【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年07月16日

【帰国レポート】ツェルマット長期滞在の旅

<7月2日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

<7月2日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

今年の新企画としてご案内した「ツェルマット長期滞在の旅」。その添乗から戻ってきました。今回の旅は東京発の10日間。他の出発日と同様にツェルマット・ピーク・パスを有効的に使い、特に天気の良い日を選んで見どころの展望台を巡り、ハイキングにご案内しました。ここではそんな滞在中の様子や、宿泊したホテル「アンバサダー・ホテル」を紹介します。

ツェルマット・ピーク・パスで行く ツェルマット絶景展望台

ブラウヘルト展望台から見るマッターホルン

ご参加の皆様にお配りして使っていただいた「ツェルマット・ピーク・パス」はその名の通り、ツェルマットから乗れる様々なロープウェイ、ケーブルカー、登山電車にアクセス可能なフリーパスです。天気次第・気分次第で、“何回でも” 利用できるこのパスのおかげで、お得にツェルマットの滞在を楽しんでいただくことができました。

〈絶景展望台①ゴルナーグラート展望台〉
到着翌日ですが、天気が良かったので早速訪れることにしました。ホテルから徒歩1分のゴルナーグラート鉄道駅より列車に乗り、車窓にまず見えてくるのは、標高4,478メートルの雄峰マッターホルン、それからアルプスの森では季節の花々やシカ、森林限界を超えてからは高山植物やマーモットを見ることができました。

約30分の鉄道旅が終わり、終点のゴルナーグラート駅に到着。少し階段を上ると、すぐに標高3,089メートルのゴルナーグラート展望台に到着。最高峰4,634メートルのモンテローザ山塊やマッターホルンの美しさはもちろんですが、展望台から見下ろすゴルナー氷河がとても美しかったです。

ゴルナーグラート鉄道は、スイスアルプス観光がブームになった1898年に開業。日本ではまだ第3次伊藤博文内閣の時代ですから、驚きです
アプト式の電車はぐんぐんと高度を上げていき、やがて森林限界を超えます
ゴルナーグラート展望台からの眺望。正面にはゴルナー氷河が横たわります

〈絶景展望台②グレッシャー・パラダイス〉ツェルマットで最も高いグレッシャー・パラダイス(クライン・マッターホルン)展望台の標高は富士山よりも高い3,883メートル。標高1,620メートルのツェルマットからは3つのロープウェイとゴンドラを乗り継ぎ、マッターホルンの東壁やゴルナー氷河を眺めながら、わずか40分で行くことができます。その景色は素晴らしく、北には深く切り込んだマッター谷とその奥にベルナーオーバーラントの山々、西にはヨーロッパ最高峰のモンブラン(4,807メートル)などをはっきり見ることができました。

この旅はここでは終わりません。展望台からは昨年23年に開業したばかりのマッターホルン・アルパイン・クロッシング(ロープウェイ)を経由してイタリア側へ。国境を越えて麓の町チェルビニアに下りました。針葉樹林を約45分歩いて、森の中の小さな湖、ラゴ・ブルーへ。スーパーマーケットで買ってきたお昼ご飯をここで食べました。

マッターホルン・アルパイン・クロッシングでイタリア側へ。ツェルマットからは見えない、モンブラン(4,807メートル)もご覧いただけます(写真右奥の、白っぽい山です)。
チェルビニアから歩いて行ける場所にこんなスポットが。ラゴ・ブルーという小さな湖です
ラゴ・ブルーまでの様子。ツアー中はこんな様子で、1日1~2時間ほどのハイキングをしました

駅から徒歩1分の「アンバサダー・ホテル」で快適な滞在を

東京発のツアーで利用するのは、ツェルマット駅から徒歩1分という好立地にある「アンバサダー・ホテル」です。部屋の使い勝手もよく、窓からはマッターホルンが見られるため、まさしく今回のような長期滞在の旅にはうってつけのホテルでした。小さなホテルですので、7泊も滞在する我々はすぐにホテルスタッフに顔を覚えてもらい、親切に声を掛けてもらいました。

部屋からの眺望。ベランダにゼラニウムが飾られているのはこのホテルだけではありません。まさに夏のスイスといった風情を感じます
この時期は朝の5時半頃が日の出です。部屋から赤く染まるマッターホルンを眺めるこの時間が、最も贅沢と言えるでしょう
ホテルにはスパも。午前中は山へハイキングへ行き、お昼ご飯のあとはゆっくりプールで体を動かす、といった使い方をされている方もいらっしゃいました
ホテルはかなり綺麗な印象でした。写真はサウナの様子です

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