ドォドォドォドドドドド、と地響きとともに砂煙を上げて川を渡るヌーの群れ。鳥肌が立つほどの興奮でカメラを手にすることも忘れて、初めて目にしたヌーの川渡りは、その圧倒的な迫力にただただ口を開けたまま眺め続けていたことを記憶しています。
6月～10月にかけてケニアでは大乾季を迎えます。野生動物の宝庫マサイマラでは、中央に流れるマラ川の水量も減り、草木も少なくなります。この時期になると朝露に少しだけ濡れた草のにおいをもかぎ分ける鼻の良いヌーが、対岸にそのにおいを感じると決死の覚悟で川を渡る姿が有名です。自然のことなので必ず見られるとは限りませんが、今回、マラ川近くのホテル「マサイマラ セレナホテル」で4連泊が確保できましたのでチャンスが多くございます。
さらに、アンボセリ国立公園にも２連泊します。こちらはアフリカ最高峰キリマンジャロにほど近く、小高い丘の上でその雄姿を眺めながら、シャンパンとともに朝食をお召し上がりいただくプログラムもご用意しています。アフリカの壮大な大自然をご堪能ください。