【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年07月02日

【帰国レポート】ギョベクリ・テペ遺跡も訪ねるネムルート山と東トルコの旅

<2024年6月13日(木)~6月24日(月) 添乗員:副田有花>

<2024年6月13日(木)~6月24日(月) 添乗員:副田有花>

この度、「ギョベクリ・テペ遺跡も訪ねるネムルート山と東トルコの旅」に添乗してきました。ツアーのハイライト、ギョベクリ・テペやカラハン・テペ、ネムルート山頂の遺跡はもちろん、中世アルメニア王国の都、アニ遺跡やアルメニアとの国境の町、ドゥバヤジットやヴァンも訪れる東トルコの魅力を充分にご覧いただく旅でした。


一万二千年前の遺跡「ギョベクリ・テペ」と、さらに古い最古の神殿「カラハン・テペ」を訪ねました

ギョベクリ・テペは、約1万2000年前の世界最古の宗教遺跡です。エジプトのピラミッドでさえ、約7,000年前の建造物であることから、非常に古い建築物であると言えます。またカラハン・テペはさらに1000年古く、「黒いお殿様の丘(カラ=黒、ハン=殿、テペ=丘)」という意味で、現在発掘中の遺跡のひとつです。

日差しが強い中での観光でしたが、遺跡には屋根がついていて、
ゆっくりご覧いただけます。
高さ1.5~6mのT字形の石柱で囲まれた神殿跡
カラハン・テペでは発掘作業の真っ最中でした。
5月には公開されていなかった出土品がご覧いただけました。
出土品をご覧いただける、シャンルウルファ考古学博物館をご案内いたしました。

神秘的なネムルート山頂遺跡はいまだ謎に包まれていま

明け方3時45分、ホテルを出発し、ミニバンに分乗してネムルート山へ向かいました。日の出前の星空の下、神々の鎮座する頂上を目指すこと約20分、山頂付近の東のテラスで、朝日を受けて神秘的に輝く神々の像をご覧いただきました。

天候もよく美しい日の出をご覧いただけました。
山頂付近まで、20分程度歩きます。
コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てたとされる巨像。


中世アルメニア王国の都、アニ遺跡を訪問しました

このアニは中世アルメニア王国の都のあった場所であり、アルパチャイ川を挟んだ向こう側は現在のアルメニア共和国です。971年にアルメニア王国の都となってから急速に発展し、全盛期には10万人が暮らしていた町でした。交易だけでなく宗教の中心としても隆盛を誇り、その証拠として城壁内にはたくさんのアルメニア教会の廃墟が残っていました。

上部にライオンのレリーフが掲げられている「獅子の門」より中に入ります。
ティグランホーネンツ教会はアルメニアにキリスト教をもたらした開明者ある
聖グレゴリウスに捧げられた教会です。
内部のフレスコもご覧いただきました。

アルメニアとの国境の町ドゥバヤジットやヴァンも訪問しました

遺跡の他にも、「ノアの方舟」の跡地があり、アルメニアとの国境の町となるドゥバヤジットや、紀元前9~7世紀にはウラルトゥ王国の首都として栄えていたと言われるヴァンの街を見学しました。

ドゥバヤジットではノアの方舟の跡地の見学へ。
この日も快晴で、アララト山が美しく見られました。
琵琶湖の約5.5倍といわれるヴァン湖をボートで渡り、
アクダマル島へ。
アクダマル島では、アルメニア教会の見学にご案内しました。
外壁には聖書に出てくる説話のレリーフが残されていました。
チャウシュテペ遺跡
遺跡内には神殿や宮殿があり、
楔形文字が刻まれた石の土台が残っています。
たまたまお会いできた楔形文字が読めるメフメットさんに
解説していただきました。
ヴァン猫研究所にも立ち寄りました。黄色と青のオッドアイに、真っ白な毛並みが特徴です。

他にも世界最大のモザイク博物館「ゼウグマ・モザイク博物館」では、ジプシーガールをご覧いただいたり、エラズーの街では、バザールの散策をお楽しみいただくなど、魅力満載の旅でした。
今年9月にも設定していますので、ぜひこの機会に東トルコに足をお運びください。

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