旅のポイント
- Point 1
- 一年で最も降水量が少ない季節にガラパゴス諸島とイースター島を一度に訪ねる壮大な旅
- Point 2
- ガラパゴス諸島では海域内を航行する最大級の船「ガラパゴス・レジェンド号」を利用し4泊5日クルーズへ。ガラパゴスアホウドリが唯一営巣するエスパニョーラ島を訪ねます
- Point 3
- 乾季のイースター島に3連泊し、時間帯を変えてモアイ像の姿をご覧いただきます
- Point 4
- 山々に残雪が映える時期のパイネ国立公園近郊に連泊します
ツアープランナーより
ガラパゴス諸島4泊5日クルーズにご案内します
南米大陸本土から約1000km離れ、隔絶されたこの地が海から生まれたのが200~300万年前。大地が生まれ、植物が育ち、動物たちが住み着き、時間をかけてその環境に適応しながら独自の進化を遂げ今日に至ります。どのように動植物がその環境に根付いていくのかを目撃できること、そして自然と人間の共存を探索し続けている最前線に身を置けることがガラパゴス諸島の魅力です。
ホテルに泊まりながら各島を日帰りで訪れる方法もありますが、島の往復に時間が取られるのと、規則により訪問可能な島が直前まで定まらないという事情があります。その点、クルーズには効率よく諸島を巡れるメリットがあります。このたびは、乾季から雨季への変換期にあたる11月発、4泊5日の南ルートを選びました。弊社では風と波が一年の中で最も穏やかになる2~3月にかけてご案内することが多かったのですが、反面気温が高く、降水量も多い時期でした。11月は風と波こそ2~3月に比べて強く(高く)なりますが、比較的湿度や気温も低く(最高約26度/最低約20度)、また降水量も最低レベルとなります。また、諸島のなかで唯一ガラパゴスアホウドリの営巣(通常4~11月)が見られる最古の島のひとつエスパニョーラ島に訪れるのもこの航路の特徴です。(※)動物は必ずしもみられるものではありません。

設備が整ったガラパゴス・レジェンドに乗船。個性的な4つの島を巡っていきます
ガラパゴス諸島の多彩な固有種の動物が見られます。
サン・クリストバル島
1835年にダーウィンが最初に上陸した島。ガラパゴスの歴史を学べるセンターを訪問後、岩と海を一望できるティヘレータスの丘へ。グンカンドリが見られるかもしれません。

エスパニョーラ島
諸島内最南端。島内一古い島といわれ、植物も多く生育しています。また、諸島で唯一ガラパゴスアホウドリが営巣する島として知られています。アシカのコロニーがある白砂のビーチも訪れます。

フロレアーナ島
無人ポストに手紙を投函すると、次に通りかかった船乗りが自国の郵便物を見つけて持ち帰り、それを届けたそうな。今では観光客が利用し、大航海時代の習慣が続いています。動植物関連の見所が多い中、人々の歴史が垣間見られる地です。

サンタクルス島
諸島で2番目の大きさを誇り、最大の人口を擁する島。人と動物が共存しています。ドラゴンヒルでは、サボテンが自生し、ウミイグアナやリクイグアナ、ガラパゴスゾウガメに出会うチャンスがあります。

固有の動植物はもちろん、島そのものもガラパゴスの魅力です
ガラパゴス諸島は島の成り立ちもユニークです。ハワイ同様、海底にある噴出孔から放出されたマグマから成る火山島で、プレートに乗って毎年約5センチずつ南米大陸へ向かって今も移動しています。この過程が500万年もの間に幾度も繰り返されてきました。古い島は風雨の浸食を受けて植物が育つ一方、若い島には漆黒の溶岩原が広がります。島から島へ、そこに降り立つだけで数百万年の時を超え、地球のダイナミズムを肌で感じられます。




海域内を航行する最大級の船、ガラパゴス・レジェンド号でご案内します

SHIP DATA
■総トン数:2890トン ■造船年・造船国:2002年・ドイツ ■改装年:2017年 ■全長92m
■乗客人数:100名 ■全幅15m ■乗組員:60名(うちナチュラリスト7名) ■デッキ数:4層
■グラスボトムボート一艘



乾季のイースター島に3連泊し、時間帯を変えてモアイ像の姿をご覧いただきます
同じ姿に見えるモアイ像ですが、立っている場所によって、大きさも違えば、役割や背景も異なります。そうした違いを知ることで、島の歴史を紐解いていきます。高さ5メートルを超える巨大なモアイが15体並ぶアフ・トンガリキでは海から昇る朝日を背にするモアイを、タハイ遺跡では、大海原に沈む夕日を受けシルエットが浮かびあがるモアイをご覧いただきます。訪れる時間帯によって表情を変える多彩なモアイ像を目に焼き付けてください。(※天候により朝日、夕日がご覧いただけない場合もあります)



島唯一の村ハンガロアの散策もお楽しみいただきます
このツアーでは、モアイ像だけでなく、鳥人儀礼を表すレリーフや島の中心部ハンガロア村の散策などへご案内します。島民の9割が暮らすハンガロアは、島唯一の村。地元の人々が集う教会や役場、市場、郵便局などがあり、島の人々のゆったりした生活の様子が感じられます。今も信号機一つない村をのんびり散策し、土産店やハンディクラフトのマーケットなどを訪ねるのも楽しいものです。

Column オロンゴ村での鳥人儀礼
対立する部族間でモアイを倒しあう「モアイ倒し戦争」が始まってのち、18世紀以後、モアイに代わって登場したのが、オロンゴという儀式村で行われた鳥人儀礼でした。島の沖合いにある3つの無人島のうち、モツ・ヌイに泳いで渡り、飛来する鳥の最初の卵を持って帰るという宗教儀式で、最初に卵を持ち帰った者の部族の長は、「鳥人(タンガタ・マヌ)」の称号を得て、1年間神に仕える者として崇拝されました。この鳥人がマケマケ創造神の化身であり、オロンゴ岬の突端には鳥の顔を持つ鳥人のレリーフが数多く見つかっています。

残雪映えるパイネ国立公園近郊に連泊。園内を終日かけて観光します。
標高3,050ⅿの最高峰パイネ・グランデを筆頭に、パイネの角(2,600ⅿ)、アルミランテ・ニエト山(2,668ⅿ)の急峻な山容がひしめく絶景は、まるで自然が創り出したバベルの塔のようです。このたびはパイネ国立公園に隣接するリオ・セラーノに連泊。ノルデンスコールド湖へのハイキングや、3本の塔がそそり立つように聳えるトーレス・デル・パイネ(2,600~2,850ⅿ)を望む絶景ポイント、アスール湖へご案内します。




ツアー日程
18日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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成田空港10:15発 イスタンブール18:05着
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■午前、成田空港より航空機にてイスタンブールへ。 ■着後、ホテルへ。 (イスタンブール空港ホテル泊) |
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2日目
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イスタンブール08:05発 ボゴタ13:50着
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■午前、航空機にてボゴタへ。 ■着後、ホテルへ。 (ボゴタ泊) |
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3日目
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ボゴタ10:00発 キト11:44着
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■午前、航空機にてキトへ。 ■着後、昼食。 ■食後、郊外の○赤道記念碑へ。 (キト泊) |
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4日目
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キト午前発 サン・クリストバル島午後着
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■午前、国内線にてガラパゴス諸島のサン・クリストバル島へ。 ■着後、混乗バスにてガラパゴス諸島に関する展示のある●インタープリテーション・センターへ。 ■その後施設の裏からティヘレータスの丘への簡単なハイキング(約1時間)。グンカンドリやフィンチ、入り江などご覧いただきます。 ■その後、「ガラパゴス・レジェンド号」に乗船。 【ガラパゴス・レジェンド号4泊クルーズ】(船中泊) |
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5日目
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エスパニョーラ島午前着/ 午後発
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■午前、諸島最古の島、エスパニョーラ島のガードナーベイへ。白砂のビーチでガラパゴスアシカや島の固有種フッドマネシツグミなどご覧いただきます。ご希望の方はシュノーケルもお楽しみいただけます。 ■午後、エスパニョーラ島のプンタ・スアレスへ。諸島で唯一ガラパゴスアホウドリが営巣する島で(4-12月の繁殖期のみ)、ナスカカツオドリ、アオアシカツオドリ、アカメカモメ、ウミイグアナなどをご覧いただきながらトレイルを歩きます。 (船中泊) |
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6日目
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フロレアーナ島午前着/ 午後発
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■午前、フロレアーナ島のポストオフィス・ベイへ。大航海時代にこの島に立ち寄る船の船員がポスト代わりに置いた樽の中の手紙を自国に持ち帰ったことで有名な地での簡単なウォーキング。ビーチでのシュノーケルもお楽しみいただけます。 ■午後、フロレアーナ島のプンタ・コルモラントへ。アシカやフラミンゴ、ベニイワガニなどご覧いただきながら2つの海岸の間を歩きます。ビーチでのシュノーケルもお楽しみいただけます。 (船中泊) |
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7日目
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サンタクルス島午前着/ 午後発
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■午前、サンタクルス島のドラゴンヒルへ。サボテンが自生する島でウミイグアナやリクイグアナをご覧いただきながらトレイルを歩きます。 ■午後、サンタクルス島のプンタ・バウディッチへ。白砂のビーチでの散策やシュノーケルなどお楽しみください。 (船中泊) |
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8日目
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サンタクルス島午前着 バルトラ島午後発 キト夕刻着/20:15発 南米主要都市22:20着
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■午前、混乗バスにてサンタクルス島内陸部のハイランドへ。ガラパゴスゾウガメをご覧いただきます。 ■午後、バルトラ島より国内線にてキトへ。 ■夜、航空機にて南米主要都市を経由し、サンティアゴへ。 (機中泊) |
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9日目
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南米主要都市00:05発 サンティアゴ05:45着/08:35発 イースター島12:00着
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■航空機を乗り換え、イースター島へ。 ■昼食後、ハンガロア村の散策へ。○市場、○ハンガロア教会、○民芸品市場を訪ねます。 【3連泊】(イースター島泊) |
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10日目
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イースター島
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■終日、島東南部の見どころへ。倒されたままのモアイが残る○アフ・バイフ、○アフ・アカハンガを見学。 ■午後、かつてのモアイの生産工場だった○ラノ・ララクや15体のモアイが並ぶ○アフ・トンガリキへ。プカオの赤い石の切り出された○プナ・パウを訪ね、最後に島内で唯一、海に向かって立っている7体のモアイをご覧いただける○アフ・アキビを訪ねます。 (イースター島泊) |
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11日目
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イースター島
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■朝、再び15体のモアイが並ぶアフ・トンガリキへ。モアイ像から昇る朝日をご覧いただきます(天候によります)。 ■午前、プカオを載せて復元したモアイの並ぶ○アフ・ナウナウ、光のへそと呼ばれるテ・ピト・クラを訪ねます。 ■午後、島南部の見どころへ。○アフ・ビナプ、鳥人儀礼の行われた○オロンゴ儀式村を訪ねます。 ■夕刻、○タハイ遺跡へ。天候が許せば、絶海に沈む夕日と夕日に照らされたモアイをご覧いただきます。 (イースター島泊) |
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12日目
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イースター島14:20発 サンティアゴ20:50着
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■午後、航空機にてサンティアゴへ。 (サンティアゴ空港ホテル泊) |
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13日目
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サンティアゴ09:00発 プエルトナタレス12:20着 パイネ国立公園15:00着
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■午前、航空機にてプエルトナタレスへ。 ■着後、バスにてパイネ国立公園近郊へ。 【2連泊】(パイネ国立公園近郊泊) |
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14日目
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パイネ国立公園
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■終日、パイネ国立公園の観光。トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)の雄姿を遠望でき、野生動物との遭遇のチャンスも多い北東部の○アスール湖や○アマルガ湖などにご案内します。また、○グランデの滝やパイネ鋭峰群を眼前に眺めるノルデンスコールド湖へのハイキング(往復約2時間)へご案内します。 (パイネ国立公園近郊泊) |
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15日目
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パイネ国立公園09:00発 プエルトナタレス13:05発 サンティアゴ16:14着
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■午前、バスにてプエルトナタレスへ。 ■午後、航空機にてサンティアゴへ。 (サンティアゴ空港ホテル泊) |
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16日目
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サンティアゴ11:40発
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■午前、航空機にてサンパウロ経由イスタンブールへ。 (機中泊) |
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17日目
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イスタンブール11:20着/ 15:20発
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■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。 (機中泊) |
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18日目
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成田08:40着
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■朝、成田空港に到着。 |
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※ガラパゴス諸島クルーズ中に見られる動植物につきましては、天候、採餌行動などの理由により、見られない場合があります。また天候やその他やむを得ない事由により、事前の予告なしに上陸の中止、寄港地の変更、滞在時間の変更などの可能性があります。
※南米間の航空機の発着時刻は変更となる場合があります。
出発日・旅行代金
このツアーは18日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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11月10日(月)発 |
旅行代金:¥3,380,000 スタンダード・プラス(10~11㎡、丸窓、1~2階)、ビジネスクラス利用 1名室利用追加代金:¥570,000 旅行代金:¥3,430,000 ジュニア・スイート(12~15㎡、角窓、2階)、ビジネスクラス利用 1名室利用追加代金:¥620,000 旅行代金:¥3,510,000 バルコニー・スイート(20~22㎡、バルコニー、3~4階)、ビジネスクラス利用 1名室利用追加代金:¥700,000 ※エコノミークラスでご参加の場合、旅行代金より¥400,000引きとなります。 |
■お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
■ビジネスクラス適用区間:成田~イスタンブール~ボゴタ/サンティアゴ~イスタンブール~成田およびサンティアゴ~イースター島間往復
■燃油サーチャージ別途目安:¥97,500(3月1日現在)
■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)
■旅行代金にはガラパゴスの入島税および諸税34,500円は含まれておりません。
■旅行代金には船内チップ(目安として1泊あたり30米ドル、計120米ドル)は含まれておりません(船内での精算となります)。
■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:AS077T
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