まだ見ぬヨーロッパ 北スペイン編

カンタブリア・アストゥリアスとガリシア探訪の旅 【11日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 2月23日(月) 、 3月9日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥708,000〜ビジネスクラス利用¥1,388,000

旅のポイント

Point 1
レコンキスタの基点となったアストゥリアス王国の歴史に迫ります。
Point 2
イベリア半島西の果て、ケルト文化が色濃くガリシア地方の街々と遺産を訪ねます
Point 3
パラドール、ポサーダに計3か所宿泊。その町、地方の歴史と風土を宿泊しながら五感で感じる

ツアープランナーより

スペインのこだわりルートで訪ねる旅。巡礼路の目的地、聖地サンチャゴのあるガリシア州はスペイン最西端、最果ての地として、ケルトの文化が残り、他の地域には見られない独特の建築や石の住居跡が残ります。また、アストゥリアスは北部の小さな州ですがレコンキスタ発祥の地として大変重要な歴史が刻まれた地でもあります。スペイン北部を東から西へ、西端の海岸線を南下し、ポルトガルへと抜けるルートでご案内します。歴史的、文化的にも見どころが多い地域、連泊中心のゆとりある日程としています。また、歴史的建造物をホテルに改装した人気のパラドールをスペインで2か所、ポルトガルではポサーダに1か所の宿泊とし、郷土料理とあわせてお楽しみください。

見どころのご紹介

レコンキスタの源流、アストゥリアス王国の首都オビエド

スペイン北部に位置するアストゥリアス州。8世紀にアストゥリアス王国として建国し、南からやってきたイスラム勢力を駆逐し、王都をオビエドに定めました。イベリア半島史においてまさにレコンキスタの起点となった州であり、強大なキリスト教国として発展したのがオビエドです。今回はオビエドの中心に連泊し、町の中心に聳える壮麗なカテドラルや郊外に建つスペイン最古の王国の記憶を伝える前ロマネスク様式の教会などを訪ねます。

アストゥリアス王国の首都であったオビエド。旧市街の中心、カテドラルと広場
アストゥリアス王国の建築の傑作と称されるサンタ・マリア・デル・ナランコ教会
プレロマネスクの傑作 サン・ミゲル・デ・リリョ教会

ガリシア州では大西洋と神秘のケルト遺産を訪ねる

スペイン北西部ガリシア地方はフランス・ブルターニュ地方と並び、古代ケルト文化が色濃く残る場所です。中世以降はサンチャゴ巡礼の終着点として繫栄し、様々な文化が混ざる独特な文化を形成しました。しかしながら、最果ての地であることから、ケルト文化は時代の流れとともに消えることなくこの地に残っています。神秘的なサークルストーンやオレオという高床式の倉庫が海沿いに広がっていたり、知らなかったスペインに出会えるはずです。

コンバーロの湾を囲むようにしてオレオという高床式の倉庫が建ち並ぶ

ケルトの集落遺構が残るムロス

聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラでもゆとりの連泊

約1000年にわたり巡礼者が目指す聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラ。巡礼者たちを迎え入れる大聖堂だけでなく、石畳の旧市街はどこを歩いても絵になります。今回は地元の人で賑わうアバストス市場もご案内いたします。新鮮な海の幸とガリシア州特産の白ワインなどぜひお楽しみください。

聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラの大聖堂
旧市街の市場は海の幸がいっぱい(イメージ)

ミーニョ川を渡り、北ポルトガルのヴィアナ・ド・カステロへ

スペインのガリシア地方との国境を成すミーニョ川の岸辺には、独特の風情をみせる町や村が多く残っています。スペイン側国境の河畔の町トゥイを越えてポルトガルへ入ると、雰囲気がガラリと変わります。ポルトガル最北部にあるヴィアナ・ド・カステロはリマ川が大西洋に注ぐ河口の町で、海と川と山に囲まれた、中世以来の貴族の館が建ち並ぶ旧市街が魅力です。ポルトガル北部の隠れた美都に旅の締めくくりに宿泊します。

スペインとポルトガルの国境のミーニョ川。川を渡ればポルトガルです(イメージ)
丘の上から見たヴィアナ・ド・カステロの町(イメージ)
ヴィアナ・ド・カステロのミゼリコルディア教会はアズレージョが美しい


サンティジャーナ・デル・マル、ポンテベドラではパラドールを、
ヴィアナ・ド・カステロではポサーダでの宿泊をご用意しました

歴史的な宮殿や城館を宿泊施設に改装したホテルは、スペインではパラドール、ポルトガルではポサーダとして運営され、旅行者に人気のホテルとなっています。このたびは、3か所においてパラドールあるいはポサーダでの宿泊をご用意しておりますので、観光だけではなくホテル滞在自体もお楽しみください。

サンティジャーナ・デル・マル:パラドール・デ・サンティジャーナ・ヒル・ブラス

この町出身の小説上の主人公の名を冠したパラドールは、15世紀の邸宅を利用しており、アンティーク調の家具も相まって入口に足を踏み入れた瞬間から歴史を感じさせてくれます。

旧市街に建つパラドール
個人の邸宅の雰囲気を残すラウンジ

ポンテベドラ:パラドール・デ・ポンテベドラ

16世紀のルネサンス様式の宮殿を利用したパラドールで、洒落た家具や装飾品、荘厳な石階段で彩られた内装は、中世の貴族の館そのものです。絵画や鏡、燭台で飾られたレストランなど、館内は上品な雰囲気に包まれています。

パラドールの外観
落ち着いた雰囲気のダイニング

ヴィアナ・ド・カステロ:ポサーダ・ヴィアナ・ド・カステロ

大西洋を見渡すサンタ・ルジア山の山頂に建つポサーダ。町を見下ろすテラスからは絶景が広がり、ラウンジから見える教会も印象的です。

ポサーダのテラスには絶景が広がります
ラウンジからはネオビザンチン様式のサンタルジア教会が望めます

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:05発

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:40着/08:40発 ビルバオ11:00着 アルタミラ サンティジャーナ・デル・マル16:00着

■着後、航空機を乗り換え、ビルバオへ。

■着後、世界遺産アルタミラ洞窟へ。博物館を見学します。

■その後、サンティジャーナ・デル・マルへ。

(サンティジャーナ・デル・マル泊)

3日目
サンティジャーナ・デル・マル11:15発 ヒホン オビエド17:00着

■午前、中世の面影を残す、石畳の道、教会が残るサンティジャーナ・デル・マル旧市街の観光へ。

■午後、カンタブリア海沿いを走り、銀の道の起点となる港町ヒホンに立ち寄ります。

■その後、オビエドへ。

【2連泊】(オビエド泊)

4日目
オビエド

■午前、世界遺産アストゥリアス王国の建造物群より、●サンタ・マリア・デル・ナランコ教会●サン・ミゲル・デ・リリョ教会にご案内します。(注1)

■午後、世界遺産オビエド歴史地区の徒歩観光カテドラル考古学博物館アストゥリアス美術館にご案内します。

(オビエド泊)

5日目
オビエド09:00発 ルーゴ サンチャゴ・デ・コンポステーラ17:30着

■午前、世界遺産ローマ時代からの城壁が残る城郭都市ルーゴへ。着後、○城壁ウォーク●カテドラルにご案内します。

■その後、聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ。

【2連泊】(サンチャゴ・デ・コンポステーラ泊)

6日目
サンチャゴ・デ・コンポステーラ

■午前、サンチャゴ・デ・コンポステーラの徒歩観光。キリスト教三大聖地で巡礼路の終着点でもある●大聖堂を見学します。その後、ガリシア州の新鮮な食材が並ぶ市民の台所●アバストス市場もご案内します。

■午後、自由行動。

(サンチャゴ・デ・コンポステーラ泊)

7日目
サンチャゴ・デ・コンポステーラ09:00発 フィニステレ岬 ムロス ポンテベドラ17:00着

■午前、ガリシアの最西端フィニステレ岬へ。

■その後、ケルトの文化が残るムロスに立ち寄ります。ケルト人の住居跡、サークルストーンを見ることができます。

■夕刻、ポンテベドラへ。

【2連泊】(ポンテベドラ泊)

8日目
ポンテベドラ (コンバーロ、ラ・トーハ島、リバドゥミア)

■午前、伝統的なガリシア住居が残るコンバーロに立ち寄り、ラ・トーハ島へ。ホタテ貝に覆われた貝の礼拝堂にご案内します。

■午後、リバドゥミアにあるキンテイロ・ダ・クルス邸へ。

(ポンテベドラ泊)

9日目
ポンテベドラ11:30発 ヴィアナ・ド・カステロ17:00着

■午前、ポンテベドラの散策カテドラル、巡礼者のための聖母教会にご案内します。

■その後、国境を越えポルトガルのヴィアナ・ド・カステロへ。

(ヴィアナ・ド・カステロ泊)

10日目
ヴィアナ・ド・カステロ11:00発 ポルト16:10 発 イスタンブール23:55着

■午前、サンタ・ルジア山からの眺めを堪能し、アズレージョが美しいミゼリコルディア教会を見学します。(注2)

■その後、ポルト空港へ。

■午後、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

11日目
イスタンブール02:30発 羽田空港19:45着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港着後、解散。

※日程表の時刻は、羽田空港発着のターキッシュエアラインズの利用を想定したものです。他の便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

(注1)教会の都合で入場できない場合は外観のみのご案内となります。

(注2)利用航空会社によってポルト発の時間が変更になる場合は、9日目にヴィアナ・ド・カステロの観光にご案内します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
2月23日(月)発

旅行代金:¥708,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,288,000

ビジネスクラス利用

3月9日(月)発

旅行代金:¥718,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,388,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥95,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:6月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:
【ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、カタール航空】:東京~中東主要都市~ビルバオ、ポルト~中東主要都市~東京に適用
【上記以外の航空会社】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

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