深く知れば知るほど、旅は楽しい

語り部と旅する 尾道・鞆の浦の旅【4日間】

  • 集合場所:福山駅
  • 出発日: 6月1日(日) 、 6月15日(日)
  • 旅行代金:¥218,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
3つの日本遺産のストーリーに沿って瀬戸内海、しまなみ海道をご案内。
Point 2
ふくやま歴史ナビゲーターとしても活躍する寺田正治先生が語り部として同行します。
Point 3
瀬戸内時間に浸る宿「汀邸 遠音近音」に宿泊。

ツアープランナーより

瀬戸内海に位置する日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」、「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島」、「瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町」は、いずれも瀬戸内海の地理的特性を活かして発展した歴史的・文化的な地域です。尾道は中世から港町として商業や文化の交流拠点となり、芸予諸島は村上海賊の本拠地として海上交通や防衛の要衝でした。鞆の浦は江戸時代の港湾施設が現存し、近世の港町として重要な役割を果たしました。これらの地域は、瀬戸内海の穏やかな海域を背景に形成された歴史的景観や文化が現在も保存されており、瀬戸内海が日本の歴史と文化において果たした重要な役割を象徴しています。尾道・鞆の浦に宿泊し、語り部の寺田正治先生とともに3つの日本遺産を巡ります。

国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説

 深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。コロナ禍で海外旅行が実施できなかった期間に、国内旅行が大きく増え、各地でお客様を感動させれくれる多くの「名ガイド・語り部」に出会いました。
 この「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
 日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)案内人、語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

千光寺からの尾道の眺望は抜群です(イメージ)

語り部のご紹介

案内人(語り部):寺田正治氏

プロフィール

広島県福山市出身、県立高校にて日本史教諭として経験後、2014年4月よりNHK文化センターにて、日本史講座講師を8年間担当。2022年4月からは、リビング福山カルチャークラブ日本史講座講師として活躍。「〇月に起きた出来事と関係する人物」をテーマに歴史上の出来事から関連する人物に焦点を当て、その人物の生き様や功績などを解説。わかりやすい資料と現地調査からの実体験に基づく解説などから多くの根強いファンを持つ。2022年に(公社)福山観光コンベンション協会公認の『ふくやま歴史ナビゲーター』に登録。

語り部 寺田正治氏

見どころのご紹介

尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市・尾道

尾道水道は、瀬戸内海に面した尾道と向島に挟まれた幅狭の水道で、「海の川」とも称される重要な交通路です。中世から港町として発展し、人・もの・財が集積する拠点となりました。尾道三山と尾道水道に囲まれた狭小な空間には、多くの寺社や住宅が密集し、入り組んだ路地や坂道が形成されました。この独特の景観は「箱庭的都市」として知られ、現在も中世から近代の趣を残しています。尾道のシンボルともいえる千光寺の他、重要文化財の塔婆を有し、尾道の歴史的景観を象徴する天寧寺、鎌倉後期に建立された国宝の本堂と多宝塔を持ち、中世の伽藍が残る貴重な浄土寺を訪ねます。

海を眼下に坂道を下る散策が楽しい (イメージ)
尾道の街を見下ろす千光寺ロープウェイ(イメージ)
天寧寺 海雲塔 ©尾道観光協会
浄土寺の阿弥陀堂と多宝塔 ©尾道観光協会

「日本最大の海賊」の本拠地・芸予諸島

芸予諸島は、戦国時代に瀬戸内海を拠点とした村上海賊の活動を中心とする日本遺産です。村上海賊は掟に基づき航海の安全を保障し、交易や流通の秩序を支える役割を果たしました。芸予諸島には彼らの拠点である海城や文化が色濃く残り、現在も多島美の景観とともにその歴史を体感できます。村上海賊の活動は、瀬戸内海の海上交通や文化の発展に大きく寄与しました。

戦国時代に瀬戸内海で活動した村上海賊の歴史や文化を紹介する「村上海賊ミュージアム」では、村上海賊の掟や海上交通の秩序維持に果たした役割を学べるほか、関連史跡や文書の研究成果も公開されています。大山祇神社は愛媛県大三島に位置し、村上海賊を含む武将たちが武運や海上交通の安全を祈願し、国宝や重要文化財を多数所蔵する大三島の大山祇神社、因島村上氏の末裔が伝えた武具や文書が展示される因島水軍城なども訪れます。

村上海賊ミュージアム ©愛媛県観光物産協会
因島水軍城
因島水軍城

しまなみ海道を巡ります

穏やかな海と豊かな緑、個性的な島々やアートスポットが点在し、人々を魅了する景勝ルート「しまなみ海道」。叙情的な日本画が残る生口島の平山郁夫美術館や耕三寺などにも立ち寄ります。

瀬戸田で生まれた平山郁夫画伯の美術館
耕三寺にも立ち寄ります

瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町・鞆の浦

鞆の浦は、瀬戸内海の多島美に囲まれた国内随一の近世港町で、江戸時代の港湾施設が現存する貴重な地域です。象徴的な石造りの常夜燈や雁木、波止などが港を包み、潮待ちの港として繁栄した歴史を伝えます。町並みには豪商の屋敷や町家が残り、保命酒の醸造で栄えた文化も息づいています。

鞆の浦の町並みは宿からもすぐ近くです ©広島県
1859年に建てられた鞆の浦の常夜灯は港のシンボルです(イメージ)

尾道では絶好の立地のホテルに連泊

尾道での宿泊は、2021年4月に開業した「さくらホテル尾道駅前」です。尾道水道まではわずか100メートル、海沿いの散策を朝夕いつでも気軽に楽しむことができます。JR尾道駅、フェリーターミナル、昭和レトロの本通り商店街、いずれも徒歩3分と至近ですので、大変便利です。ホテル8階の眺望ラウンジからは尾道水道を間近に見下ろす景色をご覧いただけます。

大きな窓が開放的なレストラン
シンプルで快適な客室(イメージ)

鞆の浦・遠音近音 瀬戸内時間に浸る宿

瀬戸内海の海と島を一望する宿「汀邸 遠音近音」は、シーボルトや十返舎一九、井伏鱒二が定宿としていた江戸創業の「宿屋籠藤」を前身とし、木造本瓦葺、べんがら塗りの正面玄関など往時の宿屋の趣たっぷりで、風情ある鞆の町並みに溶け込んでいます。さらに客室は、全室オーシャンビューの温泉露天風呂付きです。お食事も好評の宿で、料理長は東京・銀座の「ひろしまブランドショップTAU」に併設する創作和食店の総料理長も務める菅貴史(すがたかふみ)さん。瀬戸内海の旬の魚介や、広島県内産の野菜をふんだんに使い、目でも楽しめる器や盛り付けとともに、ここでしか味わえない繊細な料理をご堪能ください。

全室海に面した「汀亭 遠音近音」
玄関棟は往時の宿屋の趣たっぷり
汀邸 遠音近音の部屋(添乗員撮影)
仙酔島を望む開放的なデッキテラス「海の桟敷」
遠音近音創業以来の逸品・鯛釜飯(イメージ)
料理長・菅貴史さん

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
福山駅13:15発 尾道18:00着

■福山駅にご集合。

■福山駅よりバスにて尾道へ。

日本遺産のストーリー【尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市】をもとに、語り部の解説で尾道観光

■ロープウェーにて千光寺公園へ。○千光寺頂上展望台PEAK、千光寺を見学後、歩いて降りていきます。途中、●天寧寺に立ち寄ります。国宝の本堂のある●浄土寺を見学。

【2連泊】(尾道泊)

2日目
尾道09:00発 (しまなみ海道) 尾道17:00着

日本遺産ストーリー【“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島】

■午前、尾道より「しまなみ街道」へ。大三島にある○大山祇神社を見学。

■午後、●平山郁夫美術館、●耕三寺を見学。

■その後、尾道に戻ります。

(尾道泊)

3日目
尾道09:00発 (しまなみ海道) 鞆の浦16:00着

日本遺産ストーリー【“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島】

■午前、大島にある、●村上海賊ミュージアムを見学。その後、今治へ。

■昼食は、今治にて。

■昼食後、因島へ。●因島水軍城を見学。その後、鞆の浦へ。

                      (鞆の浦泊)

4日目
鞆の浦09:00発 福山駅14:00着

日本遺産ストーリー【瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町】

■午前、語り部とともに徒歩にて○鞆の浦を見学します。

ご自宅までお荷物を託送します。

※案内人、語り部、講師は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

■各地からの交通機関のご案内(ご参考)


【東京・名古屋・新大阪】
往路:東京駅09:30発(のぞみ21号) 名古屋駅11:10発 新大阪駅12:02発 福山駅13:04着
復路:福山駅14:41発(のぞみ32号) 新大阪駅15:43着 名古屋駅16:34着 東京駅18:15着


【博多】
往路:博多駅11:23発(さくら550号) 福山駅12:57着
復路:福山駅14:27発(さくら557号) 博多駅15:59着

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月1日(日)発

旅行代金:¥218,000

6月15日(日)発

旅行代金:¥218,000

■1名室利用追加代金:¥60,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

 

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