湘南支店 桂 智洋>
このたびのモルダウ川とエルベ川の船旅は、チェコからドイツへと続く悠久の水の道をたどる素晴らしい旅となりました。船上で迎える朝、穏やかに流れる川面を眺めながら過ごす昼、そして歴史ある町並みに足を運び、時代を超えた物語に触れる午後。それぞれの瞬間が、とても印象的な旅となりました。
船内はいつもリラックスした雰囲気でした。私たちの他には、フラン人やスペイン人のグループや個人客が多く、ラウンジやレストラン、ゲーム大会でも顔を合わせたので、なんだか知り合いのような気さくな雰囲気の中で旅が進みました。今回乗船したエルベ・プリンセス号はクロワジ社の船で、外輪船が特徴。客室はコンパクトながらも快適な設えで、気さくなクルーたちに囲まれた快適な8泊9日となりました。船内の様子や、旅の様子をレポートします。
船内生活の魅力 リラックスしたひとときをお過ごしいただきました

エルベ・プリンセス号での船内生活は、まるで移動するホテルのようでした。毎朝、心地よい川の流れを感じながら目を覚まし、カーテンを開ければ、朝日を浴びて輝く水面と川岸の風景が広がっていました。船内レストランではシェフのこだわりが詰まった本格的なフレンチのコース料理(昼食と夕食)が提供され、どの料理も美しく盛り付けられていました。日々の食事は飽きがこないように、9日間、ふたつと同じメニューの日はありませんでした。特にガラディナーの日の「ベイクド・アラスカ」は圧巻で、フランベされる瞬間には船内から歓声が上がりました。




日中は、リズム体操やミニ運動会、クイズ大会といったアクティビティが用意されており、自由参加で思い思いに楽しみました。他国のゲストとの交流も自然と生まれ、デッキでコーヒーを片手に語り合うひとときもまた、旅の素晴らしい思い出に。夜には船内バーで生演奏が行われ、音楽に耳を傾けながらグラスを傾ける贅沢な時間を過ごしました。



時を超える町並みを歩く──下船観光の楽しみ
歴史と文化に満ちたヨーロッパの町々。プラハでは、中世の趣を色濃く残すプラハ城を訪れ、聖ヴィート大聖堂の荘厳なステンドグラスに見とれました。旧市街広場では、時を告げる天文時計の精緻な仕掛けに驚かされ、カレル橋の上から見たモルダウ川の眺めは、まるで絵画のような美しさでした。
ドレスデンでは、第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けながらも見事に復元された聖母教会を訪れ、その美しさと市民たちの努力に胸を打たれました。マイセンでは、世界的に有名な磁器工房を見学し、伝統の技と現代的なデザインの融合に感銘を受けました。




ルターの宗教改革ゆかりの地ヴィッテンベルクでは、ルターが95か条の論題を打ち付けた城教会を訪問し、歴史の重みを肌で感じました。そしてベルリンでは、ブランデンブルク門やベルリンの壁記念碑を巡り、現代史の大きな転換点を改めて実感しました。ポツダムでは、世界遺産にも登録されているサンスーシ宮殿の美しい庭園を散策し、春の花々に囲まれながら優雅な時間を過ごしました。





様々な旅のスタイルがありますが、私は個人的には「リバークルーズ」という形はどなたにでもお勧めできる旅の形だと感じています。基本的に船内泊で移動がないので体は楽ですし、ホテルの移動がないので毎日のパッキングも不要です。下船観光も、徒歩で散策に出掛けるか、船の前までバスが迎えにきてくれるので、負担も少ないです。半日程度のクルーズ日が2~3日に一度設けられていて、河畔の風景を眺めながら旅情に浸れます。船内でも様々なイベントがあり、お食事も適量で飽きが来ないように工夫されています。何といっても、クルーとの距離が近く、船内に一体感と、親しみやすさを感じられる点がその理由でしょうか。続けてリバークルーズの旅に参加される方が多いのも納得です。
次の旅行はリバークルーズをご検討されてはいかがでしょうか。
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