【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2024年08月19日

【帰国レポート】 水の都・ストックホルム滞在の旅 8日間

<2024年8月9日(金)~8月16日(金) 添乗員:渋江恭子>

<2024年8月9日(金)~8月16日(金) 添乗員:渋江恭子>

スウェーデンの首都・ストックホルムに1週間滞在する旅から帰国しました。日中の気温は22~25度と涼やかで湖から吹く風は爽やか。猛暑の日本を離れて、快適な夏のひとときをお過ごしいただきました。

立地、眺めも抜群の名門ホテル グランド・ホテルに滞在

今回の旅でご宿泊いただいたのが1874年創業のグランド・ホテルです。1901年に開催された最初のノーベル賞受賞祝賀晩餐会の会場となり、今でもノーベル賞受賞者の多くが利用しています。特筆すべきはその立地。港の対岸に王宮や旧市街を望み、レストランや客室からその美景をご覧いただくことができます。時とともに移り行く水辺の景色はお客様の目にに焼き付いたことと思います。

1874年創業の名門グランド・ホテルに滞在
エレガントな雰囲気のロビー。色鮮やかな花が館内のいたるところに飾られていました。
客室からの眺め。ガムラ・スタンの朝、昼、夕と移り行く景色を望みます。
メインダイニングでは2回の夕食をお召し上がりいただきました。写真は焼き加減が抜群のトースト・スカルゲン(エビのトースト)

スウェーデンが誇る建築家、アスプルンドがデザインした森の墓地を訪ねました。

スウェーデン国内にしか作品が残っていないので、日本ではあまり知られていませんが、グンナール・アスプルンドは20世紀に活躍したストックホルムの建築家です。今回は2つの作品をご案内ましたが、特に印象的だったのが郊外にある「森の墓地(スクーグシェルコゴーデン)」です。「死者は森へ還る」という死生観をコンセプトにデザインされた広大な墓地には、アスプルンドが設計した礼拝堂が5つあります。さりなげなく置かれているベンチはゆるいカーブを描くように設計されており、葬儀の参列者同士の会話を促し、愛する人を失った悲しみを互いに癒すことができるようにという建築家の優しさが込められています。広大な森には10万以上の墓がありますが、アスプルンドが設計した空間で魂も安らかに眠っているように感じられました。さらにストックホルムの中心部に建つ1920年代に設計された映画館もご見学いただきました。

アスプルンドが設計した森の墓地。陽光降り注ぐ、森の中の散策は心地良かったです。
葬儀が行われる信仰の礼拝堂。死の悲しみを共有できるように祭壇を囲むように参列席が配置されています。
アスプルンドが設計したベンチ。参列者同士の会話を促すように、席が少し曲がっています。
アスプルンドが設計した映画館 ビオ・スカンディア
レトロな雰囲気が漂う劇場。美しい模様の刺繍が両脇に施されていました。

多彩な楽しみがあるストックホルム

今回の旅では自由行動が2日あったのですが、ご希望のお客様は添乗員がお薦めのプランでご案内しました。1日はノーベル賞授賞式の晩餐会や舞踏会が開催される市庁舎を見学したり、列車を利用して、大学の町・ウプサラに出かけたりしました。もう1日はスウェーデンの王族が暮らすドロットニングホルム宮殿へ。ストックホルムからはフェリーを利用し、船上から宮殿の全景をご覧いただきました。ご自身で、現代美術館の島であるアーティペラグや陶器が盛んなグスタフスベリへの小旅行を楽しまれているお客様もいらっしゃいました。1週間では足りないと思うほど、ストックホルムには多彩な楽しみ方がありました。

ストックホルムのランドマークの一つ・市庁舎。ガイドツアーに参加して、内部を見学しました。
ヒョートリエットで日曜日に開催される蚤の市
列車を利用して、ウプサラにも出かけました。
「北欧のヴェルサイユ」とも称されるドロットニングホルム宮殿。ストックホルムからフェリーを利用しました。
「美術館」の異名を持つストックホルムのメトロ駅。それぞれの駅構内のデザインを鑑賞するのも楽しみです。
水の都ではフェリーも公共交通機関として活躍しています。
スウェーデンの郷土料理・ミートボール。コケモモのジャムと合わせていただきました。
「ストックホルム最小のアート」といわれるアイアン・ボーイ。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111