全室スイートの熊野倶楽部に連泊

伊勢神宮と熊野古道、ふたつの世界遺産をつなぐ地に建つリゾートは全40室、すべてスイート仕様。さらにうれしいことにお飲み物のオールインクルーシブを採用しており、ご夕食の際も食後のバーでも追加料金（一部有料有）がかかりません。また多くの旅人たちを癒してきた新湯ノ口温泉から湯を引いた湯処や、三重・熊野の地酒が楽しめる里山バー、紀南の特産品を揃えるセンスの良いショップなど充実の施設が敷地内に点在します。

「一目30万本」天空の梅林　紀州石神田辺梅林

熊野詣の舞台となった熊野三山を訪ねる

「熊野三山」とは熊野参詣道中辺路で結ばれた熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社の総称。この三社と、さらにイザナミノミコトを祀る花の窟神社、日本三大瀑布に数えられる那智の滝も巡ります。

落差日本一133mの名瀑「那智の滝」

熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、落差133m、滝壺の深さが10mある、落差日本一の名瀑として知られています。三筋に分かれて落ちるため三筋の滝とも、また那智の滝を代表することから那智の大滝とも呼ばれています。

圧巻の襖絵 ！ 串本・無量寺の応挙芦雪館

串本の町の狭い通りの一角にあるお寺、無量寺。その境内に併設されている小さな美術館が串本応挙芦雪館です。円山応挙、長沢芦雪の作品を中心に、室町、桃山、江戸時代の絵画96点を展示しています。無量寺の愚海和尚と親交の厚かった絵師・円山応挙は、青年期に愚海和尚に絵を描く約束をしていましたが多忙のため果たせず弟子の長沢芦雪を使いにたて、障壁画を無量寺まで届けました。その際、愚海和尚のすすめで芦雪は串本に長く滞在し絵筆をふるい、多数のふすま絵を描きました。現在、これらの絵が境内にある串本応挙芦雪館内に展示されています。