見どころのご紹介

マヤの白眉コパン遺跡と「中米のポンペイ」ホヤ・デ・セレンへ

中米の旅のテーマの一つでもあるマヤ遺跡探訪。情勢が落ち着いたことによって、マヤ文明の歴史と文化を理解する上で欠かせない世界遺産コパン遺跡を擁するホンジュラスへもご案内ができるようになりました。数あるマヤ遺跡の中でも特に高い表現力で刻まれた石像や、マヤ文字の解読に一役買った美しい「神聖文字の階段」などは必見です。また、エルサルバドルの世界遺産ホヤ・デ・セレンは、古代マヤの「村」の様子を伝える貴重な集落跡。1400年もの間、火山灰に埋もれていたため保存状態が良く、農耕民の暮らしがご覧いただけるという意味で、数あるマヤ遺跡の中でも非常に貴重なものです。

世界有数の生物多様性を誇るコスタリカ　幻の鳥ケツァールが棲む雲霧林へ

国土の約4分の1が国立公園に指定され、エコツーリズム発祥の地として有名なコスタリカ。3,000メートル級の山岳地帯から熱帯雨林が広がる海岸部まで変化に富む地形が、多様な生態系を育みました。マヤやアステカの王冠の飾り羽としても使われた「幻の鳥」ケツァールをはじめ、多様で珍しい生物が生息する自然保護区を訪ね、ガイドの案内でバードウォッチングへご案内します。コスタリカ特有の自然をお楽しみください（※野生生物のため、必ずしもご覧いただけるとは限りません）。

月に一度のチャンス　世紀のプロジェクト　パナマ運河を完全通峡

人類の叡智の結集であり、「20世紀最大の建築」であるパナマ運河。1914年に開通した、大西洋と太平洋を結ぶこの運河の全貌を、終日かけて全線通峡します。通常は一部のみを通行するコースが一般的ですが、今回は月に一度だけの全線通峡デイクルーズの日程に合わせました。船が閘門を通過する際は、岸壁近くまで船が迫り、船が通過できるように緻密に計算された運河の仕組みや、閘門を越えて実際に水が注入されるところを船上よりご覧いただき、ガツン湖やコロラド島の風景を眺めながらのんびりとクルージングを楽しみます。12月～3月は乾季にあたるため、天候が安定していて雨が少ないシーズンです。外洋客船に乗らずとも太平洋から大西洋への通峡が味わえる、月に一度の機会です。

太平洋と大西洋を82kmの最短距離で結ぶパナマ運河。ミラフローレス閘門、ペドロ・ミゲル閘門（水門）を越え、内陸にある海抜26メートルのゲイラード水路、ガツン湖を通り、ガツン閘門で大西洋へと下ります。見どころは何と言っても閘門通過時。巨大な船が上げ下げを繰り返す様は通航ならではの体験です。道中ののどかな風景もお楽しみください。

ツアーの見どころ

バロックの華　コロニアル建築都市グラナダ

訪問する機会の少ないニカラグアでは古都グラナダに連泊。中米最大の湖・ニカラグア湖を背景にコロニアル建築が並ぶ風光明媚な旧市街の散策へご案内します。中央公園までは徒歩圏内のホテルを確保しておりますので、朝の散策もお勧めです。ご希望の方はマサヤ火山へご案内いたします（実費）。

中南米随一の美しき古都　世界遺産アンティグア

グアテマラのアンティグアは、1543年より約300年の間スペイン総督府が置かれた古都。富士山によく似たアグア山の麓に位置し、カラフルなコロニアル建築と石畳の道が印象的です。かつては中米諸国を管轄するスペイン総督府が置かれ発展しましたが、1773年の大地震で崩壊しました。町は放棄され、首都が現在のグアテマラシティへと移されました。その影響で、当時の町並みがそのまま残り、本国スペイン以上に中世の町並みを今に伝えます。