能登復興支援企画

能登半島地震復興公演 無名塾「肝っ玉おっ母と子供たち」観劇の旅【3日間】

  • 集合場所:東京駅、大阪駅※金沢駅合流/金沢駅離団可能
  • 出発日: 6月9日(月) 、 6月16日(月)
  • 旅行代金:¥189,000~¥199,000

ツアーコード: JP1830

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ここにご注目。旅のポイント

Point 1
令和6年能登半島地震復興公演 無名塾 能登限定公演 仲代達矢出演「肝っ玉おっ母と子供たち」を観劇。
Point 2
「のと鉄道」語り部列車に乗車。
Point 3
営業を再開した和倉温泉の老舗旅館「日本の宿 のと楽」に宿泊。

ツアープランナーより

2024年1月1日に発生した「能登半島地震」は、未曽有の大災害となりました。石川県では現在、「能登が示す、ふるさとの未来」をスローガンに被災地の復旧・復興を全力で進めています。ワールド航空サービスでは、幾度か現地の視察を重ね、復興の後押しになればと、新たに能登のツアーを発表します。 2024年10、11月に七尾市にある能登演劇堂で公演予定だった、俳優仲代達矢氏が主宰する無名塾の舞台「肝っ玉おっ母と子供たち」が2025年5~6月に延期となり、「能登半島地震復興公演」となることが発表されました。この公演のチケットを確保。同じく被害のあった和倉温泉では、「和倉温泉 のと楽」が2024年11月から営業を再開。このツアーを通じて、能登の復興を応援し、能登の未来を支える力となりますよう、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

見どころのご紹介

自然と舞台が一体となった 能登演劇堂

能登演劇堂(石川県七尾市)は、1999年に誕生した演劇専用のホール。舞台奥の大扉が開くと、そこには雄大な能登の自然が広がり、舞台と一体となる世界的にも珍しい舞台機構が特徴です。しかし、2024年1月の能登半島地震で被災し、建物の一部損壊や駐車場の亀裂などの被害を受けてしまいました。同劇場の名誉館長である俳優・仲代達矢氏は、スタッフに「一緒に頑張りましょう」と激励のメッセージを送り、復興への決意を示しました。当初2024年10~11月に予定されていた仲代氏主演の無名塾公演「肝っ玉おっ母と子供たち」は、2025年5~6月に延期され、「能登半島地震復興公演」として上演される予定です。仲代氏は「平和への願いを伝えたい」と意気込みを語り、地元関係者も復旧に向けて尽力しています。

能登演劇堂 背後の自然もステージと一体となります ©石川県観光連盟

令和6年能登半島地震復興公演
無名塾 能登限定公演
「肝っ玉おっ母と子供たち」

作:ブレヒト
訳:丸本隆
演出:隆巴
出演:
仲代達矢 小宮久美子 西山知佐 菅原あき
赤羽秀之 中山研 山本雅子 平井真軌
本郷弦 進藤健太郎 川村進 円地晶子
十代修介 上水流大陸 島田仁 中山正太郎
朝日望

果てしなく続く戦火の中を幌車がゆく。肝っ玉おっ母ことアンナは、戦地から戦地へ、戦況を読み商魂たくましく稼いでは、三人の子供たちを育てている。彼女にとって戦争はかき入れ時、宝物の子供たちを守ることだけが生きがいだ。しかし、戦火はじわじわと親子たちに迫り、一家を次第に追い詰めてゆく。がむしゃらに生きるアンナがたどる道とは――。
懸命に生きようとする者の目から戦争を描いたブレヒトの異色の反戦劇。人は何のために生きるのか。大切な命を奪い合う争いは、なぜ世界から無くならないのか。戦争の愚かさを描き、同時に命への賛歌でもあるこの作品に、一歩ずつ、復興へ歩む能登の地への応援の想いを込めて。今再び、皆様へ無名塾がお届けします。

2017年「肝っ玉おっ母と子供たち」より

和倉温泉の未来へ 「のと楽」営業再開で地域に活力を

石川県七尾市和倉温泉の老舗旅館「日本の宿 のと楽」が、2024年11月1日から営業を本格再開しました(10月にプレオープン)。同旅館は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受け、約10ヶ月間の休業を余儀なくされていましたが、地域の建設業者や電気工事業者の協力を得て、復旧作業を進めてきました。特に被害が深刻だった本館は一部改修工事が続いているものの、客室や温泉大浴場、レストラン、宴会場は通常通り利用可能です。和倉温泉では多くの宿泊施設が営業再開の目処が立たない中、「のと楽」の再開は地域復興の象徴として期待されています。同旅館は「能登を訪れて良かった」と感じていただけるよう、心を込めたおもてなしを提供し、地域経済の再生と震災の記憶を未来に伝える役割を果たしていくことを目指しています。

のと楽(震災前に撮影)

のと鉄道「語り部列車」に乗車

のと鉄道の「語り部列車」は、2024年1月1日に発生した能登半島地震の記憶を風化させず、災害から得た教訓を伝える目的で、同年9月に運行を開始した特別列車です。震災を経験した社員が語り部として乗車し、自身の体験や復興の現状を車窓からの景色とともに語ります。車内では写真パネルを用いた説明が行われます。乗客は地震発生時の緊迫した状況や避難生活の実情を聞き、防災の重要性を実感することができます。沿線では復旧したトンネルや、能登の美しい自然も紹介され、震災から立ち上がる能登の姿を感じられる内容となっています。

のと鉄道

前田家が守り育てた妙成寺

妙成寺は、加賀藩前田家が五代にわたり整備した日蓮宗の寺院で、特に三代利常が本堂や五重塔を建立しました。境内には国重要文化財に指定された10棟があり、3堂が横一列に並ぶ独特の配置は、建立当時の姿を今に伝える全国でも貴重な例です。北陸唯一の五重塔は堅牢な構造で、能登半島地震にも耐えた歴史的建造物です。妙成寺は、これらの文化的価値を後世に伝えるため、石川県初の国宝指定を目指して活動を続けています。

北陸唯一の五重塔 ©石川県観光連盟
妙成寺 ©石川県観光連盟

加賀の伝統を受け継ぐ「花嫁のれん館」

加賀藩の伝統的な婚礼文化「花嫁のれん」は、嫁入りの際に母から贈られ、嫁ぎ先の仏間に掛けられる美しいのれんで、花嫁が覚悟を持ってくぐるものとされています。館内では、明治から平成までの花嫁のれんが展示されています。震災後も地域の伝統や美しい文化に触れられる貴重な場所として、いち早く再開されました。

花嫁のれん館

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京駅10:00~11:00発 金沢駅12:45~13:45着 大野町 金沢

■東京駅より、北陸新幹線にて金沢へ。

■金沢駅到着後、バスにて醤油の町・金沢○大野町へ。

■味噌・醤油など発酵文化が盛んな町へご案内。

(金沢泊)

2日目
金沢09:00発 七尾 穴水駅 和倉温泉駅 (能登演劇堂) 和倉温泉17:15着

■七尾の●花嫁のれん館を見学。

■穴水駅より和倉温泉まで、のと鉄道「語り部列車」に乗車。語り部より当時と今の能登を解説します。昼食は車内にて和弁当。

能登演劇堂にて、仲代達矢出演の無名塾「肝っ玉おっ母と子供たち」を観劇

■終了後、和倉温泉へ。

(和倉温泉泊)

3日目
和倉温泉09:30発 妙成寺 金沢駅15:15~16:15発 東京駅18:15~19:15着

■午前、●妙成寺へ。千里浜なぎさドライブウェイを走り、昼食。その後、金沢へ。

■金沢駅より、北陸新幹線にて東京駅へ。

各地からの発着時間のご案内

【大阪駅発着】
往路:大阪駅 10:09発(JR特急)敦賀駅11:30着 敦賀駅 12:17発(北陸新幹線)金沢駅13:01着
復路:金沢駅15:53発(北陸新幹線)敦賀駅16:35着 敦賀駅17:14発(JR特急)大阪駅18:39着

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出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月9日(月)発

旅行代金:¥199,000

※東京駅発着

6月16日(月)発

旅行代金:¥189,000

※大阪駅発着

■1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

■現地合流プラン:金沢駅合流(出発)/金沢駅離団(帰着) 旅行代金より6/9発は ¥27,000引き、6/16発は¥17,000引き

 

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