春の特別公開「青き秘仏」蔵王権現も拝観

吉野の桜を上空から眺める 春の吉野と高野山の旅【4日間】

  • 集合場所:新大阪駅
  • 出発日: 3月30日(日)
  • 旅行代金:¥218,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
貸切りヘリコプターで桜咲く吉野山の上空フライトを楽しみます。
Point 2
和歌山に3連泊。重伝建に指定される湯浅、五條なども訪ねます。
Point 3
高野山もじっくりと時間をおとりして訪問します。

ツアープランナーより

1200年前、修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)がヤマザクラの木で金剛蔵王権現を刻み、お祈りをしたことに端を発し、信者たちが次々と献木をしたことから生まれた吉野の桜。シロヤマザクラが山肌に咲き誇る姿は「吉野千本桜」と言われ、平安時代から多くの人の心を惹きつけ、古今和歌集にも多くの和歌が残されています。 その桜の木の数は約3万本。吉野の山をゆっくりと桜色に変えてゆきます。通常観光では中千本公園の名勝「一目千本」のように展望台から桜を眺め、ご覧いただける数は「千本」程度になりますが、この度は、ヘリコプターを特別にチャーターすることで、吉野の約3万本の桜を上空からご覧いただく特別な企画が実現しました。この度は和歌山を拠点に3連泊。じっくりと訪れる機会の少ない和歌山周辺の見どころや、高野山を訪れる行程といたしました。

見どころのご紹介

津風呂湖から特別手配のヘリコプターで吉野上空を周遊

吉野山のヘリハイク、と言っても通常吉野にヘリコプターがあるわけではありません。この時期限定で大阪からヘリを回送し、吉野山にほど近いダム湖「津風呂湖」近くに仮設ヘリポートを設置。ここを起点にヘリハイクをお楽しみいただきます。ヘリコプターは皆様が窓際になるよう、3名ずつとしています。ヘリフライトに特別な用意は必要ありません。カメラを手にいざ搭乗。ヘリコプターは前面もガラス張りで開けているため、眺望は抜群です。誘導員の合図でローターが回ると、ぐんぐんと高度を上げ、眼下には津風呂湖が。その先には山深い吉野山系が幾重にも見え、幻想的な景観が広がります。暫く進むと山の谷あいにピンク色の帯のように吉野山が見えてくると、思わず歓声が。下千本、中千本、上千本、そして奥千本まで、吉野に植えられた約3万本の桜が一望できます。小回りの利くヘリコプターならではの動きで、どの窓からでも桜が見られるよう左右に旋回、その度に写真を撮る音だけが響きます。超低空、とまではいきませんが、ひときわ存在感を放つ金峯山寺蔵王権現堂や参道の町並みなども楽しめる適度な高度を保ち、吉野の絶景をしばし堪能したのち、津風呂湖へと戻っていきます。通常チャーター便は参加人数の関係で1フライト5分程度ですが、今回は7〜8分程度とゆとりある時間をお取りしましたので、じっくりと吉野のヘリフライトをご堪能ください。

約3万本のシロヤマザクラが咲く吉野山(イメージ) ※金峯山寺仁王門は現在修復工事中です。
上空から山全体に咲く桜をお楽しみください(イメージ)

時期限定で公開中の青き秘仏「金剛蔵王大権現」を拝観

ツアーで吉野を訪ねる時期は、ちょうど春の特別公開期間で、金峯山寺の「金剛蔵王大権現」が公開中。7メートルもの高さを誇り、鬼気迫る表情に圧倒されてしまいます。日本最大の秘仏の名にふさわしい迫力です。金峯山寺はまさしく吉野山のシンボル。吉野の神木である桜を愛で、金剛蔵王大権現を拝観しての霊験あらたかなる観桜は吉野ならではです。

金峯山寺蔵王堂(国宝)の秘仏本尊「金剛蔵王大権現」(重要文化財)(令和7年3月28日から5月6日までの特別開帳期間にご案内します。)

紀州徳川家ゆかりの名所を巡る

和歌山3連泊の初日は、紀伊国と伊勢国を治めた徳川御三家のひとつ「紀州徳川家」の居城、和歌山城へ。天正13年(1585年)に、紀州を平定した羽柴秀吉は、弟の秀長に命じて現在の虎伏山に城を築かせましたが、これが和歌山城の始まりとされています。その後、元和5年(1619年)に、徳川家康の10男・頼宣が55万5千石を拝領し紀州藩を成立させると、頼宣は和歌山城の二の丸を西に広げ、さらに、砂の丸・南の丸を新たに造成しました。その後、紀州徳川家は、尾張・水戸とともに「御三家」と呼ばれ、8代将軍・吉宗や14代将軍・家茂を輩出しました。紀三井寺では、歴代藩主が滞在した書院「徳川家歴代藩主御成御殿」にも特別参拝。狩野派の障壁画も圧巻です。

和歌山城の天守閣

高野山では「壇上伽藍」と「奥之院」あわせてじっくり見学

標高約1000メートル級の峰々に囲まれた山上盆地に広がる高野山は、1200年前に弘法大師空海が開創した真言密教の聖地です。高野山全域を「総本山金剛峯寺」とし、特に「奥之院」と「壇上伽藍」は2大聖地として信仰を集めています。域内には117の寺院があり、多くの僧が研鑽を積んでいます。今回は、空海が開創と同時に整備を進めた壇上伽藍、空海入定の地として戦国武将はじめ多くの人々の信仰を集める奥之院もあわせて、1日かけて高野山をじっくりとご案内する行程といたしました。

高野山壇上伽藍 根本大堂
大門は外界との結界に建つ高野山の総門
高野山真言宗総本山、金剛峯寺 ©公益社団法人和歌山県観光連盟

奈良南部の重伝建・五條や醤油発祥の町・紀州湯浅にも立ち寄ります

吉野から和歌山への途上にある趣ある重伝建、五條。かつて5つの街道が交わる交通の要衝として商業が栄えた町で、江戸から昭和にかけての建築が多く残ります。約900メートルの通り沿いには、江戸時代の町並みをはじめ、蔵や寺社、さらには昭和初期の近代建築と様々な建築が立ち並んでいます。
また、醤油発祥の町・紀州湯浅も訪ねます。醤油の起源は、遥か中世の時代、中国に渡り修行を積んだ禅僧が伝えた特別な味噌に始まりました。この味噌の桶に溜まった汁に紀州湯浅の人々が工夫を重ね、生まれたのが現在の醤油です。醤油の醸造業で栄えた町並みには、重厚な瓦葺の屋根と繊細な格子が印象的な町家や、白壁の土蔵が建ち並びます。通りや小路を歩けば、老舗醸造家から漂ってくる醤油の芳香が鼻をくすぐり、醤油造りの歴史と伝統が、形、香り、味わいとなって人々の暮らしの中に生き続けている様子が、おわかりいただけることでしょう。

五條の街並み(添乗員撮影)
紀州湯浅の町に佇む醤油蔵 ©和歌山県観光連盟
紀州湯浅にて醤油のお土産はいかがでしょうか ©和歌山県観光連盟

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
新大阪駅11:00集合 新大阪駅11:13発 湯浅駅12:15着 和歌山

■午前、新大阪駅集合。

■その後、特急くろしお号にて湯浅駅へ。

■着後、醤油発祥と、古い町並みが美しい湯浅の散策。○旧栖原家住宅●醤油資料館、古い銭湯を利用した資料館●甚風呂などを見学。

■その後、和歌山へ。

【3連泊】(和歌山泊)

2日目
和歌山 吉野 (吉野の桜ヘリフライト)

■午前、バスにて吉野へ。

■吉野着後、吉野、●金峯山寺の観光と昼食。時期限定で公開される青き秘仏「金剛蔵王大権現」もご覧いただきます。

■午後、津風呂湖から特別チャーターしたヘリコプターにて上空から吉野の桜を鑑賞します(7分~8分程度)。

■その後、○五條に立ち寄り、バスにてホテルに戻ります。

(和歌山泊)

3日目
和歌山 高野山

■午前、和歌山よりバスにて高野山へ。

■到着後、高野山では宗教美術の殿堂●霊宝館、高野山開創の地○壇上伽藍を見学します。

■昼食後、高野山真言宗の総本山○金剛峯寺、聖地○奥之院にご案内します。

(和歌山泊)

4日目
和歌山 紀三井寺 和歌山駅15:50発 新大阪駅16:51着

■午前、桜の名所としても知られる●和歌山城の見学。

■見学後、紀三井寺にて特別公開される「徳川家歴代藩主御成御殿」を見学。

■和歌山駅より特急にて新大阪駅へ。

■新大阪駅着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注)天候によりヘリフライトが実施できない場合には、ヘリフライト代金¥20,000をご返金します。

※例年の桜の一般的な見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候に左右されるため、必ずしも見頃をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月30日(日)発

旅行代金:¥218,000

1名室利用追加代金:¥35,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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