聖地を歩く

世界遺産 熊野古道を歩く旅【4日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 10月23日(月)
  • 旅行代金:¥208,000

ツアーコード: JP365T

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ここにご注目。旅のポイント

Point 1
聖地熊野を、厳選したコースで歩きます。
Point 2
神倉神社御神体「ゴトビキ岩」へもご案内します。
Point 3
熊野本宮大社御垣内参拝や曼荼羅絵解きなど、特別プログラムも楽しみます。

ツアープランナーより

熊野古道の参詣道を厳選したコースで歩きます
2004年にユネスコ世界遺産に登録された熊野古道。正式名称は「紀伊山地の霊場と参詣道」と言い、平安時代に熊野三山の信仰が盛んになり、熊野古道の道筋が整備されたと考えられています。これまで、歩く場所を絞って熊野古道をご案内してまいりましたが、現地視察を行い、熊野古道をしっかりと歩く旅を企画いたしました。ただハイキングのコースとして選ぶのではなく、語り部の同行や、曼荼羅絵解きを組み込み、実際に歩いて体験するだけではなく、知識として熊野古道を理解する機会も設けました。いにしえの熊野詣をご体験ください。

見どころのご紹介

歩くルート① 発心門王子~本宮大社

発心門王子から熊野本宮大社に至る中辺路のハイライトコース。このコースは、約7kmの比較的歩きやすい人気のコースです。休憩所なども整備され、石畳の残る古道や棚田の茶畑が美しい集落の中の道など、雰囲気も良いコースです。
【視察者より】
舗装路あり、石畳あり、砂利道あり、土の道ありといろいろな道を歩きます。ゆるやかな下り坂が多く、休憩所やトイレも数か所あり、安心して歩けるコースです。熊野古道としても、熊野本宮大社に至る最後の路で、途中の展望台からは大斎原の大鳥居を見られたり、昔の旅人が初めて熊野本宮大社の旧社地をのぞみ、ありがたさにひれ伏して拝んだといわれる伏拝王子など、見どころも多いです。そしてなにより、歩いて熊野本宮にたどり着くので、歩いてお参りしたという達成感を味わえます。まっすぐ歩けば2時間ほどですが、語り部ガイドの説明を聞きながら、途中でお弁当をとる時間を含め4~5時間かけて歩く予定です。
距離:約7.5km
歩行時間:4~5時間

途中の見晴台から見える熊野本宮大社・大斎原
写真提供:熊野本宮観光協会
スタート地点の発心門王子
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟
途中には「蘇生の森 熊野古道」の石碑が
視察時撮影:大石橋

歩くルート② 神倉神社御神体「ゴトビキ岩」

神倉神社は、熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ神社で、熊野速玉大社の飛地の境内にあります。「ゴトビキ岩」を御神体とし、高倉下命(たかくらじのみこと)・天照大神(あまてらあすおおみかみ)を祭神としています。熊野の神が降臨した地とされ、絶壁の上の御神体「ゴトビキ岩」に、古代の人々は神がやどると信じていました。その「ゴトビキ岩」は、熊野古道の一部である538段の急峻な石段を登ったところにあります。
【視察者より】
一気に登ってしまえば片道15分ほど。登り始めは、石段と呼ぶには憚られるほど雑然と積み上げられた石段で、手すりはなく、段差も高く、杖が必須です。登り口では竹の杖の貸し出しがあります。ゴトビキ岩まで登ると、新宮の町と海を見下ろす爽快な景色が広がります。
階段:538段
歩行時間:約30~45分

神倉神社の御神体「ゴトビキ岩」
視察時撮影:大石橋
「ゴトビキ岩」までつづく階段
視察時撮影:大石橋
「ゴトビキ岩」までつづく階段
視察時撮影:大石橋

歩くルート③ 大門坂~熊野那智大社・那智の滝

石畳が美しい「大門坂」を上り、熊野那智大社、那智の滝へのコース。大門坂入口から熊野那智他大社へは石段の上りとなりますが、約1.3km・約40分と距離も比較的短く、杉の木立に囲まれ苔むした石段は、これぞ熊野古道といえるほど雰囲気も満点です。
【視察者より】
ルート前半の大門坂は、熊野古道と聞くとまず思い浮かべるような石畳の階段が続きます。大門坂を上り切ったあとは、那智大社の参道の整備された階段が続きます。那智大社から那智の滝までは石段を下りていきます。距離はそれほど長くありませんが、アップダウンが続くコースです。
距離:約2.5km
歩行時間:約2時間半~約3時間

熊野古道大門坂 大きな杉林の間を抜ける石畳の階段は、これぞ「熊野古道」といいたくなる雰囲気です
視察時撮影:大石橋
那智の滝と三重塔
視察時撮影:大石橋
那智の滝
視察時撮影:大石橋

準備と服装

・帽子 汗止めにもなる帽子は必需品
・服装 ハチや蚊などの虫刺され防止のため、肌の露出を避ける長袖。歩きやすい素材のロングパンツ
・靴 履きなれたシューズでも歩けますが、ミドルカットの防水トレッキングシューズが向いています。石段を下りることも多く、疲れてくると足をついた時に足首をひねりやすいので、ミドルカットで足首を守れるものがよいです。
・雨具 荷物ごとかぶれるポンチョやカッパ
・ストック(トレッキングポール)  必需品というわけではありませんが、石段の上りなどあると便利です。階段が続く神倉神社では入り口で竹の杖が借りられます。
・虫よけ スプレーでも塗るタイプでもあると安心です。

正遷座百三十年特別企画
熊野本宮大社御垣内参拝

熊野本宮大社は、第十代崇神天皇65年(紀元前33年)に、旧社地大斎原に社殿が創建されたとされています。その後、明治22年の水害により一部が流出しました。そして明治24年に現在の地に移築遷座しました。この正遷座百三十年を記念して、普段は入ることのできない御垣内にご案内。直会として地元で作られた梅干しが振る舞われ、参拝後には神職による社頭説明が行われます。

熊野本宮大社 写真提供:熊野本宮観光協会

語り部が熊野信仰の世界へいざなう

戦国時代から江戸時代にかけて、熊野三山の修繕費用の寄進集めや、熊野への参拝者誘致を目的に、曼荼羅を携えて全国を渡り歩き絵解きをした尼僧「比丘尼(びくに)」。天上界、地獄、餓鬼、畜生、六道などが描かれた絵図を使って、人間が生まれて死んでいくまで、また死後の世界と救済を語り聞かせたといいます。現在、熊野周辺の登録ガイドが当時の熊野曼荼羅絵解きを再現。この度は、ツアーのためにホテルに出張していただき、当時の曼荼羅絵解きを聞く機会を設けました。

熊野曼荼羅絵解き 写真提供:熊野本宮観光協会

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港11:40発 南紀白浜空港12:50着 田辺17:00頃着

■羽田空港より南紀白浜空港へ。

■白浜駅に立ち寄り、熊野へ。

■●熊野古道館、○滝尻王子の見学。

■白浜に戻り、●三段壁、○千畳敷を観光します。

ホテルハーヴェスト南紀田辺にチェックイン。

(田辺泊)

2日目
田辺08:00発 熊野本宮大社 川湯温泉17:00着

歩く①発心門王子~熊野本宮を歩きます。(距離:約7.5km、歩行時間:4~5時間)。昼食はお弁当となります。

■●熊野本宮大社御垣内参拝、○大斎原(おおゆのはら)の見学。

■ホテルにて、曼荼羅絵解き体験。

(川湯温泉泊)

3日目
川湯温泉09:00頃発 新宮17:00着

■午前、●熊野速玉大社へ。

歩く②神倉神社538段の階段を上り、聖なる巨岩・ゴトビキ岩を見学。(歩行時間:約30~45分)

(新宮泊)

4日目
新宮09:00頃発 南紀白浜空港18:30発 羽田空港19:40着

歩く③○大門坂から○熊野那智大社、○青岸渡寺、○那智の滝までのウォーキング。(距離:約2.5km、歩行時間:約2.5~3時間)

■白浜駅に立ち寄り、南紀白浜空港へ

ご自宅までお荷物を託送します。

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出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月23日(月)発

旅行代金:¥208,000

※1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合はダブルまたはシングルルームとなります。

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