8つの世界遺産に加え、知られざる見どころも訪問

観光寝台列車デカン・オデッセイ号でゆく 聖地ベナレスと北インド周遊の旅【11日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 11月28日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用 ¥1,480,000〜ビジネスクラス利用 お問い合わせください。

旅のポイント

Point 1
インドが誇る観光列車デカン・オデッセイでゆく、優雅で無駄のないクルーズトレインの旅。
Point 2
タージ・マハルをはじめ、北インドを代表する8つの個性的な世界遺産を巡ります。
Point 3
美しき古都オルチャやランタンボール国立公園など、鉄道の旅ならではの知られざる見どころ訪問が実現。

ツアープランナーより

日本でも近年は「四季島」や「ななつ星」など、豪華なクルーズトレインが人気となり、高い評価を得ています。ヨーロッパのオリエント急行や南アフリカのブルートレインなど、世界の憧れの列車に対抗するかのように鉄道大国インドでも、観光寝台列車が登場しました。2004年デビューの「デカン・オデッセイ」がその代表格です。ワールドでは、2008年にデカン・オデッセイを利用したツアーを実施し、これまでに400名以上のご参加をいただきました。デカン・オデッセイはコロナ禍のリノベーションを終えて、見事に復活を遂げました。 徹底したホスピタリティや車内サービスは大変好評で、また乗りたいというリピーターのお声も多くいただいております。欧米の富裕層からも高い支持を得て、大変な人気を博しておりますが、このたび1本限定でキャビンを確保することができました。コースは、インド観光のハイライト的存在のアグラ、ジャイプール、ベナレスなどに加えて、あまり訪れることのないインド平原中部の魅力的な町々を訪ねるコースです。インドは国土があまりに広大で、各地に多くの見どころが点在しているため、長距離のバス移動であったり、早朝の航空機を駆使しての行程になってしまいがちですが、観光寝台列車デカン・オデッセイに7泊8日して、快適に宿泊しながらのご旅行です。インド旅行の新しい旅のスタイルとしてお楽しみください。

インドを代表する観光寝台列車「デカン・オデッセイ」でゆく旅

デカン・オデッセイ号の歓迎風景(イメージ)
各客室にシャワー・トイレが付いた優雅なつくり(イメージ)
レストランでは洋食・インド料理のコースを堪能(イメージ)
バーラウンジで優雅なひとときをお過ごしください。
シェフが工夫を凝らしたお食事を車内にて(イメージ)


インドが誇る観光寝台列車「デカン・オデッセイ号」

鉄道大国インドが誇るデカン・オデッセイ号は、落ち着いた濃紺の車体に黄金のラインがひときわ印象的な列車です。2004年1月にデビュー。マハラシュトラ州(ムンバイが州都のインド中西部州)の政府が旅行会社と契約を結んで運営している、いわば公営の観光寝台列車です。運行当初は西インドのマハラシュトラ州がおもな行先でしたが、今では様々なルートが組まれ、インドのハイライトの旅に出かけられます。快適な鉄道を利用し、北インド周遊の旅をお楽しみください。

デカン・オデッセイ号が愛される5つの魅力

① 1車両わずか4室。全室トイレ・シャワー付き。
② お食事は洋食、インド料理などの日替わりコース・メニュー。

※食事は前菜、スープ、メイン、デザートが、すべてチョイスメニューです。主に昼食は、市内の高級ホテル内レストランでのビュッフェとなります。
③ 旅や客室のお手伝いをするバトラー(執事)制度。
④ バーラウンジ車両やスパ車両、ライブラリー車両など、公共スペースも充実。
⑤ 乗客だけが楽しめる各地での特別歓迎プログラム。

スタッフ・バトラーのホスピタリティも人気
洗練されたお食事をどうぞ(イメージ)

デカン・オデッセイ号の車両編成

■デラックス・スイートキャビン 10両(1車両4室) ■ダイニング車両 2両 ■バー・ラウンジ車両 ■エステ・スパ車両 ■ライブラリー車両 ■その他、スタッフ用3車両(乗車人数により車両数が異なる場合がございます。)

見どころのご紹介

北インドを代表する8つの世界遺産と、このツアーならではの訪問地

北インドにある世界遺産で、すぐに連想されるのはアグラのタージ・マハル、アンベール城などマハラジャの宮殿の多いジャイプール、そして、首都デリーのクトゥブ・ミナール等々でしょう。これら北インドのゴールデントライアングルにある主要な見どころとともに、このツアーでは、聖なる大河ガンジスが流れる聖地ベナレス、あまり訪れることのないベンガル・タイガーの保護区や官能的なレリーフで知られる世界遺産カジュラホの寺院群、さらには世界遺産暫定リストに入っているデカン高原中央部のオルチャなども訪問。観光寝台列車を利用したツアーならではの無駄のない行程で、8つの世界遺産と見逃せない訪問地を網羅します。

かつてのマハラジャの狩猟地「ランタンボール国立公園」(3日目)

元々はジャイプールのマハラジャ(藩王)の狩猟地だった場所で、手つかずの自然が広がり、インド有数のベンガルトラ保護区としても知られています。見ることが難しいとされるベンガル・タイガーを見るには最も適した保護区です。

※他にも様々な動物が生息していますが、ベンガル・タイガーをはじめ、動物は必ずしもご覧いただけるとは限りません。

絶滅危惧種のベンガル・タイガー保護区、ランタンボール国立公園(イメージ)

精巧で芸術性豊かな石彫に目を奪われる 世界遺産「カジュラホ遺跡」(7日目)

10〜12世紀のチャンデラ王朝の都カジュラホ。性愛や宗教的なテーマを描いた精巧で芸術的価値の高い彫刻が施された、歴代の王たちの寺院群が見事です。最盛期には80以上もの寺院があったといわれますが、現在でも20余りが残されています。

広大な公園の中にある西群には、こうした精緻な男女混合(ミトゥナ)像で埋め尽くされた中世ヒンドゥー教の寺院群が並び、東群にはジャイナ教寺院が残ります。

官能的な彫刻群で知られるカジュラホのヒンドゥー寺院

独特の建築様式が美しい町「オルチャ」(8日目)

デカン高原中央のオルチャは日本のツアーで訪ねることは極希ですが、見応え十分の建築群が残され、インドの魅力の奥深さを実感させられます。この町はラージプート族のバンデラ王朝が、16世紀から英国が侵入するまで都を置いた地で、ヒンドゥーの高カースト集団であるラージプート族が、イスラムのムガール王朝と友好関係を結び、ヒンドゥーとイスラム双方の建築様式を兼ね備えた美しい町です。

ヒンドゥーとイスラムの様式が融合した、独特の美しい歴的建築物が林立するオルチャ

「モダン・インド料理」の名店で愉しむお食事(10日目:デリー)

最終日の昼食は、名店「インディアン・アクセント」にてご用意しました。世界的な旅行雑誌でNO.1のインド料理レストランに選ばれるなど、高い評価を得ています。斬新な創作インド料理をお愉しみください。

明るくモダンな雰囲気の「インディアン・アクセント」店内(イメージ)
斬新な創作インド料理をご賞味ください(イメージ)

北インドを代表する世界遺産の数々を巡ります

レッド・フォートの建造物群(2日目:デリー)

タージ・マハルの建設で知られるムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがアグラから遷都し、自らの名を冠した新都シャージャハーナーバード(現在のオールド・デリー)における居城として建造しました。

毎年8月15日のインド独立記念日に首相演説が行われる場所としても有名な壮大な「レッド・フォート」

フマユーン廟(2日目:デリー)

ムガール帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟。タージ・マハルに影響を与えたといわれ、均整の取れたシルエットを持つインド・イスラム建築の傑作です。亡き夫を偲び、王妃が建設しました。

インドにおけるイスラム建築の最高傑作であり、1857年ムガール帝国終焉の歴史舞台となった「フマユーン廟」

ジャイプール・シティ(4日目)

かつての藩王マハラジャの末裔が今も暮らす街ジャイプール。旧市街は世界遺産に登録され、その居城である「シティ・パレス」のほか、女性が暮らした「風の宮殿」、丘の上にそびえる「アンベール城」などから成ります。                                                           

別名ピンクシティと称されるジャイプールの象徴、「風の宮殿」
かつてのマハラジャ(藩王)の絢爛豪華な宮殿「シティ・パレス」
ジャイプール郊外、中世アンベール王国の王城「アンベール城」

タージ・マハル(5日目:アグラ)

インドを代表する世界遺産。ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛する妃のために造り上げた白亜、総大理石の霊廟です。地上からの高さは70メートルを超える巨大建造物で、1万人以上の職人や世界各国の宝石、貴石を集めて、22年の歳月と天文学的な費用が投じられて完成しました。実際に目の前にするとなんとも感動的な建造物です。

「天の楽園よりも美しい」と讃えられた、1653年建立の愛の霊廟「タージ・マハル」

アグラ城塞(5日目:アグラ)

ムガール帝国第3代皇帝アクバルによって建設された居城。赤砂岩で築かれ、レッド・フォートとも。タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーンが、息子の第6代皇帝アウラングゼーブに幽閉された場所でもあります。

一時期アグラに都が移された16世紀に造営されたアグラ城塞

今回のルートでは最東端にある「ベナレス」。この街を訪ねずにインドは語れません(6日目)

ヒンドゥー教と切っても切れないのが聖なる大河ガンジス。その流域に点在する数々のヒンドゥー教聖地の中でも、最も大切とされる街がベナレスです。ガンジス河に面して数多くの沐浴場があり、朝に夕に人々が集まり、祈りを捧げます。沐浴の様子やベナレスの街並みを、ボートから見学します。聖と俗が交じり合う凝縮されたインドの姿がここにあります。

インド最大のヒンドゥー教の聖地ベナレス。沐浴する信者で一日中賑わうガンジス川のガート

クトゥブ・ミナールとその建造物群(9日目:デリー)

デリーでご案内するもうひとつの世界遺産が、クトゥブ・ミナール。1200年頃に奴隷王朝の建国者により建てられた現存するうちでインド最古のイスラム建築です。高さ72.5メートルのミナレット(尖塔。礼拝を呼びかける塔)は、ヒンドゥー王朝を破った勝利記念のために建てられました。

紀元1200年頃に建てられた、高さ72.5メートル、インド最古のミナレット「クトゥブ・ミナール」
※都市間を列車で移動できることがデカン・オデッセイの旅の利点ですが、夜間走行の際は揺れることがございます。

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港11:50発 デリー17:25着

午前、羽田空港よりデリーへ。

■着後、空港近郊のホテルにチェックイン。

デリー空港近郊グルグラム泊)

2日目
デリー18:30発

■午前、オールド・デリーへ。世界遺産レッド・フォートジャマ・モスク(注1)を見学。

■昼食は、ムガール料理レストランにてインド伝統料理をご用意しました。

■午後、世界遺産フマユーン廟を訪ねます。

■夕刻、デリーの鉄道駅より、観光寝台列車デカン・オデッセイ号に乗車。7泊8日の列車の旅で、北インドの珠玉の見どころを訪ねます(注2)。

【デカン・オデッセイ7泊の旅】(車中泊)

3日目
サワイ・マドプール06:35着 ランタンボール国立公園 サワイ・マドプール18:00発

サワイ・マドプール駅着後、サワイ・マドプール近郊の村の散策を楽しみます。

■午後、かつてのマハラジャの狩猟地、ランタンボール国立公園へ。4輪駆動車にて、ベンガル・タイガーを探してのドライブ・サファリ(注3)にご案内します。

(車中泊)

4日目
ジャイプール03:00着/ 21:00発

■終日、「ピンク・シティ」と称される、世界遺産ジャイプール旧市街と周辺の観光。郊外の世界遺産ラジャスタンの丘陵城塞群のひとつ○アンベール城ジャイプール旧市街にて、風の宮殿シティ・パレスへご案内します。

(車中泊)

5日目
アグラ02:00着/ 20:00発

午前、「世界で最も美しい廟」と称される、世界遺産●タージ・マハルを見学します。

■午後、別名「赤い城」の世界遺産●アグラ城を訪れます。

(車中泊)

6日目
ベナレス08:00着/ 21:00発

■終日、インド最大のヒンドゥー聖地ベナレスの観光旧市街の散策、母なる大河ガンジス川の沐浴場(ガート)をご覧いただきます。

■夕刻は、ガンジス川のボート遊覧にご案内します。

(車中泊)

7日目
カジュラホ09:30着/ 22:00発

午前、世界遺産●カジュラホの建造物群の観光。○カンダリヤ・マハーデーバ寺院などを訪れ、ミトゥナ像(男女混合彫刻)と呼ばれる精緻な寺院彫刻をご覧いただきます。

■夕刻、列車に戻ります。

(車中泊)

8日目
オルチャ04:00着 グワリオール オルチャ21:00発

午前、丘陵に建つグワリオール要塞を訪れます。

■午後、デカン高原中央部の古都オルチャに戻ります。

■着後、ヒンドゥーとイスラム様式が融合した歴史的建造物が多く残るルチャの観光。○城塞、○寺院群などへご案内します。

(車中泊)

9日目
デリー07:30着

■午前、列車はデリー駅に到着。お世話になったスタッフに別れを告げて「デカン・オデッセイ号」より下車します。

■その後、インド最古のミナレット、世界遺産●クトゥブ・ミナール、○インド門と○大統領官邸を訪ねます。

■午後、市内の高級ホテル「タージ・マハル」にチェックイン。

(デリー泊)

10日目
デリー20:20発

■午前、出発までゆっくりとお過ごしください。

■午前国立博物館を見学します。

■昼食は、モダン・インド料理の名店「インディアン・アクセント」にて、創作インド料理をお召し上がりいただきます。

■夜、デリーより航空機にて帰国の途へ。

(機中泊)

11日目
羽田空港07:55着

■朝、羽田空港に到着。解散。

※日程表の時刻は、羽田空港発着のエア・インディアの利用を想定したものです。他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

※鉄道の各都市の発着時刻は、現地の状況により変更となる場合がございます。

(注1)ジャマ・モスクは、礼拝などによって、入場できない場合がございます。

(注2)デカン・オデッセイでの7泊8日のツアー中は、他の乗客との混乗バスで移動し、観光もワールド航空サービス専用グループではなく、複数の乗客と一緒に見学します。

(注3)ランタンボール国立公園でのドライブ・サファリにおいては、自然条件その他により、動物がご覧いただけない場合もございます。また、国立公園の予約の関係で、パスポートのコピーが必要となりますので、参加申込書とともにお送りください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月28日(金)発

旅行代金:¥1,480,000

エコノミークラス利用


旅行代金:お問い合わせください。
ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥480,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス適用区間:日本発着の国際線区間往復(羽田空港~デリー空港間往復)

■燃油サーチャージ別途目安:¥19,000(5月1日現在)

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

列車でのチップが別途必要となります。目安は、1名様あたり80ドル(1日10ドル)です。

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000 福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

※但し付帯条件がございますので各支店にお問い合わせください。

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