春の訪れを告げる花々と雪山の饗宴

富山・春の四重奏を訪ねる旅【3日間】

  • 集合場所:東京駅
  • 出発日: 4月2日(水) 、 4月9日(水)
  • 旅行代金:¥178,000

ツアーコード: JP1831

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ここにご注目。旅のポイント

Point 1
北アルプス・桜・菜の花・チューリップが織りなす富山県朝日町の「春の四重奏」を訪問。
Point 2
富山では薬都の面影や、ミレーの作品に会える「まちなか美術館」にご案内。
Point 3
糸魚川では「フォッサマグナミュージアム」も訪れます。

ツアープランナーより

富山県朝日町では、他の地域では見られない春の絶景が広がります。地元のチューリップ農家さんが、桜に合わせた早咲きのチューリップに、菜種油をとるための菜の花を植えたところ、立山連峰朝日岳の雪山を背景に、桜並木、チューリップ、菜の花が揃う景色が誕生しました。この風景は、「春の四重奏」と名付けられ、ここでしか見られない絶景となりました。この朝日町のほか、これまでの富山の旅ではご案内していなかった、薬の都としての富山を紹介する池田安兵衛商店や、薬種商の館・金岡邸、黒部の伏流水の湧く清水の里・生地、そして新潟の糸魚川ではフォッサマグナミュージアムなど、新たなプログラムを盛り込んでご案内します。

見どころのご案内

北アルプス・桜・菜の花・チューリップが織りなす「春の四重奏」

富山県朝日町の「春の四重奏」は、舟川で繰り広げられる春の絶景です。堤防沿いの両岸1200mにわたり約280本のソメイヨシノが並び、地元の方々が長年手塩にかけて守り続けています。桜並木に加え、チューリップや菜の花が咲き誇り、雪を頂く北アルプスを背景とした「春の四重奏」が訪れる人々を魅了します。
全盛期には30軒ほどあったチューリップ球根農家は、今は1軒だけに。その1軒のチューリップ球根農家さんが、「たくさんの方に出会いたいから」と、桜に合わせて極早生のチューリップの品種を選び、菜種油を採るための菜の花も植えたところ、残雪の朝日岳を背景に、桜並木、チューリップ、菜の花が奏でる「春の四重奏」が奇跡的に揃いました。
2024年には11万2500人が訪れ、外国からの観光客も2万4000人を超えました。雪山と花々が織りなす景色は、春の訪れを象徴する美しい舞台となっています。

北アルプスの雪山、堤防の桜並木、菜の花、チューリップ畑が織りなす「春の四重奏」(イメージ) 写真提供:とやま観光推進機構

ミレーの作品に会える、まちなか美術館ギャルリ・ミレー

ギャルリ・ミレーは、富山市中央通り商店街に位置する、こぢんまりとした〝まちなか美術館〟。2012年に開館し、中心市街地の活性化と芸術文化の振興を目的としています。館内では、フランス絵画の巨匠ミレーをはじめとするバルビゾン派や写実主義のクールベなどの世界的名画を鑑賞できます。常設展では収蔵作品53点をテーマごとに展示替えし、訪れるたび新しい感動を提供。静謐な雰囲気の中、格調高い芸術と心穏やかなひとときを楽しめる贅沢な空間です。

まちなかの商店街に佇む「ギャリル・ミレー」 写真提供:富山市観光協会
ミレー、クールベなどの作品が並ぶ「ギャルリ・ミレー」 写真提供:富山市観光協会

薬都・富山の面影を訪ねる

富山売薬は、江戸時代に富山藩主前田正甫が大名の腹痛を救った妙薬「反魂丹」に由来します。水害で財政が逼迫する中、全国行商と「先用後利」の独自商法を展開。薬を先に預け、使用分のみ代金を支払う仕組みで信頼を築きました。重さ20㎏の柳行李を背負い全国を巡った薬売りは、顧客データ「懸場帳」を活用し健康管理も提供。江戸から全国に広まった反魂丹は、富山の薬業発展の礎となり、300年続く伝統を今に伝えています。現在も「反魂丹」の製造販売を手掛ける池田安兵衛商店や、薬種商の館・金岡邸を訪ねます。

「反魂丹」の製造販売を手掛ける池田安兵衛商店 写真提供:富山市観光協会
昔ながらの面影を残す店内 写真提供:富山市観光協会
薬種商の館・金岡邸 写真提供:富山市観光協会
薬種商の館・金岡邸 写真提供:富山市観光協会

伏流水の湧く清水の里・生地

生地(いくじ)は、富山県黒部市の海辺にある町。黒部川扇状地の伏流水が各地で湧き出し、この湧水を「清水(しょうず)」と呼び、地元の人々は水と共に暮らしてきました。このきれいな水を守り、飲み水、炊事、洗濯などに利用してきました。生地地区には全部で20か所の湧水スポットがあり、現在でも利用されています。生地は漁師町としても知られ、生地漁港には富山湾の豊かな魚介類が水揚げされます。

生地の名水公園の清水 写真提供:黒部・宇奈月温泉観光局
生地の清水庵 写真提供:黒部・宇奈月温泉観光局

糸魚川が語る地球の秘密・フォッサマグナ

フォッサマグナは、ドイツ人地質学者ナウマン博士が命名した「大きな溝」という意味の地質構造で、日本列島の中央に位置します。糸魚川-静岡構造線は日本列島を地質学的に東日本と西日本に分ける断層で、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界、日本列島がアジア大陸から離れる時にできた大地の裂け目とも考えられています。
糸魚川にあるフォッサマグナミュージアムでは、常設展示室を6つのエリアに分け、糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」や「フォッサマグナ」などをポイントに、地質の時代経過に沿って地球が育んできた自然環境や資源の恵みを学ぶことのできる内容となっています。

フォッサマグナミュージアム 外観 写真提供:糸魚川市観光協会
フォッサマグナミュージアム 写真提供:糸魚川市観光協会

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京駅10:22発 富山駅12:29着 富山16:30着

■東京駅より、北陸新幹線にて富山駅へ。

■着後、富山市内の観光。ミレーやクールベの作品が集まるギャルリ・ミレー、富山を代表する胃腸薬「反魂丹」を製造している●池田屋安兵衛商店、300年の歴史をもつ富山売薬業に関する資料を展示する●薬種商の館・金岡邸にご案内。

■その後、ホテルにチェックイン。

(富山泊)

2日目
富山09:00発 朝日町(春の四重奏) 魚津17:00着

■午前、春に出現率の高い「蜃気楼ロード」を走り、●魚津埋没林博物館へ。その後、湧き水の町、○生地の町散策を楽しみます。

■午後、立山の雪とあさひ舟川の桜、菜の花、チューリップが同時に見られる「春の四重奏」を見学します。

■その後、●ほたるいかミュージアムに立ち寄りホテルに戻ります。

(魚津泊)

3日目
魚津09:00発 糸魚川駅15:38発 東京駅17:52着

■午前、日本海の風景が美しい、親不知の風景を楽しみながら、糸魚川へ。

■○ヒスイ海岸に立ち寄り、●フォッサマグナミュージアム、●玉翠園を見学。

■昼食は、糸魚川の老舗料亭「鶴来家」にて。

■昼食後、北陸新幹線にて東京駅へ。着後、解散。

※例年の花の一般的な見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候に左右されるため、必ずしも見頃をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

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出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月2日(水)発

旅行代金:¥178,000

4月9日(水)発

旅行代金:¥178,000

※1名室利用追加代金:¥15,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。1名利用の場合はシングルルームとなります。

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