弥生を旅する

九州北部の古代史跡と吉野ヶ里遺跡の旅【4日間】

  • 集合場所:羽田空港、小牧空港、新大阪駅※福岡空港合流/福岡空港離団可能
  • 出発日: 2月20日(火) 、 2月27日(火) 、 3月12日(火) 、 3月26日(火)
  • 旅行代金:¥198,000~¥218,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
九州北部の奴国や伊都国、末盧国の遺跡や博物館を巡り、吉野ヶ里遺跡も半日かけて巡ります。
Point 2
古代日本だけではなく、秀吉の朝鮮出兵の拠点である名護屋城跡にも足を延ばします。
Point 3
旅の締めくくりは金印のある福岡市博物館を訪れ、改めて歴史を振り返ります。

ツアープランナーより

九州北部には、日本で最も古いとされる水田遺跡をはじめ、縄文時代から弥生時代への移り変わりがわかるものが多く残されており、この地域で主にみられる甕棺墓(かめかんぼ)や大陸の影響を受けたと考えられる支石墓など、歴史的にも非常に興味深いところです。約1万年もの間続いたとされる縄文時代が稲作の到来によって「クニ」が作られるようになり、米の取れ高によってクニへ繁栄をもたらす代わりに身分制度や争いが起きる弥生時代に入っていきます。 古代中国の記録によると当時日本は「倭国」と言われ、70年にも及ぶ大乱で混乱を極めましたが、男性の支配者ではなく女性支配者を置くことにより長い平和が訪れたとされています。占いによって人心を掴んだ支配者は、卑弥呼と呼ばれた女性で古代中国から倭国の王として認められていたようです。しかし日本側の史料では登場しないため、本当に存在したのかは不明のまま。魏志倭人伝に描かれた邪馬台国とは九州北部にあったのか、邪馬台国へ至る道中の末盧国や伊都国、奴国などと推定される遺跡や遺物を辿りながら、実際に訪れることで古代日本に思いを馳せ、当時の歴史に触れてみましょう。

見どころのご紹介

邪馬台国・九州説を示す重要な地 吉野ケ里遺跡

紀元前10世紀から紀元後3世紀までの縄文~弥生時代、日本では稲作文化が始まり、定住生活が根付きました。(年代は諸説あり)その時代の都市遺跡が吉野ケ里です。弥生時代における「クニ」の中心的な集落であり、邪馬台国をはじめとする日本の古代史を解き明かす上で貴重な情報が集まっています。静岡県の登呂遺跡や壱岐の原の辻遺跡と共に『史跡の国宝』といわれる国の特別史跡に指定されています。

弥生時代の成り立ちがわかる吉野ヶ里遺跡
南内郭 王のすまい

朝倉市にある平塚川添遺跡にも足を延ばします

朝倉市にある平塚川添遺跡も訪れます。鏡や鉄製の矢じりの出土品の数も多く、当時は吉野ヶ里と同様に栄えていたと考えられています。一説によるとここが邪馬台国であったという邪馬台国朝倉説もあります。大和朝廷の最初の崇神天皇が都をおいたところも奈良県の朝倉あたり(桜井市)とされ、地名に不思議な共通点が見られるのも興味深いところです。ここから大和へ遷都していったという説が正しいのか。歴史の謎は深まります。

福岡県朝倉市にある平塚川添遺跡

秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城址も訪れます

古代の遺跡ばかりではなく、唐津に宿泊するので、足を延ばして名護屋城址も訪れます。朝鮮半島と日本列島の長い歴史の中では負の遺産ともいえるかもしれませんが、文禄・慶長の役(壬辰・丁酉倭乱)の拠点として、日本の歴史上において最大規模の城郭関係遺跡群でもあります。大陸と日本とをつなぐ道としての側面から見ても、朝鮮半島を通って渡来したと考えられている弥生の人々も同じルートで訪れたかと考えると興味深いところです。せっかくなので呼子のイカ(ケンサキイカではなくヤリイカのシーズンとなります)を昼食でご用意しました。

玄界灘を臨む名護屋城址
呼子のイカ(イメージ)

福岡市博物館を訪れ、改めて歴史を振り返ります

平原遺跡から出土した国宝の内行花文鏡やガラス勾玉など見応えのある伊都国歴史博物館をはじめ、九州北部に点在する弥生時代の出土品も訪ねます。締めくくりは、国宝の金印が展示されている福岡市博物館。奴国(なこく)のおこりや農耕文化の始まりに関する展示も見どころです。弥生時代の九州北部に関してのおさらいを中心とした見学にご案内いたします。

平原遺跡出土の国宝「内行花文鏡」(伊都国歴史博物館蔵)
日本最古の水田跡から発掘された縄文後期の炭化した米(末盧館所蔵)

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港11:00発 福岡空港12:50着 糸島18:00着

■午前、羽田空港より、航空機にて福岡空港へ。

■着後、菜畑遺跡と並ぶ日本最古の水田跡が発見された板付遺跡や甕棺墓が多く発掘された金隈遺跡を訪れます。

■その後、奴国の遺跡である須玖岡本遺跡を訪れます。

■夕刻、糸島に到着。

(糸島泊)

2日目
糸島08:45発 唐津17:30着

■午前、新町支石墓群を訪れます。

■その後、糸島の歴史がわかる志摩歴史資料館へ。

■午後、伊都国歴史博物館平原遺跡を訪れます。その後、唐津へ向かい日本最古の稲作遺跡である菜畑遺跡末盧館を訪れます。

■夕刻、ホテルに到着。

(唐津泊)

3日目
唐津08:30発 呼子 佐賀18:00着

■午前、名護屋城跡佐賀県立名護屋城博物館を訪れます。

■昼食は呼子のイカをご用意しました。

■午後、末盧国の主首の墓といわれる久里双水古墳に立ち寄ります。

■その後、佐賀へ向かい、弥生時代中期から古墳時代にかけての遺跡である、平塚川添遺跡を訪れます。

■夕刻、ホテルに到着。

(佐賀泊)

4日目
佐賀08:30発 福岡 福岡空港16:00発 羽田空港17:50着

■午前、バスにて弥生時代の大規模な遺跡である、吉野ヶ里遺跡を訪れます。

■午後、福岡へ移動し、金印を所蔵する福岡市博物館を見学。

■その後、航空機にて福岡空港へ。

■夕刻、羽田空港に到着。

ご自宅までお荷物を託送します。

※上記は、羽田空港発着(日本航空利用)の行程表です。羽田空港、小牧空港ともに記載の航空会社以外を利用の場合、時間が異なります。

■各地からの発着時間のご案内


【小牧空港発】フジドリームエアライン利用

往路:小牧空港11:50発 福岡空港13:25着

復路:福岡空港16:05発 小牧空港17:15着


【新大阪駅発着】JR新幹線利用

往路:新大阪駅10:30発 博多駅12:45着

復路:博多駅15:23発 新大阪駅17:59着


 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
2月20日(火)発

旅行代金:¥198,000

小牧空港発着

2月27日(火)発

旅行代金:¥218,000

羽田空港発着

3月12日(火)発

旅行代金:¥198,000

小牧空港発着

3月26日(火)発

旅行代金:¥198,000

新大阪駅発着

現地合流プラン

福岡空港合流(出発)/福岡空港離団(帰着)

小牧発着・新大阪駅発着の出発日は旅行代金から¥28,000引き

羽田発着の出発日は旅行代金から¥48,000引き

※1名室利用追加代金:¥12,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。※お1人部屋利用の場合はシングルルームとなります。

 

 

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